サンタへの御願いは
「あったかいポエム」がほしいってことのいま
思い出すのは、ポエム売りの少女は
ほんとに居たはずだってこと
「あったかいポエムはいりませんか」
って云って聖誕祭前でにぎわう ....
「死ぬために生きる
それだったら もう少し 
生き続けられるかもしれない…」


となりに乗り込んだ ピンクのかたまりが
内部分裂 暴発を くりかえしているのにも気づかず
ほ ....
夢は、憧れは
それはわたし自身が
父さんに決して恥じないでいられること
神さまにやっぱほめてもらえること

父さんには あとで 聞いてみる
神さまにはいますぐに降りてきてもらって
どこか ....
陽が昇るのを待って 僕らはあてもなく電車に乗った
まだ人気はなく静かで ただやわらかい朝陽だけが車内を包み込んでいた


僕らは互いに黙って 流れていく景色を呆然と眺めていた
この景色の中に ....
私には
“かる”
が足りない

{引用=狩る}
死に物狂いで
欲しいものを追い求める
信念が足りない

{引用=枯る}
本当に参ってしまって
乾涸びるほどの
絶望が足りない ....
クリスマスは赤い色

想う人から「クリスマスを一緒に過ごしたい」と誘われて

私の頬は赤くなる
純白の音響
広がり続ける 水底の
更なる深淵
蠢き渦巻く粉砕 無機
あなたが好きなその絵に
いまはもう 何も付け足さないこと

あなたが好きなその絵を
いつも ありのままで受けいれる心

あなたが好きなその絵が
いつかかならず 色褪せていく瞬間に
 ....
あなたの大きく開いた口が、
ちいさな海を吸い込んでいく。
あなたの脳裏を走る列車が、
いくつもの駅を追い越していく。
駅には、
誰もいない人で、
あふれている。
あなたは、
誰もいない ....
昔ながらの中華そばは
最近あまり見なくて少し寂しいのだ

魚介豚骨は頼もしく
心に勇気を与えてくれる

横浜家系にタマネギとニンニクを
たっぷり入れると
客先訪問は不可能になる
少し ....
鴉の声が窓ガラスをすり抜け
ベッドに潜り込んでくる
戸外では新しい世界が始まったらしい

部屋の中には 
昨夜 
掘り返した青春が 
アルコールに萎えて床に散らばり
描き上げた明る ....
東南アジアの親子連れ
女の子が大切そうに
紅葉を手のひらにティッシュ
そっとのせている
とても嬉しそうだ
持ち帰って宝箱にしまいそうな瞳
お母さんに手をひかれて
ひらひらと落ちた紅葉を
 ....
朝の食卓にのぼるトーストの悲しさは
ベーコンエッグを添えても
香る珈琲を啜っても
どうにもならない眠気のおかげで
家ではどうにも喉が通らない

たとえば大好きなツナサラダを傍らにおいたとし ....
サザエさんの声優が
一人、また一人と
消えて行く

それでもサザエさんは続く

違和感を感じるのは
最初だけ
次第に慣れ
そして忘れる

己の実存が
掛け替えの無いもの
等と ....
世界は回る
くるくる回る
私が悲しみで
打ちひしがれてる時も
お構いなしに
くるくる回る

大切ななにかを
亡くしたとしても
世界は最初(ハナ)から
興味無い、という様な顔で
 ....
眼が在り眼と映り凝視し続ける眼に
昔の戦場の消えない殺し合いか今の子供らの激しい絡み合いか
展開される焼き付けられるその恐怖
草むらの草熱れも左足にぐるぐる巻かれた包帯の中で腐乱していく肉も置き ....
霧によって大気が見え始める
霧は大気を着色するのだ
だが霧は大気に代替し空間に代替する
もはや大気も空間も存在せず
そこには霧があるだけだ
満たすということは
満たされたものを ....
踏み荒らし


老いた敗残兵の話を聞いてくれ

君よ

剣の川を泳いで渡れるか

しょせん一発の弾丸

マグネシウムのように命を燃やし

かっ と光っては消える若さよ

 ....
ねことまーぶるぶるふるえるねこちゃくしんおんはにゃーにゃーとまーるまるあしもとくすくすぐったいまがったしっぽのさきっぽのすきっぷのきっすなげたさきにきみのみぎのほっぺすてっぷじゃんぷするさんだんするひ ....           151216

電池そのものを改良しなければならないと
ラジオニュースは語る
マーブルチョコを好むのは
大人だけでなく
幼児
乳児
這い這いできる子供たちには
飲 ....
塩パンはあまい
悲しくても腹が減る
不幸は苦いだれのものでも

生まれた場所
生まれたとき
えらべない

塩パンはあまい
腹がたっても腹が減る
幸せだって腹が減る

ひとりのと ....
あなたは今、
いろいろなことばの海を
旅したいと思っている。
そこには淡い色の薔薇の花束のブーケだったり、
あたたかな木のぬくもりの漂うキッチンだったり、
そんな風景が香ることばを探している ....
スイッチだ日常の点けて弄ぶ消しても眠らない
壁を這いまわる夜にふやけた未発声の《》は過呼吸のまま乳房を求め
夏の光に目隠しされた幼い逢引と声の影法師
皮膚下の水脈を辿る山椒魚のふるえ蔓草が覆う戦 ....
ここで出会ってしまったがために
空いたもう二度と塞げない穴

私たちは
元々は平行線だった
何かの拍子で
一つ重なり合ってしまった
これは神様も予想外

二人並んで歩いた雪の日は ....
見えない夜の身代わりに
川は蒼く蒼くなり
金いろの径を従えて
海へ海へ落ちてゆく


けだものは居る
けだものは居ない
曇の十字
光の前の小さな羽


隙間 ....
湯たんぽを使うようになって
夢の中にまでそれが付いて回るようになった
野末のだだっ広い大座敷や
寂れた遊園地のおばけやしき
はたまた性交の場面の片隅に
それは寄り添うようにいて
まだら色の ....
ブスは
キレイな詩を書いても
お前がそれ書くか❗と
思わせるし
悲しい詩を書いても
自業自得だって
言いたくなるし
恨みごとを詩に綴ったら
すごいヒクからさ
いっそのこと
書かない ....
片翼だけで空を舞う
もしもヨダカの鳥になれたなら
成層圏の彼方に浮かび
宇宙の果てを知っただろう

友達がいなくても
寂しさなどはない
銀河を旅する喜びは
何にも代えがたいものだから
 ....
華やかな衣装に彩られた少女たちは
楽しそうに踊り
歌を謳う

やがて太陽に捧げられ
彼女らの花は散ってゆく
その喜びの祝宴は終末を迎え
活況に入っていった

一人ずつの名を呼ばれ
 ....
どうせ風に吹かれてゆく石ならば
ころりころりと
吹かれていたい

人に踏まれ
タイヤに蹴散らされようとも
ぼくは
ぼくに変わりはない

坂道を転がった路の果てに
やがて結末はくるだ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ポエム売りの少女は居たはずもっぷ4*15/12/18 2:45
『DRIVE ALIVE SURVIVE』座一12*15/12/18 2:25
夢は、憧れはもっぷ115/12/18 2:23
海になればいい(飽和編)涙(ルイ)415/12/18 1:52
かる瑞海8*15/12/18 0:25
三行詩 : クリスマスは赤い色しょだまさし215/12/17 23:35
来襲静かに悪夢たけし8*15/12/17 22:56
もり1*15/12/17 22:31
腕輪あおい満月7*15/12/17 22:17
ラーメン好きレタス3*15/12/17 21:42
宴の翌朝イナエ14*15/12/17 21:33
手のひらと紅葉灰泥軽茶415/12/17 21:32
蕎麦好きレタス215/12/17 21:23
消え行くナカジマ花形新次315/12/17 20:59
くるくる回る6*15/12/17 20:09
露呈たけし415/12/17 16:00
葉leaf415/12/17 6:29
踏み荒らし高原漣3*15/12/17 0:56
猫とマーブル/即興ゴルコンダ(仮)投稿.97こうだたけみ2*15/12/16 23:59
猫とマーブルあおば8*15/12/16 23:30
塩パン朧月115/12/16 21:37
大樹あおい満月14*15/12/16 21:28
スイッチただのみきや16*15/12/16 21:13
運命不導体瑞海6*15/12/16 21:04
夜の行方木立 悟515/12/16 19:43
湯たんぽ春日線香415/12/16 19:32
キンタマ王子殺人事件花形新次015/12/16 18:43
ヨダカの星へのオマージュレタス315/12/16 18:15
太陽の乙女たち415/12/16 17:59
石ころ415/12/16 17:38

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