どろうみから
 タって 
   ミせて
      あなたはあなたを
ミて
  イたり
     ニたり
        《シ》ナいから
        《シ》して《シ》舞う
カのふ ....
ぼくはサリンジャーと出会った
もっと早くに出会いたかった
このみずみずしさよ
老いとともに
逃げないでおくれ

詩にならない言葉たちが凝縮して
長編小説となった
でもサリンジャーはもう ....
短くして。
そのはずなのに、苦しい。
足取り重く、横の壁につかまりながら。

乱れてぐちゃぐちゃ
なのに ひとつも満たされない。
どこまでも飲まれて。 食べられる。
悲しみにつ ....
フェラ嫌いで
夫を不適切な関係へと
追い込んだヒラリーに
何故か熱を上げ
youtubeで告白する
謎の日本人?が
羽生名人に似ていると評判だが
よく見ると
寝癖はないし
レインマン ....
春になったら

ブツブツ唱えていた

春になったら
もう覚悟を決めるのだと
シクシク泣いていた

春になったら
あなたは風の中走り去って
私の呼ぶ声に
振り向きもし ....
条件反射のように
体に染みついてしまった愛は
過ぎゆく時間が
消し去ってくれるのだろうか
世界に平和秩序を
もたらしていた
パクス・アメリカーナと
古えの国を率いている
億千を超える民を一党独裁で治める
中国共産党に板ばさみの
オキナワは世界の
導火線のひとつにもなっている
 ....
シンデレラとの面会は

面会室と決まっている

透明なアクリルを挟んで

踏み切りの向こう側に

自分を見つめるように

血が付いた千円札三枚だ

夏目漱石の涼しげな顔

 ....
なにかの牙が落ちている
(もちろんわたしのものではない)
足先で蹴るところころ転がる
道に尖った白い牙が
矢印のようにあらぬ方向を指して
陽射しの中で輝いて見える
犬かなにかの牙だと思うが ....
パッとみ
羽生名人かと思わせる
風貌だが
寝癖はないし
レインマンの
トム・クルーズばりに
一番上のボタンを留めているし
羽生名人の珠玉の名言に
比べると
言ってることは
先生紹介 ....
数えきれないだろう
あなたを探した朝の数など
数えきれないだろう
あなたと笑った昼の数など
数えきれないだろう
あなたを憂えた夜の数など
数えきれないだろう
あなたと歩いた道の数など
 ....
元気とは愛するひとに心配をかけない合言葉のようなもの

春霞の朝の街道に生き物たちの匂いがする

うまくいかないことばかりだけど反省する暇なんてなかった

信じ込んでくちびるを噛んで胸をつ ....
夜 狂いのむごたらしい清潔さ
不眠はわたしの明晰を鍛える
すべての致命傷がやがて
朝焼けに染まるように

消毒する どうせ助からないのだから
深夜 信号の変わった道路を
ふたりで歩いて ....
古いものは
新しいものと入れ替わる
自然の流れに逆らえない

気持ちも感じ方も変わり始まる

新しい年が始まって動き出す
何の邪魔もなく順調に動き出す

自分が創造すれば
いつでも ....
 自分に負けそうな夜。
 一人で泣くことも出来ない。
 頭の中は真っ白け。
 逃げ道ばかり探してる。

 こんなにつらい夜はない。
 体の力が抜けてゆく。
 なにか大きな怪物に
  ....
鹿が角を突き合わせるように
闘う日もあるだろう
カエルが冬眠するように
眠り続ける日もあるだろう

落ち葉が枯れて落ちるように
無様な姿を晒すこともあるだろう
太陽がめらめら燃え続けるよ ....
絵を描くように詩を
詩を書くように絵を

およそ生活に於ける
生産活動が
生きるに直結している
ならば

全ては絵だ
全ては詩だ

冷たい手を温める
息さえ

人が残せるも ....
こんなにはやく掘り返すなんてね
ドングリもまだ双葉
もうそこには宝物も埋まってないよ
涙と一緒に空に捨てたから
人は生きている間
働かなきゃいけない
娯楽ばかりじゃ飯は食えない
26歳 誰かに言われた
自分の名前を好きになりなさい
自分の名前を本当に嫌いな人はいない
神様や仏様は全てをわかったように ....
最後に見た父の顔。
眉間の皺が取れて「楽になったよ。」と語っていた。

「今度は、いつ会えますか?またどこかで、会うことが出来ますか?」
家族と同じように
大切な人の一人として。

炎で ....
着る人がいなくなったスーツ。
二階のクローゼットの片隅で
父の足音を待っていた。

覆われたビニール袋の下に潜り
ハンガーに吊るされたスーツを抱きしめる。

(それは防腐剤の臭い ....
なんでいっつも

あんたはシャープペンシルで書くがよ!

それでどういて あたしにすっと

消しゴムを渡したりするが?

本気ながやったら

ボールペンで書きや

墨を磨り ....
ヒラリーを拘束椅子に
全裸目隠しで座らせて
開いた股の中心に
生クリームを塗っておく
その格好を
オバマがじっと見ている
ヒラリーは見られている
恥ずかしさで興奮してきて
濡れてしまう ....
【 練習/工夫/実践 】を継続する
野球選手の様子を伝える
開幕前のスポーツ番組を見ている時の爽快感は
最適な自己啓発書を読んだ爽快感とよく似ている。



見るだけで
満足してし ....
故郷を遠くはなれて
というより
次の故郷をもとめて
家族はまだ
ふたりきりだけど
静かに暮らす日々が
永い冬の西日みたいに
遥かな春を望むように続いて


ふたりで
寝坊ばかりし ....
忘れた?
それとも覚えている?
あちこちで跳躍する囁きは
たったひとつのおぞましい現実を
僕らの前に突きつける
朝もやの中
最初の電車が走り抜ける瞬間を狙って
血 ....
私の故郷
舌レロ村では
3月3日は
電気仕掛けのこけしを
桃色の陰部に当てて
女としてのよろこびを知る
桃の節句スという
特別な日である
このこけしは
おなにい様と呼ばれ
代々女の ....
笑っている或は微笑んでいるきみを
僕は安心して受けとめるだろう
ボディランゲージとして

でもひとりになったときの
君の顔をしらないんだ

あっけらかんとしてあの時は不倫しててね
と皆 ....
小さな火種はやがて
大きく育っておもいのほか
はげしく燃えるものだから
たじろぎ
あとずさりしたボクを
キミはすこし笑った

よく燃えるね
木と紙でできた家だからね
それに……
怒 ....
変えようのない過去を振り返らない事はない
ある日突然思い出し、ああ、と声を出し茫然とするだろう
自責に頭をも抱えるかもしれない
罰された思い出とともに蘇ったり
何者にも知られない秘匿として隠し ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
どろうみただのみきや12*16/3/5 19:29
さよならサリンジャーfujisa...016/3/5 19:26
実に短絡的な話 '160305世江016/3/5 19:08
ヒラリーとニセ羽生名人花形新次116/3/5 17:50
さよなら春風瑞海5*16/3/5 16:53
寸鉄文字綴り屋 ...216/3/5 16:18
オキナワとパクス・アメリカーナ[group]りゅうのあく...1*16/3/5 15:04
面会室吉岡ペペロ116/3/5 11:57
春の牙春日線香416/3/5 11:13
羽生名人の偽もん花形新次0+*16/3/5 11:12
星の数やまうちあつ...3*16/3/5 10:15
春霞の朝吉岡ペペロ516/3/5 7:59
さくら川津 望416/3/5 7:25
新しい動き夏川ゆう316/3/5 5:45
大失態ヒヤシンス5*16/3/5 5:17
生活藤山 誠116/3/5 3:15
さまドクダミ五十...216/3/5 2:52
タイムカプセルケルリ116/3/5 1:47
桜の咲く日に藤原猫116/3/5 1:27
生まれ変わる。梓ゆい016/3/5 0:59
月曜日の朝。116/3/5 0:52
鹿尾菜もり1*16/3/5 0:51
拘束椅子シリーズ1花形新次0+16/3/4 22:39
【超訳 跳躍原理】 超薬スポーツ番組&超役自己啓発書 komase...1*16/3/4 22:17
結婚式はふたりきりで[group]りゅうのあく...5*16/3/4 19:31
あてのないまなざしホロウ・シカ...2*16/3/4 18:36
ラリルレロラリ「オナ祭り」花形新次116/3/4 17:28
たった一人の梅昆布茶1316/3/4 12:31
春の焼失そらの珊瑚1316/3/4 12:29
罰と恩赦這 いずる3*16/3/4 7:49

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