なんかの自由


ある地点の悪魔に心を預けて戯れた


そこは誰の世界なのか


わからないことだらけの中には


答えを見つけて見つけた映像を見てみて


羽ばたいてい ....
        161020

もっとちかくにお寄りよと
いわれてもクルマは軽三輪のフジキャビン
座席は前後にしかありません
運転者の頭のてっぺんを見つめながら
ぶつぶつ言っているうちにエ ....
ひょっとして
測定不能な分野は
安泰だと思ってんのか?

確かに
売上金額で優劣付けようにも
詩なんて
自分以外
誰も読まねえし
むしろ
てめえで金出すとかさ
かなりイタイ代物だ ....
道端で死んでいる動物ばかりみてしまう
どんな気持ちだったのか

空が青くても
遠くても
顔をあげなくては

死はある
どこにでも
私の隣で
まただれかがうまれかわるのだろう

 ....
恋人達が
お互いをおもいあう夜
ひとり
横恋慕のわたしは
さみしさにうちひしがれて
死神の力を借りたくなるに違いない

都合のいい女を捨てて
合理的に行動できたら
あたたかい場所で暮 ....
黒曜石の瞳を閉じて
秋風とともに往ってしまった君は
そろそろ成層圏あたりにいるはずだ

ただ
ぼくにできることといえば
天空にそびえる岩壁をノロノロとよじ登るだけだった
君に届けとばかり ....
「自分の言葉が残ってしまう」と嘆く少年少女の喜怒哀楽は言葉にできないくらい重く、
その重みは言葉が届かないところで明日を待っている。

その重みにとっての明日が、好きな小説家の新刊の発売日や好き ....
朝のひとときに
部屋の窓ガラスに
打ち付ける様に降る 雨

その降り方は
この身に潜む暗いものも
洗い流していくかのように


雄々しいあなたは お久しぶりですね
あなた  ....
 溢れる海の{ルビ思想=おもい}を
 透いた生命の鼓動にのせて
 ぼくはきみに語りたい
 {ルビ灼=あつ}い 熱い視線の息吹に恋い焦がれ
 ひとり 沈んでいった人たちのことを
 ふるえる ....
退職して五年
すっかりリタイア暮らしが
身についたところへ
突然友達から仕事を手伝ってくれ、と言われた
はじめは断るつもりだったが
その話が来てから
なんとなく女房の機嫌がいいので
つい ....
刃ものみたいに
とがった穴を
言葉たちがすり抜けるたび
けずれる
文字とも音ともつかない粉が
一杯になって
それはもうやわらか

刃だってだんだん鈍って
いまはやさしい熊ぐらいに ....
*
孤独は届けられたものだから

*
心臓を意識する
雲に気づいたように

*
あてがあるわけでもないものを
流すのは青空の日にしている
白夜のように月が燃えあがる夜に暗色のシーツに包まれた寝床におまえは横たわる、清潔な寝室のそこかしこに蛆虫のように蠢いている憤りの欠片、それはすべておまえが隠した懐から零れ落ちていったものだ、も .... 余計なものなんていらない


これ以上、荷物を重くしたくないから


必要なことしか考えない


興味ないことで頭を重くしたくないから



ピカピカな地球儀、眺めて ....
花火と恋と生と死を
一つのものとして例えるあいつのこと忘れたわけじゃないよ。
ただ、もう、そこにはいないし
いや、もともとあいつはここに相応しくなかった。

古びた喫茶店で
生 ....
その瞬間を今でも憶えている
怖くは無かった
痛みも無かった
一瞬一瞬を切り貼りしたような
緩慢に流れる時間の中で聴いた音を
今でも覚えている

ニュルニュバ
って音だった

けたた ....
失う事よりも

忘れられる事の方が

どれだけ辛いのかを

想像しきれないまま

大切なものばかり

増えて 増えて 増えて

灯火の様な感情ばかり

胸の奥に 生 ....
「日中剃った髭が
夜にはもうチクチクし始めている
四ヶ月前に切った前髪は
まだ眉毛にかかってもいないのに
数年前床屋の兄ちゃんがにやけながら
「前髪伸びるの遅いでしょう?」
と聞いてきたそ ....
朝からゾンビだらけ
地面で跳ねるおっちゃん
教会に集まるおっちゃん
おだいじに
寒くなってきたね
長袖一枚では少し寒いかな
何か羽織ろうか
それとも厚手のセーターでも着込もうか
そういえばこのあいだ通販で
フェイクレイヤードというものを買ったんだよ
見た目は洒落ている ....
雲間から大首が降りてくるでしょう
まるで惑星ほどに巨大な首がゆっくりと地上に迫り
町は空が遮られたために暗くなります
道行く人々は自分の思いにふけり
あなたも目の前の地面をじっと見つめています ....
深夜
耳たぶを踏まれ目を覚ますと
肋骨が無い事に気がついた
慌てて起き上がろうとしたが
胸がクラゲのように揺らめいて起き上がれない
しょうがないので首を曲げて目線を横にすると
小人達が腰に ....
ひとつ屋根の下で暮らした、お婆ちゃん
僕が生まれるより前に病で逝った、お爺ちゃん
幼い僕の頭をかわいいかわいいと撫でた、ひい婆ちゃん
娘の幸いを願って逝った、嫁さんのお母さん
年老いたある日突 ....
車の中のあなたは雨 避けがたくとりとめもなく

一つの今と一つの場所が移動する 相づちは質量を残さない

「モノローグ」そう題された つめたい彫像として心臓まで

こと切れたままのラジオ  ....
「うわなにそのバッシュどこのメーカー?」
「神。」
「は?」
「神からもらったんだ」

おまえらには触らせねーよとか
はいはいわかってますよーとか
いつもの流れ。
でもアのバッシュ ....
初めてある女子大で、講演した
椅子から立ち上がるや否や、スイッチON!
学生さん達の内面に星は煌めき、笑いも湧き
ラスト3分で僕は言葉の直球を――投げた  





  
世を照らすには? 君がここに来ないことです
僕の質問に答えた講演者の、眼鏡の奥で
黒目の力は凄みがあり、会場は一瞬静まった
帰って妻に話すと同じ凄みで、握手をされた  
揺れる心は止まらない
そのまま揺らしておくしかない
いつまで揺れているものか
楽しめるくらいの余裕が欲しい
鶴太郎似の万年候補ではなく
又吉が貰ったら
死ぬほど愉快だったのに

重要なのは意外性だよ
イ・ガ・イ・セ・イ!

鶴太郎似は
芥川賞も万年候補だったろ?
そういう意味じゃ
ノーベ ....
濃い青空に
舞う枯れ葉

陽光
影をよぎって
歩いて行くのは
今日の私

それを
懐かしむ未来の私の
ここは思い出の中
と思えば
宝石のようにキラキラ
まぶしい

今日 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
怖くて怖くて綾小路俺まろ016/10/21 0:37
もっと近くにあおば0*16/10/20 23:39
人工知能に取って代わられる花形新次116/10/20 22:19
朧月216/10/20 21:21
棲み家はなもとあお116/10/20 20:18
黒い瞳の君へレタス516/10/20 16:21
自分の言葉水宮うみ0*16/10/20 11:18
雨の休日葉月 祐4*16/10/20 10:05
ぼくの内側から崩れていく海白島真21*16/10/20 7:21
再就職ホカチャン116/10/20 7:00
粉ごなはるな216/10/20 0:28
孤独は届けられたものだから佐藤伊織116/10/20 0:23
判らないものがおまえを生かしているホロウ・シカ...2*16/10/20 0:22
宿らんVISION[group]黙考する『叫...116/10/20 0:14
花火と恋と生と死を藤沢016/10/19 23:37
ニュルニュバたいら116/10/19 23:35
灯火葉月 祐3*16/10/19 23:29
ヒゲジョリーナ・ジョリーたいら016/10/19 23:23
自転車出勤山下016/10/19 23:17
フェイクレイヤードたいら216/10/19 23:11
後の雨春日線香216/10/19 21:27
肋骨の小人5or69*16/10/19 21:10
生命の樹服部 剛316/10/19 21:00
ダブルスライドただのみきや15*16/10/19 20:50
神からもらった新品のバッシュコトコレ2*16/10/19 20:43
十月十二日(水)朝服部 剛016/10/19 20:16
十月十日(月)午後016/10/19 20:15
スウィンギング坂本瞳子1*16/10/19 20:11
何となくそう思う花形新次016/10/19 17:57
秋の日の散歩Lucy7*16/10/19 16:10

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