しなやかな獣のようだきみは

脂肪のわずかなあたたかなからだ
むしゃむしゃごはんをたべ
わたしをむさぼり
疲れたらひっぱたいても起きずに深くねむり
あしたははたらきにゆくのだろう

眠 ....
満たされた気持ちが
嘘のように流れて行く

真実など欲したことはないくせに

今日は今日
それでいい

どうせ
すべてが思うままにはならない


思いのままになることなど一つ ....
亀はよなか
光っていた

声が
それを
すべるように引き去ると
亀たちは安心して眠った

毎夜順番に ひかる亀たちを
うつしながら水は
さびしさも 涙も
持っていなかった ....
押寄せる季節の色々に
見とれながら躓いては
間違い探しの答を望んでいる

きょうはやけに枯葉が多いとおもったら
これは枯れた夢たちだ
わあ光りますね、
そうですね
影の手で触る
 ....
ドラゴンフルーツ?!
そんな美味そうなもんな訳ねえだろ!
入れ替わってんの、ドラゴンとフルーツが!

どっちかってえと
フルーツコウモリに近いんだよ

不気味な顔して
フルーツしか食べ ....
ずっと男性だったら良かったのに
と思いながら育って来たのだけれど

未だにそれが抜けない

自分の声をからかわれてばかりきたせいもあり、低い声に憧れるし

童顔もコンプレックスで

 ....
グースはとても
後悔していました
元々、敵の敵だったというだけで
アマ自称詩人16級のドラゴンと
仲良しになっても何のメリットもないし
変な事件でも起こされたらかなわないと
思ったからです ....
血は痛みのすべてじゃない
涙は悲しみのすべてじゃない
笑顔は喜びのすべてじゃない
言葉は約束のすべてじゃない
憎悪は戦争のすべてじゃない

そして
恋は愛のすべてじゃない


けれ ....
かなしみのなかで    あめがふる
シトシト シトシト   あめがふる

ぬれたままでいいと   きみはいう
ぼくもうなずき     あるいてゆく

道路にできた      みずたまり
 ....
  おさなごたちが 飽きもせず
   年積月の 乾いた空の下で
  小公園滑り台を繰り返したり
 片隅ブランコをゆすり続けたり
       ジャングルジムで
    サーカスをまねたりして ....
そっと繋がった糸を
切れないようによりあつめて

糸に染みこませた泪は

温かみがあって、ひどくくすぐったかったよ

綺麗に端をそろえて
君に手渡した絹糸のようにきらきらしたそれが
 ....
彼が世界を美しいと思えるようになるのに二十年かかった。
冬の風呂の暖かさを知るのに、夏の風の心地よさを知るのに、
青空の透明さを知るのに、草原の輝きを知るのに、二十年かかった。
例えば、触れ合いだったり
例えば、水に触れる感覚だったり
音のふるえでも構わない

肌をゆらすそれは影響を与えている

私の身体に心に脳に

ゆらぎ として

共鳴する

強い ....
ドラゴンは自称詩を書くのを
仕事にしていましたが
傍目にはゴロゴロしているだけで
とても仕事をしているようには
見えませんでした
たまに何処かに出掛けて
何かをしているようでしたが・・・・ ....
星屑のドレスを身に纏い

音譜の風に黒髪をなびかせる

彼女の足元で

青いガラスの靴の音が

きしきし、

夜の世界に響き渡っていた



ビロー ....
何か小さな祝いの言葉が
ずっと背中に降りつづいている
鉛の泡
砕ける冷たさ


夜が夜を着ては脱ぎ
雪を渡る光を見ている
そそぎ そそがれ
そよぐうつろ


 ....
真白な画面に
昨日の出し物が思い出された
ワイルドな田圃での
豊年祝い
裸踊りに酒がふるまわれ
私は控えめに生中だけを飲む
飲食店のストライキは
ストップした
これで心置きなく
少年 ....
土佐の海辺の村で
毎日毎夜薄暗い電灯の
野外畳の上にでんと座り
鍋に茹でられた貝という貝
爪楊枝でほじくり出して
それぞれに違う味覚
食い喰らい喰らい食い
瞑黙ひたすらに
味わい味わい ....
口笛のような

オカリナのような

電子音楽のような

みらいのような

懐かしい時代のような


内なる世界へ

校長がこの文化祭に掲げたスローガンだった

先輩とふた ....
片付けられない部屋に
終われない言葉が散らかって
絶句。
「。」とは、簡単に収納されてしまう私の居場所 
膝を抱えて座り込めば 隙間から立ちのぼる私の苛立ち
そこからはみ出でくる消化できない ....
靴下は

なぜ

片方だけなくなるのだろう
「自分ならこう考える」
「自分ならこうする」
と言うのはいいが
「それはまちがっている」
「それはおかしい」
と言うとトラブルになりやすい
詩は
深い感動や絶望から
生まれるものだろう
僕ののは単なる独り言
しかし
ボケ防止には役立っている
あまり時間もない
休みだった 日曜のその日の夕方
毎朝マックでコーヒーを飲む時間を思い出していた
とても静かだった 店の中を


朝 年末の疲れた店で
誰もがわずかな自分の時間に没頭する ....
しあわせ って意味も知らずにそれでも
その響きに惹かれて 微かに瞬く
ひかりを 疑えなかったのだと思う
決意をして 決意通りに堪えて生きてきた
泣いて泣いて泣いて泣いて いまもまた
わたしは ....
胸が ギューッ と 苦しくなったりすると
恋をしたのかって 思っていた

そんな時代が 

ゆっくりと
されど 
確実に 過ぎ去り

こんな 事態に なりました

例えば ....
ぼくは純粋に祈ることができるだろうか
打算も無く
時間も気にせず
人の幸せを祈ることができるだろうか

この心と体がバラバラになっているのに
他人の幸せを祈ることができるのか

テレビ ....
グースは雪の降るなか
ドラゴンの家を目指して
飛んでいました
友だちのいないドラゴンと一緒に
クリスマスを祝うためでした

一方、ドラゴンは
オーブンに火を入れて
グースが来るのを今か ....
我が家に帰って
リビングでテレビを見ていたら
いつの間にか寝てしまった
しばらくしたら
なにやらお腹がモゾモゾとし始めて
眠気まなこで首を曲げて覗くと
俺の子亀がスヤスヤとお腹の上で寝てい ....
しあわせ って意味も知らずにそれでも
しあわせになりたくって産道を出てきたのだと思う
決意をして 決意通りに堪えて生きてきた
泣いて泣いて泣いて泣いて いまもまた
わたしはいったい誰なのだろう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
獣と鬼火田中修子8*16/12/20 0:56
ヨマイゴト坂本瞳子4*16/12/20 0:41
亀たちはるな516/12/19 23:30
影の手416/12/19 23:25
フルーツドラゴン花形新次116/12/19 21:56
性別水菜5*16/12/19 20:56
ドラゴン&グースの大冒険 「事件を起こしそう」花形新次216/12/19 20:01
すべてだHAL4*16/12/19 18:55
かなしみのなかでst116/12/19 16:42
断章 九信天翁316/12/19 16:41
潤み水菜4*16/12/19 14:59
二十年水宮うみ6*16/12/19 13:57
さみしさ水菜4*16/12/19 13:36
ドラゴン&グースの大冒険 「奇妙な仲間たち」花形新次116/12/19 12:34
She (is) in the sea,葉月 祐5*16/12/19 11:54
冬とむらさき Ⅱ木立 悟816/12/19 9:04
豊年祝い間村長7*16/12/19 2:02
底の記憶ひだかたけし19*16/12/19 0:39
懐かしい時代吉岡ペペロ416/12/18 22:09
汚名/恋人の変換為平 澪716/12/18 20:09
僕の疑問zenyam...316/12/18 20:05
アドバイス116/12/18 20:02
316/12/18 19:58
百円玉と90年代番田 316/12/18 19:20
耳を澄ます (試作品2)もっぷ616/12/18 17:41
たいていのことは藤鈴呼2*16/12/18 14:21
慈愛レタス416/12/18 13:01
ドラゴン&グースの大冒険 「 グースが運んで来たもの」花形新次216/12/18 7:39
かめや5or63*16/12/18 7:00
耳を澄ます (試作品)もっぷ416/12/18 6:54

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