夕餉が終わると皿を洗い
     油や醤油で汚れた台所を
     布巾でぬぐう
     鍋も皿ももとの位置に戻し
     静けさと落ち着きを取り戻す
     風呂を ....
一人が後ろから
膝の上に抱えるように
私を乗せ
両手で足を開かせます
すると両サイドから
電マを持った手が
4本忍び寄ってきて
2本は左右乳首
1本はクリちゃん
1本は膣を刺激し始め ....
道は山の中 
ふざけたようにあそぶように
きれぎれにもぐるトンネルを 
もぐろうとする粉雪
いつだったか春一番が吹いたのが 嘘みたい

お外は梅が咲いてたよね おまけに
小鳥も鳴いていた ....
白旗を立てたのは
はじめてじゃあなかった
すべてを 無かったことにしたことは
はじめて じゃあ無い

終らせるつもりで立てたフラッグ
あの日 あの場所で憎い辛い人の傍に立てた
悔恨の ....
これより、
三月三日【雛祭】を 開催いたします。
もしも コメントが ご迷惑な方は、もうしわけありませんが
三日の日を避けて ご投稿なさっていただけるように おねがいします。
断層崖の途中に隠された極小の神殿から、毎夜偽りの葬列がでるという。
冬晴れの真空に覆い尽くされたまごころの残骸を、舌舐めずりしていた卓越風の予報が、無人の汽車のベルを鳴らす。
「鳳輦は何処へ行った ....
           160302

地下街の
地下貝違う!(怒)
B2出口前だ
間違えるな!(怒)
鬼軍曹の先輩の
赤い顔がどす黒く
酒焼けしているよ
怖いね
こっそりA4出口か ....
風が突っ走って往く
いつか追い越して往った風たちが また
地吹雪は踊る 白いベールを靡かせて
渦巻いては解かれ素早くさらわれる
終わりなく交わされる遠吠え 
異言の霊歌 あるいはレクイエム
 ....
君が今
何も見えない暗闇の中にいると言うのなら

僕は月になる

その暗闇の片隅から
君を見守る月になる

寂しくなったら
見上げてみて

絶対に
気付いてみせるから

 ....
母になれないこのままで
あなたに名前を名付けたい
あなたは黒い目玉を輝かせ
きょとんと笑ってくれるでしょうか

母のになれないこのままで
あなたを産んだといってみたい
海のな ....
引越し祝いにもらった胡蝶蘭が枯れた。
それなりに愛情を持って
育ててきたつもりだったのだが
ついに
根腐れさせてしまった。

水をあげすぎるなだとか
暖かいところに置けだとか
星の王子 ....
蛇口が
みずうみにつながっているように
蜜柑は
五月の空へつながっている
かぐわしい白い花
まぶしい光に
雨だれに
ゆっくりと過ぎてゆく雲に

蜜柑をむくと
その皮は
しっとりと ....
流転するもの
移ろうもの
不確かなもの
変わるもの

意味を為すもの
本質を持つもの
仮だとしても
そこにあるもの

空綺麗
存在を嘆くな

空綺麗
己を知れ

そらき ....
嘘を吐く
息をするように
嘘を隠す為に嘘を吐く
ぺたぺたぺたぺた重ねて吐く

吐血大サービス
好評につき嘘品切れ
そしたら指を突っ込め
お前の底から嘘を吐け

汗と脂と鼻水と
涙 ....
  

      不意に、居場所が消えて


          通り過ぎた記憶が深まる


       燿りなく途絶えた門を


     独りくぐり抜けようとする度

 ....
{取消= 果てしない旅路(みち)を選んだ気もする
 終わらない悲しみを負った気もする

夢はいつもどこか遠くにあるような気がして
 時には辟易することもある

路はいくつにも別れている気が ....
剥き身のコンセント・コードから
銅線が見えている
君のプラン・Aが
ショートしてる
あの
廊下あたり
焼けた
ゴムの匂いがする

声や恋が
焼けた場所
まだ残ってる
灰のような ....
明らかに
マネしやすくて
リスクもコストも少なくて
実践的な手法を見つけた時に



試しもせずに
「自分には合わない」と跳ね除ける人。



試してみてから
「自分に合 ....
ふみこんではいけない
ひとのきもちは
このよにたくさんそんざいする

だれひとり
ふれてはいけない
じぶんだけのよるは
このよにたくさんそんざいする

しかしあるひ
じぶんのよるを ....
病人が自己慰安で
書いたもんが
良かったためしがない
大体、書かれたもんに
病的なところなんか
これっぽっちもない
クソ女々しいか
猫撫で声のどちらかだ

病人にもランクがあって
 ....
3月に入る前のふぶき
一晩が明けてブルーの大空に変った
卒業生が丸めた証書を持って談笑しながら通り過ぎる
きょうのひを刻みこむことを照れかくすようにして


たしかめ合うには
言葉も ....
    
    伊勢湾の一辺をになっている
(比較的 温和な風と光にめぐまれた)
            知多半島は
           丘の稜線から 
いま 伊勢湾の貨物船を望遠してい ....
人として生まれた生き物は
生涯人を捨てることはでき無い
  どのように生きようとも 
  どのように考えようとも
キムチトーストにはまっている
いまさら短時間高収入の仕事に就くすべもなく

ちぎられた時間のなかでファーストフードならぬ
簡単な食事と全自動洗濯機
電子レンジとオーブントースター
せまい部 ....
道路はよこたわっているのではない
限りなく渦を巻いては
自動車たちを加速させている
建築は直立しているのではない
限りなく燃え上がっては
過ぎる風を減速させている
世界の心臓は血液 ....
誰も知らない山路で
酸っぱく甘い梅の香り
ふわりふわりと匂っている

静まり返った藪の中
にわかに騒ぐ猿一匹
がさがさがさと音を立てる

山間に炊飯の煙を眺め
雲雀の声を耳にして
 ....
オバマの愛称が
オバチャンだとしたら
オバチャン大統領じゃ
何も変わらねえじゃねえか!

しかしリベラルとか何とか言う奴は
どいつもこいつも
学校の教師みたいな風体で
どうしようもねえ ....
鳥は傘をささない
あめにうたれてなにかを待っている
たったひとりで待っている

どうして高いところにいるのか
まちびとは空からやってくるのか

そろそろ私の首は疲れた

鳥はひとりで ....
いつからだろう、
胸になにかができたのは。
胸のなかの何かは、
柘榴のように真っ赤に青い。
柘榴のなかにはちいさな
部屋があって、
その部屋のなかには、
ちいさくなった私がいる。
 ....
しとしとまあまあ
ぱらぱらさあさあ
ざあざああらあら
朝から雨で皆傘で泳いでいる
おばさんひとり
両手でちょうど
すっぽりふわりポリ袋
風になびかせて被ってね
ひょいひらふかぶか
き ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
漂白のとき石田とわ11+*16/3/3 2:40
あおい月経「5P」花形新次1+16/3/3 0:55
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。[group]るるりら4+16/3/3 0:30
「失ったのはなに?」[group]416/3/3 0:22
★三月三日雛のお祭開催します★016/3/3 0:13
偽りの葬列西天 龍016/3/2 23:31
GATE-B2あおば3*16/3/2 22:12
冬風人ただのみきや14*16/3/2 21:54
いつまでも幸絵116/3/2 20:48
母になれないこのままで為平 澪716/3/2 19:13
枯れた胡蝶蘭6*16/3/2 16:14
蜜柑をむく女そらの珊瑚20*16/3/2 12:38
そらきれいたいら016/3/2 9:52
嘘吐き116/3/2 9:47
フロネシス Phronesisハァモニィベ...4*16/3/2 3:30
僕は翼がはえた猫216/3/2 2:22
遠雷うみこ5*16/3/1 23:41
マネ足リズムkomase...1*16/3/1 22:17
罪と罰瑞海2*16/3/1 21:15
頭の病気花形新次216/3/1 18:16
奪われぬ春唐草フウ6*16/3/1 16:54
色鉛筆 九信天翁316/3/1 11:30
ヒト・ひと・人イナエ6*16/3/1 9:35
途上にて梅昆布茶1216/3/1 9:32
過程葉leaf516/3/1 5:37
梅と猿藤山 誠4*16/3/1 2:57
オバチャンにしか見えない花形新次016/2/29 22:16
あめのなかのとり朧月216/2/29 21:59
白い増殖あおい満月4*16/2/29 21:51
傘とポリ袋灰泥軽茶216/2/29 21:48

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