2016年
SMAPも東風亀も終るのに
国は放射性廃棄物を10万年管理する方針を決めた
フフッてなった(負けた…)
伊勢神宮はあと5000回建て替え
考えただけでうんざり ....
羽音で目が覚めた
驚いて明かりをつける
汗だくで寝ていた
汗の匂いに寄って来たんだな
いったいどこから入ってきたんだ
窓は閉めていたのに
ベープマットをセットして寝る
でもまたも高い羽音 ....
室内にいても 外の寒気を 感じる季節 到来
歓喜乱舞ばかりとは 行かないようで
これで リフトにでも 乗っていたら
また 気分は 違うのでしょうが
などと 毒づく暇も 与えられず ....
君はその眼鏡をいつ外すのだろう
かれこれ二時間は待っているだろうか
テーブルの上では
二杯目のアイスティーの氷が
きしむ様に鳴いている
たまに休日が重なれば
やっぱり一緒に過ごしたい
....
いいえ、わたしは詩です。
風だったり雲だったり、エロ動画だったり叫び声だったりするただの詩です。
あなたの宇宙のなかには大きなブラックホールがあって、いつかそのなかで詩が産まれたとき、 ....
宇ノ喉 、歌う光矢 、コトバ木霊 、 界開く
[木漏れ陽は今日も濃い陰影を石畳に形造り]
宙ノ腹 、波打つ 、ウネリ流動 、 螺旋旋回
[竹林の緑は奥へ奥へと広がり垂直に暗まり]
....
語学ができるようになりたい
英語とイタリア語がはなせるように
がんばりたい
なぜなら人生に息切れを見てしまったから
宇宙の片隅で他者と交流したい
仕事にいっても
こ ....
わたしの中に
ひとりの画家が住み着いて
わたしの心をアトリエにした
家賃も払わず居座ったその画家は
来る日も来る日もデッサンを重ねてばかり
わたしの胸中は
未完の作品であふれた
....
けれど言葉にしてみようと思う。僕らは言葉を使い、考えるから。良い言葉を持っている、そんなあなたたちのことが大好きだ。けれど、ひとが外へ一歩踏み出すとき、ことばはいらない。必要なのは、ひとからの期待だ。 ....
独り言のようなものでも
毎日投稿しないと
気持ちが落ち着かない
毎日三つずつ投稿していたところが
突然投稿できなくなった
いやーまいった!
ボケ防止に最適と始めた投稿
これじゃあますます ....
故郷を愛する前に
故郷に愛されている
故郷においてすべては始まり
人はみな故郷の意志を浴びて
目覚め、働き、交流する
人の意志は人から始まるのではなく
あらかじめ故郷から意志されている ....
抱えきれないものが
多すぎるだろう
苦しいのにまだ生きるの?
生きたいわけじゃない
ただ 死ぬことに
この世から旅立つことに
意味を見出せていない
挫折したり
迷ったりしている ....
砂粒の記号は砂漠気候(BWh)を示していた
油田地帯の真昼
地図帳で見ると
デルタの首都から南下する河は
ダムの南でふた手に
わかれていた
地理の授業は午後4時から
ビルの5 ....
謀反をはたらいた廉で
切腹を命じられたことがある
と聞いたので
話の穂をついで
それはさぞかし痛かったでしょう
どんな様子でしたか
と訊ねると
氷のように冷たい刃が腸をかすめて
あまり ....
襟付きシャツが欲しいのよ
水玉 チェックにシマシマ模様
柄ものばっかり揃えちゃう
シカクにマンマル オハナもいいかも
変わったボタンもときめきます
ちょこっと刺繍は見つけてはにか ....
気が付けば四人で過ごす秋が来た。
まだ早すぎる落ち葉が山荘までの道に降り積もり
我らの道を優しくふさいでいる。
後ろには我らの足跡が刻まれている。
山荘に入ると、未だ夏の残 ....
あなたと交換日記
普通に続けても
面白くない
短歌で交換日記すれば
面白いかもと突然始まった
日々感じていること
お互いが考えていること
短歌にしていく
一日一首と決めてい ....
嘘か猫のようであろうとして
そのどちらにも失敗してしまった
こうなってしまってはもう
人さらいになるしかないと
人さらいの家に教えを請いに来たのだが
玄関から庭まですうすうと
透明な空気が ....
やたらちゃんとしたカンノーロにかぶりつく角度
はみ出すクリーム
路上の応用
血糖
挙動
殺伐とした
ローカル
モード
トウキョウの服の強度
ファット
眠気とインスリンの尻尾 ....
台風の日の晩い午後
閉めきった廃屋の一室で
男の首が宙に浮き
静かにゆっくりと回転している
目蓋はかたく閉じられて
堪えられないように
時に苦悶の表情を浮かべている
(ということは首だけ ....
我が家では
いただきますの後
ニャー と号く
あの日から
そうしてる
{引用=ただいまもおかえりも言わない
きみがないた日から}
おやすみの後
....
何億の些
甚 ゴ
語りつくされたものを抱いているの?
何億もの去
陣 ア
ルー ル
無数に再帰的なル
左右に振れた
会話から語られた
再現の再帰的なル
何億も ....
水のようだ息をするたびに溺れていく
滴る 受け入れる (おおきく)
滴る 受け入れる (みずのようだいきをするたびにおぼれていく)
水だ/ 滴る
感じる (おおきく) 水だ
(受 ....
ごめんなさい
わたしには
うまく言葉に出来ません
いつからか
原因不明の微熱が
わたしを襲うようになりました
心に嵐が訪れる度に
わたしは あなたについて
うまく考えられな ....
きみのパンティーに
手を入れたときの
あのドキドキ感が忘れられない
そう、偶然にも
朝の満員電車で出会った二人
行きずりの恋
いつまでも触れていたかった
なのに・・・・・
....
血が足りていないこの感覚
ふんわりとした
しっかりしていないと
気持ちが
否
魂が
どこかへ飛んで行ってしまいそうな
風船のように宙を舞って行きそうなこの身体は
目を閉じると眠りに堕ち ....
生まれたばかりの九月はとても静かで穏やかで
風は凪ぎ 梢に寛ぎ
秋の願いがその隣で翼を休め
あるいは風はまた立ち
願いなら 早熟の実を選び定めては安堵して
どこかへと帰り、持ち帰る
木の実 ....
秋の海
秋の湖
秋の雨
秋の朝
遠い遠い遥かな
ふるさとへ
帰る
そんないつかを持っているから
だからいいのかもしれない
いつかは所詮はいつか、に過ぎないけれど
確実に訪れるこ ....
160902
タイトルは、即興ゴルコンダ(仮)です。スタートしました!
http://golconda.bbs.fc2.com/
うらめしではありません ....
わたしはあきらめています
わたしはあきらめました
でも そんなわたしの
この生との諸恋を
一瞬でも 感じたなら
あなたの足許をみてください
まるで「踏んでください」とでも言いたげな
そん ....
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