ラリるれろの発音が気になる
過剰に舌をレロレロさせる奴は
どんなにイケめんでも
美少女でも
気になって
魅力半減どころか
120%ダウンなのだ
ラリるれろ
ラリるれろ
ほ ....
赤を零したハイビスカスが咲き乱れ
青空が真っ赤な太陽を主張させ
入道雲がやたら暴れ出す
波飛沫をあげて海にダイブすれば
熱帯の魚たちが肌をくすぐり
情熱のサンバ&ルンバで踊りながらバカンス
....
ガチョウが大量に死んでいた
こんなにガチョウが死ぬなんて
そんなにはないことだ
第一、ガチョウかどうかは
よっぽどの鳥好きでなければ
分からないガチョウ、もとい、カモ知れない
しか ....
かなかなとなくそのひぐらしをそれいじょうひらかないとあきらめれてるのならあきられてるのとおなしことかなかなとなくあのひぐらしはあきをつげるむしにしたてられたかなかなとなくそのひぐらしはあきいがいのきせ ....
雑に服を脱ぎ捨てて そのまま
日を跨いでも 変わることはなく
抜け殻は そのまま
時が経っても 消えることはない
そのままが 一番いい
勿体ない気もするけれど
使い切れてないノート ....
下着に着替えて写真を撮った
下着の意味をなさない下着に着替えて
いてはいけない 遠い 遠くの
ぼくの大事にしている恋
人の ため
に
きみがいると 発作が起きない
きみは月に一回にた ....
ただ、ただ淋しい島の夜に
波の音が煩く怒鳴っていた
雲は早い風に流され
様々な模様を作り
それを月光がやたら怪しく浮かび上がらせている
潮風で軋む扉の窓に潮がへばりつき
裸電球の下では ....
あの世へ旅立つ前に
もう一度エクスタシーを味わってみたい
と熱望している未亡人たちがいる
「おばあちゃん、僕をそんな目で見ないでよ、
僕はもうお役に立てないんだから┄┄」
恋に予習は無意味だ
同様に復習も役に立たない
なぜ前に傷ついたことを
傷つけたことを繰り返すのだろう
いままでの恋から学んだことが
何ひとつ教科書にならないことは
人が歴史から何も学ば ....
風には色がない
想いにはかたちがない
自身のすべてを解ってもいないくせに
何かをひとに伝えようとこころみるも
手応えひとつ得られず
脱け殻となって
風化する前にもうちょっと
生き ....
この道は
母におぶわれて
とおった道
この道は
友と遊びながら
登下校した道
この道は
親父に怒られて
泣いて歩いた道
この道は
遠くの大学に入学する時に
祖父母が見 ....
氷
真空
豆
空に浮かぶ星を掴もうと手を伸ばし
星をつかんだけれど星はまだ空の上にある
確かに星は僕の手の中にあるのに
目の前に映るアレはきっと気のせいなんだ
掴んだ物はこの手の中にあるから
葬式をし ....
傷ついた心かばいながら
生きれば
さらに傷を受け
ダメージにダメージを食らう
心が痛み衰え果てる
叫んでも もがいても
癒されないだろう
ダメージにダメージを食らい
た ....
あたしいつかあの男を殺すからね、と、いつものようにカウンターの外側でカクテルを何杯も飲み干し、口が軽くなったネシナ・エミリーはお決まりのその言葉を吐き捨てるように言うのだった、もしも近くで警察 ....
「わたし、表紙よりも裏表紙が好きなの
物語の余韻を楽しめるから」
そんなことを君は言っていた気がする
いつ言ったのかは もう覚えていないけど
ああ、君はオモテモテ
なんか〒モ〒 ....
朝はごはん
でもときどきパンが食べたくなる
フライパンで焼くパン
1枚出来上がり
マーガリンを塗って
アツアツ立ち食い
そうしているうちに
もう1枚出来上がり
アチチとアチチ
フンワ ....
何年か前
私の周囲で立て続けに
24人が亡くなった
ヒ素中毒や
タリウム中毒、漂白剤注射
死因はそれぞれ違う
ただ、みんな
私の愛しい人だった!
私は私と私の中にいる
私 ....
そうですファーザー僕の罪です
僕の空想の中にしかない緑の地で
彼を罰したのは僕です
絹糸のようになめらかな美しい川の流れ
を燃やしました
とてもよく燃えました
腕に黄色いスミレ紫のスミ ....
そうや、おらんかったね
自分以外の人がいる居間は暖かかった
冷えたこたつの中で丸く、眠るその影に小さく蹴りを入れても
明日もそうだろうね、言い訳することもないよ
灯油を乗せた車の音楽が ....
奇妙な絵だった。
空には赤い月
青いグラディエーションの夜空に星はない。
地平線は白く
大きな駱駝が1頭
太い大きな足は象のようだ。
蹄はなく
指が三本
駱駝の顔は大きい。
....
ある日 妻が疲れていたので私が食器を洗った しかし
次の日 録画をして週末にまとめて見るのを控えて
欲しい と言われた 妻にはそんな時間ないとのこと
しかし アメトーークだけは譲れないーー
テ ....
誰かを犠牲にして
自分たちだけ幸せになろう
というのが
アメリカファーストらしい
日本には
「困った時はお互い様」
という素晴らしい言葉がある
そういう日本を誇りに思う
夫婦でも
親子でも
友達でも
「ありがとう」の一言が
大事だ
「あたりまえ」だと思わないで
「有難とう」と言おう
切り刻まれた欲望をあとに
街のしたたる灯りの下で
男はコートの汚れをはらう
生まれ育ったこの街で
いま夜の表面に佇みながらも
男は限りない遠さの奥に囚われている
通り過ぎる日々に受 ....
大地
調度
温もり
薄氷のような海霧の中で
忘れられた義務の一つが時報と
ともに更新された
失くした片方のことは
もう形式上だけの話
足元の草の色や
目を閉じると浮かぶ顔の
色も
ヘッドライトが点くと消え ....
おじいちゃんはいまどこにいるの
わたし、おじいちゃんのペスたちが
大好きだったよ
大きくなったらきっと
犬と暮らそうって
おじいちゃんとペスを見ていて
いつも思っていたよ
おじいちゃ ....
なんども
繰り返し
浴びせかけられてる
この感じは
麻痺してるみたいで
変なもん食ったみたいで
いろんなものが
遠ざかってく
気持ちは
感情は
誰にもさわれない
ここ ....
ふくよかな大気あり
清新な波動あり
まじめな車たち
街道の電飾
町には外灯がなかった
ライトを消せば黒
闇ではなくて黒
そこにもふくよかな大気
清新な波 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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