行倒れの男のように
靴が片方 ぽっかり見上げている
我慢しきれず漏らしてしまう
重苦しい空はぽつりぽつり
悲哀をくすぐりながら
見定めていたはずの世界を沈め
アトランティス   
瓶の蓋 ....
薄っぺらなスクリーン

目を瞑るよりも暗くない部屋

フィルムの回転が切なくて切なくて

エピローグで音のない涙を零す




次に泣けるのっていつなんだろう?

 ....
飽和状態の頭を冷ましたくて

ビールを喉に流し込む グビグビ グビグビ 流し込む

疲れが泡となり流れて行く

ビールの泡と一緒に流れて行く

柿の種 ひとつ ふたつ ポリポリ ポリポ ....
目玉焼きを満足に作れないあなたが、
一番好きなものは目玉焼きだ。
手元がみえないあなたは、
いつもフライパンの外に卵を落とす。
あるいはフライパンの縁に卵を
重ねて落として、
出来上がる頃 ....


(或阿呆の一生)が、それでも
まだかなりの時間 残ってる。
所詮は、
断章に過ぎずとも
初恋の
Cleopatra の鼻すらも、
もう思い出せもしなくとも
地球の表情は、いった ....
最近夜が来なくなった
いつもなら外は暗くなるのにまだ明るい
夜はどこへいったの?
そういえばまだコンバンワも言ってないような気がする
夜はまだ来ない
ゆとりが生んだ詩人の叫び
平成3年ゆとりを逆手にとって
生きてきた1人の人間
嘘に愛された隠滅の神様
ショーンKも顔色が変わる
前科は無く、元気もない
知り合いのあの子はいつも長袖
腕の ....
抒情に濡れて
汚れた舌
にじむ眼から
出る排泄物

傷のなめ合い
陳腐な同情
湿った質感に
馴れ合うな

粘液質の血肉の詰る
皮一枚
ドライな体表
内なる流体

 ....
いよいよ目が開かなくなってきたな
思考だけが薄暗闇で生動しているな

視覚ルートは切断され
思考プロセスだけ体験され

思考はいよいよわたしのものではなく
思考はいよいよシの言葉に近付い ....
真っ直ぐに
それはとても難しい
どこか捻れたり
傾いたり
ポッキリ折れて
倒れたり

自分一人支えられず
誰かに寄りかかることも出来ず
プルプル震えてる。
老人は夢を見ている 少年を見つめて
  遠い日の自分に重ねて 夢を思いだしている

     少年も老人の優しさを慕っている
でも知っていた 儚き命の終わりを
    
何時も白 ....
いつもモズに出会うのは 鳴き声のするあたりの木のてっぺん
なわばり確保や獲物探しには もってこいの見晴らしのよいところ

尾を振るしぐさですぐにわかります かわいい顔をしているのに
くちばしは ....
腐った蕪をかき分けて
一人の時間を食べている
冷めたスープの鍋の底
緑の葉っぱがこげている

こどものひとりのアドバイス
あなたには無駄が宝物
散歩のついでに憂鬱を
紐に繋いで引き ....
ボトルの中で、夜が揺れている。
 
月が千切れて浮いている。
 
街灯も同じく千切れてて、
 
河口で静かに唄ってる。
 
ボトルの中で、夜が揺れている。
 
微かに潮の香りがして ....
雨に松葉をかざして歩いてた
旅に出る気はなかったけど
最終的にそうなったんだ
自分探しの旅券を買って気づいた
錆びた自販機に僕を売り払っていた事

最初にたどり着いたのは
甘い匂いの ....
ボクシングマガジンの紙質が
異常に良かった頃
俺の一番のヒーローは
シュガー・レイ・レナードだった

シュガー・レイ・レナードのようになりたくて
本気でボクサーを目指そうと思った
体重1 ....
久しぶりに売れない女流詩人の友人からメールが来る
詩を書き始めて11年目だそうだ
ちなみにぼくはまだ3年目ぐらい

僕の大好きな感覚的詩人
いつか詩集を出したいと言っている猫好きで鬱病持ちの ....
優しい夕陽が沈んだから
僕は列車に乗り込んだ
枯れた汽笛の音が鳴り響いて
列車は静かに発車した

車両には僕以外誰もいなかった
心地のいい空間だった
がたんごとんと揺れる音が
夜の訪れ ....
ふと、考える。
もしも私が、
あなたと同じように、
目がみえなくなってしまったら、
私は詩が書けなくなるのだろうか。
幼い頃は、
目がみえなくなることが、
とても怖かった。
怖くて怖く ....
ワコール
胸が小さく見えるブラ
パンツ
ツモリチサト
インナー
無印良品黒コットン100%
上着
ワンピース
メルシーボークー
デニム
ガンリュー
コムデギャルソン
イ ....
フェンスごしでも
街はよくみえる
汚れた道に
ひとが吐き出されていくのも

街はみえる
クリーニング店の煙突から煙があがる
となりのパン屋へ女の子たちがはいっていく
(プラスチック ....
霧雨がひび割れた心を濡らす

      優しく 優しく 降り続く

   「もっと気楽に生きなよ 楽しみなよ」って

囁きかけられているようで

 堪えきれず 涙が溢れた
     ....
お札はすごい
人の絵が描かれた薄い紙切れには
価値という物があって
お札は凄く価値があるみたい
例えば数え切れないほどの命があっても
誰もお札には勝てない
価値って命よりも大切?
細かい雨が降り続くなか
最寄り駅前のロータリーに着くと
くるくる廻るビニール傘
黄色い小さな長靴履いた
三歳くらいの女の子が
くりくりまぁるい目をキョロキョロさせ立ち止まっていて
通りかけ ....
泳がせる

泳がせる

どこまでも

泳がせる

俺の身に

危険が迫ろうと

もう好きなだけ

泳がせる


言わなくてもいいことは

明日言えばいい

吐 ....
君はいつだってそうやって自由奔放で
何だって自分の思うままに操って
「はははっ!まじうけるw」とか太ももの辺りをワンピースの上からぺちぺち叩きながらケラケラ笑ってた
それがなんか羨ましくて、楽し ....
つい最近シジュウカラに 単語を組み合わせて  
文章をつくる能力のあることが 発見されたようです
 
チンパンジーなどにもない能力で 統語能力といわれています

ピーッピは警戒  ヂヂヂは集 ....
寂しい人が多過ぎる

誰も彼もが寂しがって
みんな誰かに会いたがる

それぞれどこか
何か少しずつ足りなくて

いつも互いに求め合う

だけど見渡す言葉は荒野のようだ

人は求 ....
自分らしくもない文字を
せっせと並べる昨日今日

おい
爆弾岩

何とぼけてダンジョンに隠れてる

おまえ吹っ飛ばす気だろ

宝も記憶も 人格も    
時間が

止まれば
いいのに。

余生の少ない人と
時を過ごすと
本当に
そう願ってやまない

一緒に居る何気ない時間が
幸せな時間であればあるほど
涙が止まらない

いつ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ホロウただのみきや12*16/6/8 22:16
たまねぎの所為じゃなさそうだアレだよアレ316/6/8 21:43
今日一日が消えて行く星丘涙0*16/6/8 21:35
滑稽な毎日あおい満月9*16/6/8 20:50
或阿呆の一生ハァモニィベ...2*16/6/8 20:30
おそい夜リィ2*16/6/8 19:00
路上で歌う詩人独奏016/6/8 18:55
乾いた発語シホ.N116/6/8 17:16
思考シ.01ひだかたけし316/6/8 12:44
まっすぐたいら116/6/8 11:11
老人と少年星丘涙0*16/6/8 6:29
モズは小さいタカ 不倫の鳥 は間違い?st016/6/8 4:41
その次の人竜門勇気4*16/6/8 2:13
ボトルの中で。元親 ミッド216/6/8 1:52
次の人達竜門勇気1*16/6/8 0:24
シュガー・レイ・レナード花形新次016/6/7 21:18
愛おしき女たちへ梅昆布茶5+16/6/7 20:43
哀愁列車wakaba116/6/7 20:43
未知の種あおい満月416/6/7 20:32
共時する オーナメンタルなコンフェッション (オーディエンス ...モリマサ公11+16/6/7 18:43
フェンスはるな016/6/7 18:17
優しい雨星丘涙3*16/6/7 18:15
最強の紙切れリィ1*16/6/7 18:05
駅前の雨(改訂)ひだかたけし3*16/6/7 12:51
泳がせる吉岡ペペロ016/6/7 12:02
さっちゃん少年(しょー...116/6/7 7:55
シジュウカラの統語能力 st2*16/6/7 7:06
果てなき荒野ガト4*16/6/7 3:11
爆弾岩2*16/6/7 2:55
カレーライス3*16/6/7 2:40

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