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温度 音量 チャンネル

気持ちの持ち方 切り替えたい

明るい笑顔で おはよう

誰か そこのリモコン使って

切り替えてくれないか

躁鬱のような

 ....
共に感じていることは
なかった

この10年
私は私の内側を
作ろうとした

それは
他者が
私をわかろうとすることを
拒否するためだ

外はあいにくの雨模様
遠くの空が見えなくて
きのうお祈りしたのに、神様
小雨だから許してあげる


{引用=ふと口にしたことばが引っかかって、本当か確かめて笑ってみたけど
突然、 ....
君が往ってしまったのは解らなくもない
ぼくと君は銀河を観たね
約束の小指が振えたよ
あまりにも美しい景色の中で
ぼくはまだ生きている
もっと美しい音色を聴かせたかった
でもね
約束だ ....
なんもかんも
忘れたくって
働いて働いて働いて

左人差し指が痛い
右腰が痛い
首が痛い

爪が剥がれかけ
擦り傷が増え
冷や汗が出る

女の胸がつぶれる
  葉を食べつづけた
  休む間もなく食べつづけた

  蝶になった
  授粉を助けるよ

  花は開く
  今日も明日も

  ヒトだった頃の言葉が
  花に止まる

  あ ....
皮を剥くことばかり求めて、
実の味を忘れた
林檎みたいな私の肌に、
あなたは歯をがりり立てました。
私はその痛みに歓喜し
ちいさな翼を羽ばたかせ
あなたの心のなかの
小さな ....
口約束で
作り上げられた 甘さは
おたがいに溺れるような
沈んでいくような
そんなすばらしい沼

底なしの許容だけがあり
腐り落ちた水菓子は叱られることもなく
じわり果汁を滴らせている ....
日曜日なんだから
なんでもできるのに
寝てしまったな 午前中
玄関のまるいスコープを通って出かけたい
ひゅるるとうねった体のまま
ちょっと明日の夢まで

最後に約束を守ったのはいつだろう ....
あなたは
逝ってしまった、
三十年前の来月今日
永遠に
永遠に追いつけない
のは
だから解っている

けれど、

この願望は濃くなる
ばかり
この思いは想いは
オモイ

 ....
最近は月を観ていないからかも知れないけれど
ぼくは退屈で何をしていいか解らない
マリィの部屋に行き
琥珀を舐めても
紫煙に沈んでも
何が変わるとは思えない

あなぐらに潜んで夢でもみ ....
世の中が溶ける
たった数分の出来事で
ただ誰もいらなくなる
ニーチェ、ヴァレリー、デリダの視線、法線、
オフセット印刷で仕上げた、歳食った男、
ちょん切った、ちんこ、流した、性器、
俺は傷害罪になっても構わない、
六法によれば自分は刑務所に入る、
執 ....
六月の雨が
育ち盛りのスイカをいたずらに誘う
でも、今年の梅雨は少々しつこくて
早くも冷夏の予感がした
ナスビもトウモロコシも痩せたまま太らない

繁茂するのはスイカのツルと葉っぱばかり
 ....
太陽の嘘を
夜が暗殺する
一瞬の未来がもう過去になる時のなかで
眠らない傷痕だけ
硬いソファで微睡んでいる
自然であること自然に衰えてゆくこと

ぶつかりながら消耗しながらもえつきる流星

いつ どこで

誰が 何を 何故?

自分のだけの視野で批評も感想もなくて
生きることも可能だが
 ....
絵のない絵葉書が届く
ことばのない詩が書かれていた
ピアノソナタが雨に溶けて
コスモスはうつむき顔を覆う
山の精気が少しだけ薄められ
ものごとを前にしてふと
過去からの声に手を止めている
 ....
何処までも広い畑
大きなキャベツが育つ

生で食べても
料理して食べても
どちらも最高に美味しい

ネットで調べれば
色んな料理が載っていて
美味しそうで作ってみたくなる

飽き ....
草ぼうぼうが美しい

荒れ放題の草むらは公園だった

ベンチに座ると膝まで草に隠れる

ゴミが見当たらない

草に隠れているのだろう

遊具に涼やかな日が当たる

ぼくはそこで ....
ホームの柱には角丸ゴシックで神とだけ印字されたステッカーが貼りついていた
その柱にもたれながら乗車する予定の新幹線を待つ
正確には夫と娘が帰省するために乗車する新幹線を待つ
とうの二人は並んでホ ....
ギリシャの哲学者ボツリヌス曰く
「心のシワに効くボトックスはない
例えあったとしても
ツルツルになった心を以て
その人間の魅力が回復したとは言えない」

なんかもっともらしいことを
言っ ....
電柱スルスル登って翻る
夜の風は
ううんうんといい匂い
もう秋だね秋だよと
電線をスウイスウイ息を吹きかければ
粒々の秋が沸いてきて
ゆらゆらゆらぐ雲の上
大きな鉄塔にょきっと一番星が飾 ....
     わたしは帰る
     猫の住む我が家へと
     服も靴下も脱ぎ散らかし
     ひんやりとしたベッドへ
     もぐりこむ
     鼻先の生温かなけものの匂い
 ....
とろけるくらいの恋なんて 知らなかった頃
人生の濃ゆさだけを 妄想しながら
飛び跳ねていた僕は 鯉のようだった?

尾ひれのついた 四方山話が 飛んで来ないかって
呼び寄せた つもり ....
一般邦人は
メキシコ麻薬戦争とは
一見して関係がないはずだが
実際は関連が
あるのだ

幻覚を見たり
聴いたりする病のことを
ご存じだろうか
昔からある病気で
その病気の名前は
 ....
からはあたまだ

ことはからだだ

あなたがよろこぶから

ぼくはあなたをあいするのではない

ぼくはただ

あなたがよろこぶことをしたいだけだ


ひきさかれるようなことも ....
老夫婦は 一杯のラーメンを
夫は 妻のために取り分ける
妻が食べ始めたのを見てから
自分も食べ始める フードコートの午後


微笑ましい光景と 思うかもしれない
老人の箸の先は震えて ....
綺麗に堕ちていく
そんな映像ばかり  
繰り返しイメージしては耽って眠る


戸惑いや疲れや迷いや痛みは
すべてすべて気のせいなのだと言い聞かせて


木漏れ日  健やか
眩し ....
平和愛好家のおっさんが
品川駅のホームで
駅員に絡んでいた
そばに寄って聞いてみると
横須賀線が5分遅れていたことの
理由をネチネチ追及していた

そして
その間に
人類は滅亡したの ....
まああれだ、ともあれこれだ
とりあえずまあそれだ、それでいいじゃないか
美味しいラーメンを食べるのもそれはそれで好しとしてさ
とりあえずまあ美味しいラーメンを全力で投げ飛ばそうや

キミの変 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
リモコン佐白光015/9/6 2:29
雑記佐藤伊織315/9/6 2:24
晩夏AquAri...3*15/9/6 1:00
カムパネルラレタス215/9/6 0:42
もう中原純乃5*15/9/6 0:22
テンダネスひさし4*15/9/5 22:27
接吻あおい満月14*15/9/5 21:12
腐った林檎は誰も拾わない這 いずる815/9/5 20:26
オアシスユッカ515/9/5 20:21
カウントダウン/今日は俺の誕生日たけし515/9/5 17:15
休日レタス615/9/5 16:05
通り雨かんな5*15/9/5 13:59
ニーチェ、ヴァレリー、デリダの視線kaz.1*15/9/5 13:09
朝の日記 2015夏たま21*15/9/5 12:22
太陽の嘘ハァモニィベ...7*15/9/5 11:59
案山子梅昆布茶1215/9/5 11:23
秋・逡巡ただのみきや19*15/9/5 8:18
キャベツ夏川ゆう415/9/5 6:07
公園吉岡ペペロ615/9/5 1:36
稲妻市へ手乗川文鳥3*15/9/5 1:03
だけなのよ花形新次015/9/5 0:02
粒々の秋灰泥軽茶315/9/4 23:54
金の目と金の月石田とわ16*15/9/4 23:37
真緑藤鈴呼2*15/9/4 23:23
メキシコ麻薬戦争と幻覚の病[group]りゅうのあく...4*15/9/4 23:22
からこと吉岡ペペロ215/9/4 23:15
Fantasie Impromptu藤原絵理子4*15/9/4 22:34
再起上映komase...1*15/9/4 21:24
人類滅亡花形新次215/9/4 20:57
三分ソネット坂之上放肆115/9/4 20:13

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