まあ、いつどうなるか
わからない命
肩の力抜いて深呼吸しようか
寿命は
生まれたときに決まっていると言うし
死んだらなあーんにも持っていけないし
まあ、楽に生きようか
ものは考えよう
....
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人間はけっこう手間暇かけて生まれてくるものだ
赤子が生まれてくると人間関係は大きく変化する
たとえばあなたと僕がお母さんとお父さんに
父と母はおじいちゃんとおばあちゃんへと
ひとつ ....
言葉はいらない。死はもっといらない。
哲学的に木々が風に揺れている。
僕は確かさを追いかける。それは楽しい哲学だ。
うちの猫はなにやら哲学しているような風格があり、きれいに世界を持ってる。
必 ....
こころとからだ
ひとはどちらかに重きを置きたがるけれど
そしてそれは定まらないのだけれど
どっちもなんて
いかがわしいことを
言うのはなしで
こころとからだ ....
1.
色のない空をつんざくようにそびえたつ黒い山脈
真っ黒焦げになった数万の人々が
フライパンの上ゴウゴウと炒られて悲鳴をあげていて
それをしている巨人もまた
焼き爛れて狂って笑いながら ....
ちょうど
想うことと考えることのあいだで
人間がひとしきり
随分と迷うとき
やはり優しさが生まれるのだろう
朝方の出張に備える
昨晩の夜更け過ぎには
ただ愚直に仕事に行く
考えがあるだ ....
あるテロリストが
《ある勇敢な兵士が》
自爆テロで
《ジハードで》
死んだ
《殉教した》
無辜の人々を道ずれにし
《異教徒や教えを捨てた者たちを倒し》
狂信者は ....
ある日の口笛
ある日のあやまち
ある日の街灯
ある日のクレヨン
ある日の気がかり
ある日のつよがり
ある日の音楽
ある日のレモン
ある日の夕焼け
ある日の朝焼け
ある日の賛美歌
....
伸びを欠くっていうことだわ
クビになったピッチャーの
ストレートっていうかさ
つまり、成長がないというか
元々見込みがないというか
先ずさ
俺って全然ダメなんじゃない?
ってとこ ....
きっと恋に落ちてる
ガラス仕立ての赤い靴に、白い白いワンピースを着て
レースの帽子で隠していたい
あなたなんて、きっとまっすぐ見られないから
ただ、「素敵だね」なんて言って欲しくて、
そんな ....
此処には見えない風が吹いている
どうしてなのかぼくには解らない
失った物も失われた物も解らない
石が転がり
葉は失われた
ぼくにはそれしか解らない
落ち葉がトランプのように散らばり ....
トンネルを抜けた後のスピードは
僕の心に音楽を流す
目的地の無い夜行性の手で
口元のリボンを解くように
愛しい想い出の真ん中にある
ラブソングだけが残ったけれど
加速す ....
真夜中からはじまった冬の嵐が
昼になった今もつづいている
1時間の眠りを奪われ 少しねむたいが
音楽を聞きたくなって オーディオをオンにする
しかしピアノやピアニッシモを とても聞 ....
透明な水槽の底
沈んで横たわる
短くなった鉛筆たち
もう手に持てないほど
小さくなってしまったから
持ち主たちが
ここに放したのだ
その体を貫く芯が
ほんのわずかになったのは
....
喧嘩はマイナスばかりではない
より良くしたいと同じものを見つめるために努力している
この世界が自分の認識で作られたもので、自分以外だれも居ないのではという、子供の頃の孤独と戦っている
そしてそこ ....
オーロラ、オーラ、そしてオラ
真一文字の口の中に広がる
開放感と希望とほろ苦さ
広がる、、口の中では解けない甘さ、
口外の発射でしか達し得ない安堵
駆け巡るコウカイの中で見つめ合う
二人と ....
私は ただ此処にいるだけで充分です
そのような存在なのです
奪うことを放棄して
ただ時間を共有するだけ
それが私のできる精一杯の愛情表現なのです
私は ただ此処にいるだけ ....
よごれた犬が
私たちをみているのは寂しい
傷ついた脚を引き摺るようにして
暗く 穏やかな穴にひそむ
獣のかたちをした闇におびえる
あなたの瞳に濁るあどけな ....
今日は静かな
静かな一日だった
友と語らい
シチュウを食べ
午睡に緩やかな夢をみた
生きていることに感謝し
妻と晩祷を捧げ
明日の希望を祈る
静かな静かな
一日の祈り
忍び ....
羽を広げた蝶は
破られるのを
待っている
決して触れることさえ
できないだろうと
綺羅びやかに見せつけて
できるものなら派手にやってみせろと
寸出のところまで思わせぶりに
そし ....
きらびやかな金の明かりが木にからみつき
くらい空に昇りゆく
あれは龍
私はいっとき
唐の皇帝よりえらい人になる
ものがなくとも
こころさえあれば
だれだって
唐の皇帝よ ....
魂が彼女の肉体を超えているのに
なぜ人は彼女の囲いばかり 目にして嗤うのか
動かない右手に握り拳を置いて 左手で書いた文字より黒いのは
右手がやすやすと動く人たちの、コトバ
自由と ....
囁いています寒天は
上に乗って弾まれて
姿形はトランポリン
そんな過酷な状況で
囁いています寒天は
私の体がいつまでも
弾むなんて思ったら
見通し少々甘いです。
だって私のこの身体 ....
そろそろネタもなくなって
気がつけば
昔どっかで書いたことを
何度も繰り返している
自撮りしたときに
たまに写り込む彼女に
恋した青年の話
http://po-m.com/forum ....
事故を起こして
逃げようと考えるのと
自分は悪くない理由を考えるのと
どちらがより卑怯だろうか?
「俺が悪かったです
すみません!」って堂々と言う・・・・
んな訳ねえだろ!
俺な ....
殺人的な空腹感
末期的な疲労感
生死も有無も
おそれのままに
自滅志向の自明性
神経系統の神秘性
自虐し自慰し
敗走する脳細胞
絶対的に絶体絶命
相対的に相思相愛
普遍 ....
捗らないのは仕事じゃなくて気持ち
気持ちが捗らないとは言わないけれど
気乗りがしないというのか
なにをやっても上の空
しばらくぼんやり窓の外を眺めていようか
うたた寝をし ....
明日を見たい
あたり前の単なる明日を見たいな
私は市井に溶け込んで
あたり前に八百屋で大根を買う
ネギを買う ニンジンを買う
肉屋では豚小間を
いまとおんなじ一人分でも
みんな馴染みのお ....
ただ息をしているだけの人もいる
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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