三寸の舌に五尺の身を亡す
 言葉はクスリにも鋭いナイフにもなりえるもの
 どんな言葉だってナイフにもなれば
 クスリにだってなれるのに
 言葉に取扱説明書なんてないから
 使い方も使い道 ....
朝からクタクタになっている
キックが必要と
濃いコーヒーに赤ラークを摂っている
ときに妻の地雷を踏んでいる
富士山を眺めゆったりしたいな


さびしさの
天の
オルゴールが鳴 ....
 

流れる水になりたいと
淡く願ってしまうなぁ

どこまでもどこまでも
流れつづけていられるなんて
なんて幸せなんだろう

だれとも争わなくていい
だれの目を気にすることもな ....
久しぶりに
馴染みの店に
掃き寄せられた
落ち葉の面々

互いの無事を
半ば涙目で喜びつつ
とりあえずハイボールで
万感をこめて乾杯する

真っ赤に出来上がるヤツ
いつまでも ....
無意識に吸い込んだ息が吐き出されるとき
秋は深まっている、と感じる
淡々と掃除をくり返し、残った塵をさらいこむように
物語は終焉へと向かいはじめる

夢は廃田の草のように思いついたように揺れ ....
○「生きている不思議」
生きている生きている
今日も生きている生きている
考えれば考えるほど
不思議な生を
今日も生きている生きている
いつまで生きるかわからないが
今日も生きている生き ....
論理を実践していたらロンリーになった

警官が多くて景観を損ねている

首相が殊勝な顔をしてる

ダジャレも三重なら許されるはずだった

新芽がコケるのは悲しい
筋肉の隙間かい潜り蠢く泥鰌
強張る電柱に巻きつき
強烈すぎる電流一発

もう私の脚はあなたの言いなり
脳味噌も霞んで深い腐海に沈む

◯◯ちゃん!
切羽詰まった母の叫び声
揺さぶられ ....
色が褪せてしまった花びらが強く冷たい風に煽られてあっけなく散ってゆく、それはそんなに大きな花じゃなかった、それはそんなに美しい花ではなかった、それはそんなに心を掴むような花でもなかった、ただ俺の座 .... ほんのり白い{ルビ繭=まゆ}のなか

疲れた夜に横たわり

ゆっくり静かに沈みます

外界のざわめきが届かぬように

繭を編んで眠ります
今日というレーンを必死に走り
一晩休めばまた
明日というレーンをがむしゃらに走る
何のヘンテツもない日常

それが幸せなのか
それとも不幸せなのか

何も変わらない退屈を飼育箱のなかで ....
気怠い朝
電車で隣に座った人の
スマホを持つ腕の肘が俺の脇腹を刺す
肘にナイフが付いていて
人知れず意識を失っていく
みんなスマホを見ていて気づかないうちに
暗殺される
の妄想

そ ....
ゆっくり流れ動く蒼天の冷気の
響き輝雲の純白に染め抜かれながら
この地球大地との正しき協和音を形造り
寝そべる牛の駆け抜ける獅子の飛翔する鷲の
人と共に進化する途の高ぶりを鎮め掃き清める

 ....
○「ユーチューブ家族」
パパもママも子どもたちも
布団の中でみるユーチューブが
一日のほっとする時間だって

○「玉木代表」
将来の総理候補とも言われていたのに
「玉」を潰されてしまった ....
温かい土のなかで眠り続け
眩しい光に導かれて
初めて外の世界を知った
希望と期待を抱きながら

何も知らなかった私
たくさんの愛と夢が
私を守ってくれると信じていた
たくさんの裏切りと ....
二両編成の電車を降りて
乾いた白い路を真っ直ぐに進む
いったい何処へ行くのだろう
てくてく歩いてゆくと
荒波寄せる岸壁に{ルビ聳=そび}える
古い灯台が観えてきた
ぼくは左腕に巻かれた包帯 ....
自らの意志で動かないものを
普通は物体と呼ぶ
だとしたら
この意志の届かない手足は何だ?

十月十五日
この日を堺に
俺の左手足は麻痺し
俺の意志の届かないものに成り果ててしまった
 ....
今宵の月光の柔らかな白銀の拡がり 、

 周辺に無数の星を散りばめ輝かせ
  不協和音の地上の呻き聴き取り
 協和音の天上へ誘う契機与え

られながらも
同仕様もないこの苦痛、
 この ....
雨音が秒針のように
夜中の時を刻む
寝返りを何度も打つ頭から
ニョロニョロと飛び出す神経が
雨音をリフティング

眠れない眠れない眠れない

午前3時を過ぎた

雨よ時を刻まないで ....
蒼く白く浮かび上がる斜面を手のひらで滑り降りて
ごわついた皮膚の冷たさを知る
まるでゴム毬のような乳房をわし掴みしてその谷間に暗い頭を挟み
これが生きている証拠だと誇張する

あぁ、生きてい ....
って
どうよ!
下痢をしているわたしの部屋に
ジミーちゃんがたずねてきて
唐突に言ったの
最近
猫を尊敬するの
だって
猫って
あんなに小さくて命が短いのに
気にもとめない様子で
 ....
タマキン代表は
タマキンがでかいから
不倫ぐらいしないと
タマキンが爆発してしまうので
仕方ないと思います
面白いことが浮かばないので
もうダメだな何の価値もないな
ちんぽこも立たないし
楽しいことがないんだよ
食欲もないし
音楽聴いても本を読んでも映画を観ても
つまんないしさ
自称詩人はいつ ....
 白い闇が襲う
 これまで生きてきた想いが募る
 私に prestoをかけようとする
 崩れかけた斜面の沿線
 時には避けて
 時には埋めて生きてきた
 はじめて神様に祈りを捧げたの
 ....
○「103万円の壁」
壁は一つだけではなかった
官僚がいくつも壁を築いていた

○「不幸なニュース」
テレビは今日も
世界中の不幸なニュースを
流し続けている
視聴者は不幸慣れしている ....
水族館から
水族が溢れ出した
水族は移動を続け
乾燥地帯にも
幾ばくかの水分をもたらし
貧弱な草木を発芽させた

水族館の後には
館と館長だけが残った
館長の手の甲にはいつし ....
横になればすぐにわかる
どうして今まで立っていたのだ
眠るために必要なものは、
とりあえず枕と寝床があればよい

悔しかったことや腹が立つこと
悲しいことや傷ついたこと
虫歯の痛みや腹ぺ ....
この街にあるのはマックだけで
あとは ロータリーと木と
坂道があるだけだった
冬はイルミネーションが灯った
駅を出た人は家に帰る
人の列をなして
バスも走った
その割と長い坂を登った
 ....
秋空に 

流れる雲を

眺めては

ひとり路ゆき

涙ひまなし
毎日毎日空から人が落ちる光景を見ることに慣れた
最初は怖くて心を痛めていたけど
毎日見続けている内に何も思わなくなり
誰かが傷ついても誰が死んでも
他の誰かが悲しめばいいと
自分には関係ない ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
仕事幽霊飯弁慶、その癖夏瘦せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病涙(ルイ)324/11/13 15:53
田中教平/K...324/11/13 9:11
流水秋葉竹224/11/13 7:56
落ち葉夏井椋也11*24/11/13 7:50
立冬山人5*24/11/13 7:08
独り言11.13zenyam...1*24/11/13 7:07
冬になるりゅうさん1*24/11/13 5:50
発作栗栖真理亜124/11/12 23:41
彩の瘡蓋ホロウ・シカ...3*24/11/12 22:11
五行歌 沈黙の夜レタス5*24/11/12 21:35
箱の中の現栗栖真理亜024/11/12 19:04
地獄行きの電車10*24/11/12 18:31
詩想、一つの途ひだかたけし6*24/11/12 17:34
独り言11.12zenyam...2*24/11/12 11:03
毒華~HANA~栗栖真理亜4*24/11/11 23:03
レタス4*24/11/11 21:51
物体岡部淳太郎3*24/11/11 19:23
詩苦、四苦、、月光。〇。(改訂)ひだかたけし524/11/11 18:54
雨よ6*24/11/11 18:35
冬の精栗栖真理亜124/11/11 18:24
存在の下痢。田中宏輔10*24/11/11 18:05
国民タマキン党花形新次324/11/11 17:55
つまらない124/11/11 17:49
breath ~時の鐘アラガイs9*24/11/11 9:29
独り言11.11zenyam...3*24/11/11 9:10
館長の話たもつ224/11/11 7:14
微睡の草原atsuch...13*24/11/11 6:36
M市番田 524/11/11 1:41
五行歌  旅路レタス6*24/11/10 20:55
殺心リィ024/11/10 20:06

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