今自分が
ここに在る
奇跡を思えば
つまらんことなんて
気にすんな
大切な悲しみは
零れる光であり
いのちの傷です
静かさに「悲しい」
とつぶやくのです
私は笑っている
出会えなかったものに向かって
私が 出会えるはずだったあなたに
私が 産んであげられるはずだったあなたに
ねぇ 生きて 生きて
人生の秋に 碧空のコント ....
すってんころりん
こりゃこりゃこりゃ
こんがらがってからまって
待て、待て、待て!
ソレを不断に追いかける
ソレはコレ
コレはソレ
右に伸び行く直線は
ハッと左から還って来る
....
小さな寺の鐘の音が
震うともなく
ゆれて
声を出せば
全て偽りになるに違いない
はかなさが
西山の山脈に暮れていくのを見ながら
一人歩いていると
酒場の騒音 ....
「心」
生命の底にあるのが
わたし
野を吹く風にさからって
歩いていると
影絵のようにみえてくる
「大衆食堂」
店の母さん 常 ....
このメニュウ
先生の部屋の座卓に置いてあった原稿用紙に
書いてあったこととそっくりだ
わたしにはぉろしあ人の血が混ざってるのよ
と言って出してくれるぼるしちは
いつもぬるい
....
仄かに明るいこの冬日
雪は遠くで降っていて
陶然と一陽に木霊する
数千数億の銀河の渦が
降ってくるよなこの今に、
艶めく若芽の燃え出づる
未知なる時を紡ぎ出し
感覚を越えて ....
良い豆を取り寄せ
ブレンドしたコーヒーが
売られている
他の仕事を辞めて
コーヒーショップを始めたとか
時々コーヒーを飲みに行く
若い人は少ない
熟年夫婦の話し声
忘れたい ....
何重にもある足を腕で抱える
子守唄だろう、
すっかり とおくなった
....
○「コーヒータイム」
山に登って
下界を眺めながら
うちで豆から入れたコーヒーを飲む
至福のひとときだ
○「夫婦」
夫は妻の至らぬところを
カバーし
妻は夫の至らぬところを
カバ ....
魂という
いのちが
あるから
思うのだ
思い続ける力
停留所からバスが走り出した瞬間に、ずっと昔見た夢を思い出すような漠然とした感覚が迷子になっていることに気付いた、噛んでいたガムを捨ててあまり混んでいない喫茶店を探す、近頃じゃそんなことさえままなら ....
減量中なのでとても持て余してしまう。ような。平日の合間に棚から牡丹餅のように挟まれた、けれどなんにもない、そんな祝日には、少しだけとおくにある鶴の村の露天風呂へと向かう。プラスティックの日常とはちがう ....
清流の透明な
流れ暗い森影に
包まれ やがて岩の間、
大きな青みがかった白魚
うっすらその身くねらせ現れ
宇宙の刻印押され
魂の鳴る
霊性の森は遥か彼方
地球に根付く肉体行使し ....
さっさっさっさっ
とんとんとん
かちゃっ
ぱたん
つうつっ て
ぎょろり
ひゃあ
うっ ぐっ
とん
とんとんとん
さっささっさっ
きゅぅうう
ばたん
....
思い続ける力
自らの
分の
ペースで
行こう
細々と、若い店員さんが
説明をしているうちに
柔らかな駅前には
ほんの少しの
路線バスが集まっていて
その人たちにも何か
美味しいと言ってもらえるような
ご飯を食べさせてあげたかった ....
いえ、この曲の存在を知ったのは山田にラインを送る寸刻前のことなのです。
衝動的なラインだったことは否定しません。それについては申し訳なく思っています。自戒の念から、その時の状況、精神状態をよくよく内 ....
冬になると
思い出す香りがある
ストーブよりも冷たくて
だからこそ肌の上で
物語を読み始める
不安が消えない日は
何か楽しいことを考えたり
柑橘系の甘酸っぱさに
腐ることのない ....
試作
Laugh, only when not funny joke.
{引用=ジョークは面白くないときだけ笑え。}
Being loved by you, wh ....
シャロンの季節だ
ほんで
ほんで
・・
憧れとはちいさな童と書くんだなーと
・・
・・
なんか泣きそうで
黒でも
白でもない
灰色の
生き方で在る
私の濃淡
在ることで全てだ
無いことで全てだ
全てが今だ
全ては
つながっている
煌めき音響
コバルトブルー
響の色彩うねり
艶めき貫流する
冷える肉に
熱、熱を感じ
柔ら鮮やか
意識の開く
ひたすらな静かさのうち
雪降る世の あり
ゆるりとした鼓動のうち
....
彼女はいつも
バカ ブス 死ね 消えろ
とマジックで書かれたランドセルを背負って
学校へ通っていた
上履きをどこかに隠されてて
だから足元はいつも
来客用のスリッパだ
机にもバカ ....
○「家庭菜園」
家ノ前の畑に
白菜キャベツ大根などの野菜が
よく育っている
毎日見るのが楽しみだ
見るだけで元気をもらえる野菜たちだ
○「ホスト狂い」
愛を金で買うことは
できない ....
昔僕はラジオを持っていた
赤いラジオを 夏に 僕は
必死でチューニングしていたのだ
チェッカーズと そして あの
ユニコーンの大迷惑が流れていた頃
それを必死で追いかけていたっけ
....
私の胸の奥の柔らかいところに
靄がかかって痛みが走る
肺を潰されていくような錯覚に陥り
呼吸が出来なくなり
次第に息は浅くなる
同時に脳内でガンガンと
後悔とか怒りとか悲しみとか
....
ひとりは
紙飛行機からはばたいて
そらからひろがれよ野原
駅や車や自転車や花や人の夕暮れを
川面が反射する
いつかどこかに帰りたいように
単線切符240円
缶ジュース3本分で
買えると ....
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