揶揄するにも才能がいる

まったく事情を知らない第三者が
ただの読み物として読んでも
思わず吹き出してしまうように
書かれていなければ
ある閉じられたちっぽけな集団の
内輪の悪口にしかな ....
そんなに貧富が気に食わないのか

得する者と得できない者だけが

ものさしか

みじめさや

許せないことはひとの心のなか

じぶんの心のなかにひとの心作る


俺たちはいっ ....
私は羊です

か弱い羊です

草ばかり食べています

誰とも争わず

戦いません

穏やかです

しかし狼です

言いたくはないし

知りたくもないのですが

羊の ....
この町の朝は静かだ

平和に時が流れて行く

幸せも不幸せも包み込み

一日が始まる

貴重な時間に流されながら

物思いにふける

心は幾分穏やか

私を脅かす影はない
 ....
六月の歩行
脳は油漬けのツナ缶だ
余分な油分を切らないと会話すらできない
スーパーの
しんせんな野菜とおじさんの動作は甲殻類の一種
れたすを手ではかるように
わたしの頭の重さ
見直してく ....
外界は、
無数の浮遊映像
透明な皮膜越し
人々が車の列が
太陽に焼かれ
ふわふわ微睡んでいる

不意に、
道路を裂いていく亀裂は
青過ぎて暗んでいく空と共に
雪の砂漠の空洞を穿ち
 ....
人数合わせで呼ばれたコンパだった
見計らうように薄着になる女の子たちの肌がまぶしかった
そのときだけのLINE交換
誰が注文したのか分からない烏賊のお刺身が手をつけられずに乾いていった

 ....
力をつけた雨が降る   容赦なく降る
やさしい雨は      どこへいったのだろう

陸を狙い        山を狙い        
おもうがままだ     それらが集まり
悪魔の川となる ....
湯の歌が激しく聞こえて来て
夕暮れに
東京渡辺銀行が破綻しました
ニーナの歌も聞こえてきます
締まった詩に成る予感に
母の田圃も駄目に成ります
何処からでしょうか
原始人でしょうか
激 ....
そのまま刻み止まない針の風に 日常を丸まった鉛筆の芯の様に
洗濯する度に味を噛みしめる空 インディコのリアルを

年輪から咲く今の自分を鏡を観て通す

針はクリスタルを指し 日常を溶きほぐす ....
休日に自転車で走り出す
どこに行くというわけでもなく だけど 
景色の向こうへと私を連れていかせようとする
その意識だけが 私の体を走りださせていた


私は友人の結婚式を欠席するかも ....
        160626

アホウドリの羽根を求めて太平洋の諸島を巡る
次々と発見された、人を知らぬ海鳥たちは
簡単に捕らえられ棍棒で殴り殺され羽を毟られ
卵や肉は ....
苦しいのは
心だろうか

嗚咽が出そうになる
心臓が飛び出しそうな
魂が抜け出していきそうな

この苦しい想いは
どこからやって来るのだろう

そしてこの苦しい痛みを
どうやって ....
梅雨空雲間がふと切れて
星が見えると君は云う
私の空には星二つ
心で見ている星二つ

優しい雨音 きつい音
その日の気分 自分次第
雨にも空にも罪はなく
風にも町にも罪はない

優 ....
イチローのヒットを集めた動画を見ていると

誰も見ていないところでヒットを打つことが

イチローは誰も見ていないところでプレーしている訳ではないのだけれど

誰も見ていないところでヒットを ....
やられたらやり返す

やられそうならやり返す

それが正当防衛だと

ぼくらは言うけれど

やられそうならやり返す

やられたらやり返す


カーテンが揺れている

ひか ....
連行される女は

ピエロのような顔をして

やすらかだった

車のなか全てが

スローモーションだった

そんな事件記事


高層ビルでは都議会議員が名刺を配る

弁護士 ....
十八歳どころか
成人しても
所得税を払わない限り
選挙権は与えられないし
年金貰うようになったら
返上しないといけない
その代わり
鈴木福くんは
バリバリの有権者として
認められる
 ....
あなたなに色の朝顔がすき?
わたし断然あお、とっても単純だよと笑い
あなた色盲だから分からないと苛立って

Red : 153
Green : 204
Blue : 255

仕事の ....
 眉間(みけん)に皺をよせあつめ
     浅い吐息をくりかえす
    卒寿となったお独りさん

     時々刻々にながれゆく
    素朴な四次元は渦のなか
  気にこだわって うず ....
鏡の前の裸を殺す。
ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる、
揉みほぐし、
パンを捏ねる。
肉体パン。
じゃがいもの塊。
括れも曲線もわずかにしかない、
皮膚のしたにまとわりつく、
べっとりとした臭 ....
最後の、その瞬間
私がもらったもの
あたたかい笑顔や
冷えたやさしさに
胸が焼けるうらみ
赤い葉のふる森の
その奥を見つめて
喉が乾いて寂しい
飢えた狼の足おと
はらわたが消えて
 ....
優しさに包まれると

他人にも 自分にも優しくなれる

他人を裁かず 自分も裁かない

そんな優しい連れがいるから

私は救われている 癒されている

優しさ 甘さに どっぷり浸か ....
幸せの赤い糸を手繰り
着いた場所には
知らない男性がいた

イケメンというより
男らいしいタイプの彼には
糸は見えていないらしい

それでも嬉しくて
気分が浮わついていたことが
災 ....
柘榴色の糸が見える
血管を彷彿させるそれは
右手の小指の先から
何処かへと伸びている

昨夜大仕事を終えて街へ行き
得た金で大盤振る舞いし
朝目覚めると
ホテルの豪華な一室の
床上に ....
私の世界に色が付く

海の黒 空の赤 空気の朱

山の白 風の紫 街の黄

みんな変な色 

異端な色に染まってしまった

太陽は凍り付き 月は溶ける

私の世界が変な色に染ま ....
トッポギ

(突然六本木に行くこと。)
韓国のお餅ではない。

うっちゃり

(うっかりぽっちゃりしてしまうこと。)
相撲の決まり手ではない。

ネット用語はどんどん進化しているよ ....
自己流ダイエット談義に
花を咲かせるおばちゃん連中に
正真正銘東京大学医学部教授で
肥満研究の世界的権威が混じっていたら
おばちゃん連中が得意気に
「あたし、リンゴを毎食食べてんの
あれ、 ....
暮らす
暮らせば
暮らすほど

我が暮らし
ラクになる

月給十数万で
ワイン飲む

歳をとれば
余計なカドが
とれてくる
誰もが少し
ラクになる

たとえ
苦虫をか ....
腹痛を誰かに八つ当たりしたいけれど
この部屋には他に誰もいなくって
八つ当たりできる心当たりもなくって
外へ出かけることもできなくって
身を捩らせ
冷や汗をかき
呻き声を上げ
恐れ慄き
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
揶揄花形新次016/6/27 21:26
空っぽな吉岡ペペロ216/6/27 20:20
偽羊星丘涙016/6/27 17:13
逃避1*16/6/27 16:01
アンダー川津 望116/6/27 13:55
凍える夏ひだかたけし216/6/27 13:45
サープラスDFW 6*16/6/27 13:04
力をつけた雨st2*16/6/27 12:58
原始人(I)間村長1116/6/27 0:42
良質ノイズ朝焼彩茜色6*16/6/26 23:54
枯れたパセリと番田 616/6/26 23:29
阿呆鳥あおば3*16/6/26 23:13
苦しみの心坂本瞳子3*16/6/26 23:05
梅雨空雲間がふと切れてもっぷ416/6/26 21:30
人生の意味吉岡ペペロ216/6/26 18:27
正当防衛116/6/26 18:01
そんな事件記事216/6/26 17:16
犬と同じ花形新次116/6/26 16:22
朝顔の青色田中修子2+*16/6/26 14:48
自戒(七)信天翁216/6/26 14:15
あおい満月416/6/26 14:06
墓石のような言葉田中修子2+*16/6/26 13:50
愛のイメージ星丘涙3*16/6/26 12:23
赤い糸しょだまさし216/6/26 11:58
柘榴の糸016/6/26 11:58
心の叫び星丘涙3*16/6/26 10:15
超人的現代語辞典梅昆布茶816/6/26 9:42
ダイエット談義花形新次216/6/26 7:40
暮らすほど野澤 尚也5*16/6/26 7:13
真夜中の腹痛坂本瞳子2*16/6/26 1:28

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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