雨が降る
風が吹く
大地が揺らぐ
雷が空を這う
海はうねり
河は流れる

ぼくたちはそれを餌にそっと囁き
三百万年以上を過ごしてきた

洞窟で薪を焚き
語り部の老人から
時の流 ....
雨によって遠ざかる季節を
窓から見やりながら
沈黙の岸辺に
漁火が
祈りのように あかあかと
あかあかと燃える

わたしの骨の一つ一つが
谺して
幸運なわたしたちのために
浸された ....
本と話をしている女性が居た。

約束の時間まではまだ時間がありあまってる。
暇つぶしに何となくの気まぐれで入ったお店で、段ボールにトゲトゲした字で書かれた横書きの「大森靖子」の文字がなぜ ....
"誰も守れない"

開演に先立ちましてお客様にお願い申し上げます。


"誰も守らない"

開演中はモッシュ、ダイブなどの危険行為、 ....
一人一人何を思って何を考えて
毎日生きているんだろう
と思う時がある

人の心まではのぞけないからなあ

みなよく生きているよなあ
あと十分でここでやり切れと
なったとき
つまり十分後にここでの死が確定していたとき
つまり十分後に旅立ちが定められていた時
私が語る言葉は一つ
私は形を変えて必ず甦る、フシの名に懸けて、そし ....
年をとると
もうそんなに食べられない
もうそんなに飲めない
あちこち観光するのもおっくうだ
一番いいのは楽しいおしゃべりだ
ありふれたおしゃべりだが
僕たちシルバーの一番の楽しみだ
いい女は
気をつけた方がいい
くだらない男に
惚れたりするから

いい男は
気をつけた方がいい
悪い女に
つかまりやすいから
十二月にちいさな春の贈り物
空は高く青く澄んで
一切の白色の翳りすらなく
風はこんなにも心地よく

海をみたかった
そのようなものを
浜辺を駆け回りたかった
遮るもののない自由を

 ....
人を殺したことがある

あれは12年前
大船駅の駅構内通路だった
俺が横須賀線下りホームの
エスカレーターに乗ろうと
左斜めに進路を変えたところ
後ろからもうスピードで
歩いてきた中年 ....
コーヒーに混じるミルク
コーヒーに混じるお砂糖
感情の共有する相手の不在
コーヒーに混じるミルク
コーヒーに混じるお砂糖
弱者と強者
優しい人と私の求めている愛を知っている人は違う
私の ....
花と声 空気が奮えてひらく花 花の真ん中からまるでほどかれるようにゆるくゆるみ、たゆみながら、柔らかく、ほころぶ ちゅうしんに堕ちる 水滴のうるみ 太陽がまばゆくとける、髪のうるみにそってながれる、指 .... たましいの背中に
ひとつ
ふたつ
しみがある

ちきゅうが
完全なる球体では
ないように
たいように
黒点が
あるように
つきに
海が
あるように
くるまの
ハンドルには ....
どうあがいたとしても人は
ひろいひろい一枚の紙きれ
に包まれたような呼吸しか
できないんだろうむねのう
ちのざわめきもとおくから
みればなんてことない誤差
に過ぎずきみはきみ自身の
こと ....
こどもであるという無力に圧倒されていた日の秋に
よく仰いだ心ひろやかな樹樹があった
これが のちの涯の具現かと 一つの邂逅
その木立の黄葉のかがやきは確かに詩だった
うつくしく 深刻に明るく寡 ....
ジョージ・マイケルが死んだ
もう、彼を見て
どっちもファーストネームじゃんかよ
などと突っ込むこともないだろう

いやいや、そんなことを言いたいのではない
ジョージ・マイケルを見ると
何 ....
わたしはね 西脇さん
珈琲で軽く出来上がって いつしか眠りに落ちていた
目覚めて 窓を開ける と
風が 西脇の一日遅れのこたえを持って
冬の すみれいろになって間もない空には白い雲
まぎれも ....
奇麗な言葉が見つかりません
並べ立てて綴れません
私は内容のない人間なのでしょうか
私は生きて来たのです
ここまで歩んで来たのです
言葉で表現しようとすると
拙い言葉が浮かぶばかりです
 ....
次の日の青あざもきっと可愛い
レンタルのスケート靴は湿っているけれど

夜景の中の白いアイスリンクで
恋人たちが不慣れに踊る
ろくに整備もされていない足元
にんげんの群れも氷像のよう

 ....
お味噌汁に目玉焼き🍳佃煮にちょっと失敗した皮のきんぴら(*´∀`*)
今日のお目覚め朝ごはん!
家族はまだおねむです。(*´∀`*)
朝、6時の朝ごはん!
はぁいできましたよ
起こしに行きま ....
俺は欲望のかたまり
飢えや寒さで苦しんでいる難民が
大勢いるというのに
十億円当たって贅沢したい!と
本気で思っている

寝たきりの人も
病院には大勢いるというのに
もっともっと健康が ....
めくるめく
くるめまくめく
ころてんのますがたは
かえるいえをもたず
まいしくるの
くるめんのうえを
はいしんけるてる
みもすがらしながら
はいてんする
だんだん
めっしんめしんし ....
色んな人が生まれてくる
とても元気に泣いて
とてもやさしい笑顔で
同じ人間として同じ社会を生きる
社会はそれにこたえられるのか
受け入れることができるのだろうか

どんな境遇でも、みんな ....
ディスト-ションを0にすると

暴れ出すヤマハJ-25アンプ

アシッドジャズしか知らない

娼婦とささやかな恋をしていた

ディ-ラ-からぎったばかりの

ギャランGTOを乗り回 ....
踏草する
踏草する

迷いのなかを

踏みつける 踏みつける

それは、私の自我であったり、
それは時に、私の誇りだったり、
それは時に、私のちいさな優しさだったりする

踏草す ....
にゃん。V(=^ ・ω・^=)v

猫は思った。

幸せは、しっぽふるふるという言葉に隠されていると!

猫は気づいた。

この愛らしいしあわせのしっぽのなんとかわいらしいことだと!
 ....
観念が爆破された後の、うずく痛みとともにある清明さ。

子宮のようにやわらかいハート。

敏感なハート。

木漏れ日が、無意識のたくさんの涙をぬぐうなら

わたしは、海底にも大空にも住 ....
眠り方をまた忘れたみたいだ

夜は早く過ぎる
向こう側の空が白んでくると胸騒ぎがする

単純に不安なだけだ

一睡もせずに過ごす夜に
どれだけ耐えられるというのか

いっそ
耐 ....
現実逃避に散歩した。人と一緒にいるのが辛いから。
腕時計もスマホも本も鍵もなにも持たずに外に出て、
川沿い、田んぼ、池、公園、草むら、海辺、かつての僕が居る、いろんな場所を歩いた。
自然は現 ....
試してみたい嘘があるなら
今夜がチャンス

少しばかりの灯りを演出できたら
きみの孤独はそっと
消えるよ





吐息が白いのは
きみのなかの火のせいで

きみ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
祈りレタス616/12/27 18:24
浸されたピアノ伊藤 大樹416/12/27 17:42
マジックミラー少年(しょー...216/12/27 14:40
対する他意116/12/27 14:38
生きるzenyam...4*16/12/27 11:12
示されたシ狩心116/12/27 10:41
シルバーの楽しみzenyam...116/12/27 10:36
いい女116/12/27 10:32
それだけのこともっぷ2*16/12/27 7:55
カミングアウト花形新次116/12/27 6:54
無声詩水菜5*16/12/27 4:16
花と声4*16/12/27 3:08
しみ次代作吾516/12/27 2:59
I&YOU&I初谷むい316/12/26 21:04
会いたい、会いたいもっぷ516/12/26 20:46
ラスト・クリトリス花形新次016/12/26 20:03
そのように今朝はもっぷ416/12/26 19:53
星丘涙1+*16/12/26 17:22
ice青の群れ416/12/26 15:18
朝ごはん!水菜2*16/12/26 8:25
欲望のかたまりzenyam...116/12/26 6:17
ころてんのますがた次代作吾4*16/12/26 2:43
どんな言葉があったらいい?電光石火316/12/26 1:49
ブラッド・ブル-ジャズ差羽ナガレ016/12/26 1:37
踏草する水菜2*16/12/26 0:38
しっぽふるふる 幸せのしっぽ。0*16/12/26 0:06
静かなる爆破maitre...116/12/26 0:00
夜更けに思う坂本瞳子2*16/12/25 23:58
詩集のページをめくるときのように始まる水宮うみ4*16/12/25 23:45
クリスマス・ファンタジー千波 一也116/12/25 23:17

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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