ニュース画面に映る空はいつもあんな色だろう。それが青色だって即座に思い浮かべてしまうのかもしれないけれど、ふと気づけばもう夕暮れが終わりかけてる、なんて時もある。光が散乱された結果としての単なる色彩の .... 明日をまたぐ前に
あなたの足が邪魔なのよと
ひょいと飛び越えて
私はあなたのすべてを
分かっていたつもりでいたのね、きっと
白濁色になって零れてゆく
はみがきとマグカップとベッドと
近く ....
邂逅、一瞬  だからこそ、駆けようとするんだろう
邂逅、一瞬  だからこそ、綴ろうとするんだろう
邂逅、一瞬  だからこそ、描こうとするんだろう



邂逅
何よりも、誰よりも


 ....
何もかもが無駄だ
生きているだけ無駄だ

金遣いの荒さ 過食 苛立ち
そんなことはすべて無駄だ

わたしのやることなすこと
すべて無駄とおっしゃる方々
ならば私の生も
すべて無駄だと ....
キンタマ王子こと
キンタマ王子清介(38自称歌人)が
連続自称歌人殺害事件の容疑者として
栃木県警に逮捕された
12人殺害の容疑を認めている模様
動機については
ネットに投稿した自称短歌に ....
冬山で遭難したとき
テントの中で
抱き合いながら
絶対に生きて帰ろうねって
誓ったよね

お互いの身体の温もりが
生きる支えだった

救助されたとき
やった、生き残れた!という
 ....
もういまさら
なにをほしがってたのかも
言い出せないんだ
あのこの笑顔があれば

もうさみしい景色はいらない
僕はうまく出来なかった
うまく行ったほうでいいよ

カバンにたくさんの言 ....
   旧市街を突き抜けてみられる
       地平の群(むら)には
改築・新築の家並みが点在しはじめ
       地平の線(果て)には
   青い空の白い雲が・・・・・

       ....
カニの脳みそなら
酒のさかなにもってこいですが
私の場合、紙の脳みそなので
ぺらぺら、すかすか
シワひとつないのです

誰かが何かを書き込もうとしている
真っ白な紙に
紅ズワイガニの絵 ....
切り裂きカフカがやってきた
世の中を切り取るために
切迫感がはんぱない
この世の者とは思えない
ストリートスプラッターだ

理解を越えた現実を描写していく
詩を越えた短編小説で
理解と ....
石の言葉は無音だ
叫びが無く
訴えも無い
ただ、冷たい地面に向き合い
ジッと座っている
荒地の中でもアスファルトの隅でも

空の意志は純粋だ
無念が無く
欲望も無い
ただ、澄み渡る ....
爪先で
地面をタップする
日常にひそむショートカット
生きることに憧れる
若いというエネルギーが
エコモードへと移行する日々に
時代へのアイコンを作りだす
流されていてもいい ....
藁葺きの小屋であれ
コンクリートのビルであれ
その四隅にはたぶん、
柱がある
その柱の向こうは、果てがなくて
やがてどこまでも丸い大地を離れ、成層圏をぬけだして
宇宙という名の空間をゆくこ ....
自称詩人を見つけたら
自称詩の朗読会でも
やりましょうと声を掛け
部屋に連れ込んで下さい
隙を見て、首もとに
スタンガンを撃ち込んで下さい
気絶したのを確認したら
手首、足首を
用意し ....
光と冷気が青い燃料だった
破れた財布から千円札を出して
印鑑ケースとノートを買う
郵便局には月に一度往く
記憶喪失の犬みたいに
今も雪原から突き出している
枯れ果てた雑草を見ていた
夏の ....
愛する人の子どもを
この手に抱いてみたかった
だからぼくは
家族のCMが嫌い

冷たい水で、一人分の米を研いで
スイッチを入れよう
生きるために
銀色のコンパクトカーの中で
練炭を焚 ....
この雨を白い雪に変えて
包まれていたい
白くて丸くて冷たいけれど
触れると優しい
雪の降る今は幸せ
やがて雪は溶け水になる
雨と同じだね
雨は冷たい痛い色がない
雪は白 ....
この空を飛べたら
おじいちゃんは
悪い奴の餌食にならず
何処か遠い
南の国の海岸で
カモメと一緒に
飛んでいたかも知れないね

おじいちゃん

悪い奴も
マンションの10回のベラ ....
柔らかい銀行の電波を使って
なんとなくツイッター等見てみる
財布はからっぽの札束が入っているので
いつになく気持ちが普通なのです

真夜中の階段の踊り場で
意味の無い形式張らない踊りを
 ....
珈琲は人を眠りに導く
人は冴えた頭脳と安定した精神で
目覚めながら眠るのだ
眠りのような精神の治癒と
眠りのような身体のほぐれと
人は明晰に読書しながら眠る
人は勤勉に労働しながら眠る ....
         なぜだろう 
 臨死はひとけたになったのに
卒寿のおひとりさまにむかって
  遠くから鴉が揶揄している
  近くで番犬が威嚇してくる
   
       そして 反対に ....
Aを殴る。ぼくはいま取調室にいる。洗いざらいにされている。もうクルマのなかにあった一通の手紙を突きつけられている。そとは報道陣でごったがえしている。理由はない。思想もない。真っ白だ。でも近づいてよく見 .... 冬陽の前を
横切る行方
薄茶色の双つの背
海に落ちる水を見つめる


ひとりの葉が水を昇り
やがて季節を時間を昇る
誰もいない広場の
影だけを手に記してゆく

 ....
春を探しに行けと命じて
一羽の文鳥を窓から離した

窓の外で冬は
ただ美しいというだけで凍えていた

季節に巡り会うことに馴れた土地では
ただ美しいというだけで

文鳥は春を見つけた ....
わたしは柿の種を飲む
どうしてかわからない
ロマンスの唄を口ずさみながら
ピーナッツがバターになることを
ひしひしと感じるのだ
身体の内奥からかんじるのだ

理解できないことがあっても
 ....
朝早起きして市場へ行きました
新鮮なお魚が食べたいと思ったので
貯金をくずして行きました

市場には死んだ顔した人でいっぱいでした
みんな死んだ顔で商品を漁っていました
仕入れの人は怒鳴っ ....
  物陰にひそんでいる、一頭の
  動きののろい獣をみつめるみたいに
  流れているのだろうか、ぼくにとって
  あの時間もこの時間もどの時間も?


  不揃いの靴たちの
   ....
たしか八年前には溶かしてたチョコレイトも
甘過ぎるからちょっとね
ね、って言われて
それからやめたんだ手料理は

わたしが溶かすのはインスタントコーヒーと
一人で過ごす部屋のため息
なん ....
老人介護のある瞬間
抱き上げた老人を
ベランダから放り投げる衝動に
かられることがあったとしても
それは誰も責められない
やってはいけないことを
やってしまいたくなるのは
人間性の範疇だ ....
         120216
絵の具を全部混ぜたら
何色になりますかと
先生が尋ねたので
暗い灰色になります
と答える代わりに
空色になりますと
自信たっぷり回答したら
×が付いてき ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。(ゴル投稿長考版)高橋良幸5*16/2/18 21:40
こいびと中村 ながる116/2/18 21:21
邂逅、一瞬一瞬一瞬komase...1*16/2/18 21:09
或いは遺書めいたもの天竺葵016/2/18 21:02
キンタマ王子清介、逮捕される花形新次016/2/18 20:30
nonke「よしおくん、きみに教わった」016/2/18 19:27
_竜門勇気116/2/18 13:53
色鉛筆 ⑤信天翁216/2/18 10:37
ペロペロキャンディー「紙の脳みそ」花形新次116/2/18 9:33
さしせまったカフカfujisa...216/2/18 6:43
ある日鷲田416/2/17 23:23
タッチパネルの恋かんな5*16/2/17 21:52
宇々のひとたま13*16/2/17 20:24
自称詩人を落とす花形新次016/2/17 19:51
前触れただのみきや15*16/2/17 19:37
プリオーガナイザー塚本一期4*16/2/17 19:20
違うけど同じリィ1*16/2/17 18:48
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色鉛筆 四信天翁416/2/17 14:52
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センテンス/スプリングrabbit...316/2/17 2:43
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にこやか市場wakaba316/2/17 0:01
さよならなんて云えないよ草野春心4*16/2/16 21:28
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。/即興ゴルコンダ( ...こうだたけみ6*16/2/16 20:55
老人は飛ばない花形新次016/2/16 20:55
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。あおば14*16/2/16 20:53

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