私たちは望んだ
林檎の木のやせた小さな実を
うなだれて実をこぼす廃れた窓辺を
細い水のはねる汚れた低い蛇口を

あの庭から私たちは始まった
私たちは紫の実をつける香りのよい果物を欲しがった ....
{引用=9月1日
眠る前、枕元の明かりを消したら、あたしの中では 隣に君がいる日があったり いない日があったりした。
君は生きているのに あたしは幽霊のようなのに 幽霊なのは君かのよう ....
『ここは狼だから会話するだけ無駄だ』まで言われてもヘラヘラ笑ってるくせに





『人狼ゲーム』という言い回しが異様に琴線で



『人狼。な ....
久しぶりに晴れたので
走らせた 川に自転車を しかし
会社に通っていたこの道も
時間がいる 思い出すのに 今では


あの頃の 仲間たちは 
今でも 元気でやっているだろうか 
苦 ....
当たり前に飯食ってパソコンつけてネットサーフィンして辛くなる。
神様からのプレゼントだね。時間がない人もいるしね。
当たり前に子ども産むのは、なんか普通じゃないと思う。
当たり前に普通。普通 ....
死んだ宇宙のような目をした宇宙のなかで、君は死んだ僕のような目をしていてボーッとしている。それでも、生きた目をして生きていてほしいと、僕は思う。 ハーイ、八木下(87)さん
今から点滴しますからね
今日はとびきりの点滴ですよ!
界面活性剤が入っているから
血液がすごくキレイになるの、ね
はじめのうちは
ちょっと違和感あるかも知れない ....
まっくらにしたよ

虫の声
とぅとぅとぅとぅとぅとぅとぅ
るーるーりーりー
とぅーとぅーららららら
ふぃーーーーーーーーーー

近所のちいさい子のわらいごえ

水溜まりの上を車が走 ....
母と久しぶりに会い生まれて初めて外食をした

町の三階建てのビルの二階にあるちいさなレストランだった

ぼくも母も日替わり定食をたのんだ

メインはチーズロールカツだった

豚カツは食 ....
だけどね
起きると知っていて
痛みを迎えるよりも
知らないで急に
痛いほうがいいよ
予知能力はいらないな

そうだね
起きると知っていたら
体がこわばってしまうよね
知らないで急に ....
あの服、着痩せするの
その服、豊かにみえるの
この服、ブタがブタに見えるの

あたし
着痩せの似合うブタでいいの
着ていて楽だよ
生きてて楽だよ
俺の寝床は
秋になると大勢の奴らが踏み散らし
大きな足で踏んでいく
みんなそそくさと寝床を踏み散らし
大きな足で行っちまう
何で秋になると俺の寝床は踏み散らされるのか
ちっとも解らないし
 ....
誰かが僕を忘れたら僕はいなくなるの?
そこには誰も知らない僕がいるよ
僕が死んでも誰かの記憶に僕がいたら
僕は生きてる?

記憶なんてものは曖昧で
今日見たものが明日になれば違うものになる ....
  影が、
  薬缶からのびて
  傷んだ壁にのびて


  夕暮れとつながった
  懐かしさや情けなさや怒りや
  いつまでも尽きそうにない悲しみと……


  そしてわ ....
  栗色のながい弧が
  私たちの耳にふれてから
  鱗雲の向うへ塗れていった


  秋の街をならんで歩く
  ふたり 着古した服を着
  透明な壁の群をすりぬけていく

 ....
  比喩され 茄子は
  やわらかな澱を孕み
  あなたの血管に似せられていく
  わたしは決然とわたしのままでいる
  密やかなオーガンジーの管弦楽が
  静かな髪を通りぬけていく ....
銃身の鈍重さを仮装しながら
銃弾のようにすばやく生きるのだ
この秋の穏やかな一日は
最大限の速度で組み替えられていくから
この君の静止した生活も
信じがたい高速で雑踏に埋没していくから
 ....
音楽を風景みたいに見てみたい
好きな風景みたいに見てみたい
好きな風景みたいにうたいたい
僕たちは死刑囚みたいなものである
必ず死ぬと宣告されている
残された時間をどう生きるかは
自分自身で決めることである
1日1日が
毎日あっという間に過ぎ去ってゆく
残された時間をどう生きる ....
秋の細い雨が降る朝
毎日通る通勤路の道路脇に
今日も静かに、丁寧に置かれた小さな花束
三年
置かれる花は変わってきたけれど
変わることができないこともまだあるのだと気づく
止まってしまった ....
貯金合わせて酒買うのに足りない やけ食いやけ食いカロリー低いものばかり なにもいいことが浮かばない空に雲ひとつ 残念な目的を果たすため乗ったバス
次の停留所を伝える声が
なんだか常世のひとみたいだった
このままあちらの世界へ
引っ張っていってくれてもいいのにと
願いかけたのに降ろされた現世

 ....
一人足りなくなったと連絡がきた
行きたくはないけれど行かなければならない
あとからあとから湧いてくる霧雨を
かき分けて向かうとすでに皆揃っており
輪の中にいそいそと加わろうとすると
ぐいと首 ....
国策破れて
山河あり
鳥獣生き盛ん
草木深し

かつてのますらおは
白頭かいて更に短し
今はただ補助金頼み
時に政府は
魅惑的な言葉で
つぎつぎと国民を酔わせ
あまーい夢を見させ ....
猪を素手で捕まえたヘラクレス

強靭な脚力と腕力

怪物はパンチにのけぞり気を失う

ヘラクレスよ! 蠍座で勝利せし、偉大なる戦士よ。

ヒュドラを、殺害せしものよ!

私が社会と ....
少女の髪はいつも御河童だったのですが

三つ編みとリボンに憧れていました
そして隣のお姉さんのようにセーラー服を着て
無色透明ではないリップクリームをポケットに忍ばせて
お姉さんが通っている ....
ぬれて可愛い犬のあたまを撫でてやる
自分の手が よいもののようにみえてくる

ほんとうのことを言っていればいいと思っているひとのとなりだと
まるでほんとうでないように見えるわたしの手が
 ....
言葉をしまって
寄り添って一緒に泣いた
愛 という名の林檎を一つ 手渡すべきだったと
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
オイタル516/9/26 6:49
人殺しアニー塚本一期116/9/26 6:21
裏切り者は吊られて死ねTAT416/9/26 1:22
水面の中に番田 116/9/26 0:56
当たり前ってなに?水宮うみ1*16/9/25 22:44
生きた目1*16/9/25 22:30
シリアル看護師花形新次016/9/25 22:09
まっくら田中修子5*16/9/25 21:45
初めてのレストラン吉岡ペペロ216/9/25 21:45
無知能力イオン016/9/25 20:49
着痩せの似合うブタ016/9/25 20:47
銀杏5or62*16/9/25 20:45
記憶と記録とデータとリィ016/9/25 19:22
かげ草野春心216/9/25 18:06
栗色の弧416/9/25 18:05
光の楽隊[group]016/9/25 18:03
銃弾葉leaf216/9/25 17:51
音楽を風景みたいに見てみたい水宮うみ0*16/9/25 17:30
死刑囚ホカチャン316/9/25 17:15
鎮魂の霧雨高林 光616/9/25 14:40
貯金合わせて酒買うのに足りない北大路京介116/9/25 11:06
やけ食いやけ食いカロリー低いものばかり116/9/25 11:04
なにもいいことが浮かばない空に雲ひとつ516/9/25 11:04
ところによりSeia216/9/25 10:59
黒子たち春日線香016/9/25 8:20
地方創生ホカチャン116/9/25 7:52
mahavarahamaitre...116/9/25 6:52
キット・リボンもっぷ316/9/25 6:15
ぬれた犬はるな516/9/25 3:33
少女と神さまもっぷ116/9/25 3:27

Home 戻る 最新へ 次へ
1256 1257 1258 1259 1260 1261 1262 1263 1264 1265 1266 1267 1268 1269 1270 1271 1272 1273 1274 1275 1276 1277 1278 1279 1280 1281 1282 1283 1284 1285 1286 1287 1288 1289 1290 1291 1292 1293 1294 1295 1296 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.01sec.