一緒にいよう、いつも一緒にいよう
お互いの頼りはいつも傍にいること
冷たい風が強い町でも
海の匂いが切通しを下りてくるここでも
痛くても悲しくても朝は必ずきてしまうから
だからね、だから
 ....
見極めたい存在が 有るのなら
先ずは 相手を 知らないと

その窓が 開いているかが 大問題
喩え 開いていたとしても 
カーテンに 覆われて しまっては

眺める景色が 偽りに
なっ ....
のばしすぎた、
左手人差し指の爪が、
引き裂くのは、
私という、
骨を持たないビニールの肌。

人差し指が描くのは、
未知という過去で、
私のいない、
ただ私の香りだけを響かせた
 ....
なんてことない日常を
浅い言葉で
書き散らしただけの
クソ自称詩が
ボケ進行にともない
俄然、前衛詩の
様相を呈して来た

こそこそ
シナリオのない
真実の記録だ


(羽根 ....
例えば意味もなく殺された生命達は
その終わりに何を思うのか
生きるためには命を奪わなければならない
それは誰でも知っているけれど
意味もなく死ぬのは悲しいね

いろんな何かを犠牲にして
 ....
夜中何度も目が覚めて
なんだかすっきりしないまま
布団から起き出して
水道の蛇口をひねり
乾いた体にひとときの喜びを


元あった場所に戻そうとして
手をすべらせた
哀れコップはした ....
キンタマ王子は
ハートの強さだけは
誰にもまけない

クソつまらない
投稿を連続して
制限一杯あげるため

素晴らしい珠玉の作品が
あっという間に
下がって行って
もう誰の目にも ....
うらがなしさに気が付けば
亡霊どもの行脚である
呆然とする私の元へと歩み寄ってきては
かと思いきや全くこちらをうかがうだけであったり
それは母親を探す子供のようで

亡霊よ 家に ....
木が泣いている
闇そのものとなって
迷い果てて尽きている
何かが内部で生まれては死んでいる
その呼吸の音ばかり際立って

囲んでくる無数の球体には
どろどろした風景が墨で描かれている ....
命を忘れて生きていたら
空に向かって詩を書きなさいという
いつか
あなたと見上げた空がやってきました

みな異なる
あれほどたくさんの雲をノートにして
やっと伸ばした指先が
余計に小さ ....
何かが走ってくる。
私の背中を目掛けて。
その何かの手には、
何が握られているのだろうか。
追われている感覚を覚えるたびに、
私は自分を切り捨てたくなる。

この腕を、脚を、胸を、鼻を、 ....
ハッピーバレンタイン
チョコレート味の夕焼け
大好きなあなたに
夕焼け色のチョコなら食べて終わりに出来たのに

味はともかく
夕焼けに終わりはないんだよ
君の脳に焼き付いているから
数 ....
少しだけ甘いはずの
くちづけは
耀きながら
純白の彩りをしていて
太陽を恋するように
白いショコラは
口許にもそっと
溶けていくだろう

よく晴れた遠い朝へと
爽やかな太陽が
訪 ....
ぼくの理想は紙のようなもの

時とともに朽ち果てる

破かれ焼かれ霧散する

ぼくの理想は紙のようなもの


真実からはまるで遠い

真実からは相手にもされない

目の前の扉 ....
これだよこれ
毛はえグスリのように胸に塗ると
やる気が芽生えてくるらしい

えっ、ずいぶん高額だな
これで、やる気が芽生えなかったら
ショックだな

まぁな
やる気の種も無いってこと ....
「オレ、ぜんぜん痩せないんだよね
 運動って言っても続かないからさ」
「アンタね、ダイエットするのにも
 体力が必要なんだよ
 動けるだけの体力がないから
 痩せないんだって」

「そう ....
ここに旗はない
風に弄られ立ち竦むのは
他の何者でもない
東も西も南も北も
微笑んでなんかいない
ただ巡る風の音が
埋まらない空白を告げている


ここに旗はない
足跡は辿らない
 ....
            160213
申し上げます。
後は言葉にならないので
ひょうたん池の写真を載せた
彼の人生は今、ひょうたんのどのあたりをなぞっているのだろうか
誰にも分からないことを ....
生きながらにして
死んだようなおじいちゃんに
だけはなりたくない

ウルトラマンだって
帰ってくる必要があるってことは
そんだけ地球には
まだ、ややこしい問題が
沢山あるってことだから ....
朝陽が磨りガラスの粒を浮き出しにして
部屋の中のストーブに人肉の温もりを感じた君が
眠たげな声を消え入りそうに布団の中にくぐもらす
僕はといえばただお腹を空かせた肉食獣のように

怪しい気持 ....
あなたがとてもとても遠くを見ながら

「 もう二度と恋はしない。 」って


ねぇ、
それって
今でもその人のことが
恋しくて恋しくて仕方ない。って
ことだよね…

 ....
揺れる君が 空に浮かぶ
いつも傍で 生きてくれた

そう言えば どこかを一緒に目指したこと
思い出したんだ

だから だから きっと
どこかで生きてて

僕の思いや 柔らかな感傷も
 ....
{ルビ彼=か}の色は何色か
問われた時にパッと浮かんだ太陽の色
光輪を背負い照っている

強烈な太陽は影を濃くするが
光は
陰に湿っている者共のため
柔らかな陽ざしを持ち影を薄くする
 ....
きちんと働いていて
金稼いで
嫁さん、子供を
何の不自由もなく
食わせていて
天才の発露として
やっと見つけた場所

そこは
病人がお互い
肩を寄せあって暮らす
グループホームだ ....
悲しい時
寂しい時
私の側にいてくれる
静かに寄り添っている

飼い犬の優しさが嬉しい
無条件の愛を感じる

家族みんなを見ている
家族に癒やしをありがとう
いつも愛しているよ
 ....
飯をくう
食うことは
生きるんだと思うこと
考える
そんなに
僕は元気じゃねえな

飯を食う
くわせてもらう
目の前に並ぶ食べ物と一緒に考える
こいつは 食うことは
願いだ

 ....
 ワタシハココニイルヨ。
 
 明け方にピアノの純音は吐息を白く染める。
 真冬のキャンバスに描かれた森の中で、
 幼い少女が光の帯に包まれている。
 誰かに見つけてほしいのだ。

 ....
 嘘を重ねた悲しみが川面を伝う。
 橋の欄干は赤錆びて、真昼の幻想は鮮やかだ。
 夢見がちな私の瞳は川岸に佇む鴨を見て、
 何も聞かないあなたの瞳は私の真実の気配を探る。

 あなたは何 ....
愛をください、と果てしない緑の淵からため息がこぼれた。誰に聞かせるつもりもなく、ただ朝露の澄んだ輝きの中に溶けて砕けていけばよかった。崩れた愛でも壊れた愛でも屈折した愛でも、それが愛である限りここに定 .... か細い心が揺らぐ
思い思いに巡らした恋人は
誰一人こちらを振り返りはしなくて
誰一人判り合おうとしなくてもどかしく
それまでのような思いが張り詰める
毎日のように当たり前に逢って
それでも ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
愛するものへ銀猫616/2/14 17:03
太陽の反射角度藤鈴呼016/2/14 15:51
声のない唄あおい満月616/2/14 14:21
羽根江ユヅル「リアリティ自称詩」花形新次016/2/14 13:10
UNDERTALEリィ2*16/2/14 12:19
硝子のコップ寒雪116/2/14 10:16
キンタマ王子清介、迷惑花形新次016/2/14 8:13
統合失調症日記田園616/2/14 4:10
断片葉leaf216/2/14 4:08
乾 加津也8*16/2/13 23:34
仮面の裏あおい満月416/2/13 22:49
夕焼けを包んで秋也116/2/13 22:40
ショコラ天気予報[group]りゅうのあく...4*16/2/13 21:43
紙の理想吉岡ペペロ916/2/13 21:16
気はえグスリイオン1*16/2/13 19:18
私だけ見てダイエット1*16/2/13 19:17
ここに旗はないただのみきや17*16/2/13 19:06
心中お察しあおば4*16/2/13 18:41
ミッキー吉野家「死んだ方がましだ」花形新次116/2/13 17:58
サイコ炉坂之上放肆0*16/2/13 16:32
いつかはくるから幸絵016/2/13 10:44
birthtextur...216/2/13 10:16
五つの音這 いずる416/2/13 9:55
かわいそうなあたし花形新次116/2/13 6:26
飼い犬夏川ゆう116/2/13 6:04
いきていく竜門勇気016/2/13 5:54
追憶ヒヤシンス7*16/2/13 5:38
憐憫5*16/2/13 2:12
葉leaf116/2/13 1:52
逢い引きようへい016/2/13 0:44

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