夢は不思議だ
先夜は
大きな蜂たちが
僕の部屋で大きな巣をつくっている
夢をみた
夕べは
どこかの大きな建物の中で
大きな黄色い蛇を捕まえる
夢をみた
何をあらわしているんだろう
勝ち負けよりも
楽しむためのスポーツ
勝ち負けよりも
健康のためのスポーツ
勝ち負けよりも
友達づくりのためのスポーツ
勝ち負けよりも
思い出づくりのためにスポーツ
ス ....
父の匂いがした。
押入れから出てきた赤いニット帽
洗濯をしないで忘れられたまま
今はもう居ない持ち主の匂いを残していた。
「ただいま。帰ってきたよ。」
見えない姿と引き換えに現れ ....
夏の裏には
ドーナツ色の神様が転がっている
つきだす痛みは粒になってこぼれ、
いくつも束ねられた足音が、校舎の隅で鬼火になる
モルタル製の壁の隙間で、
待ち合わせが継続され、
薄青き者と薄 ....
照るもる
本懐セルカ試合
もうてんの
ぱっついちのちの
本懐セルカ試合
らーめん
チャーハン
餃子の安穏
経て経て
のいちのやりとり
それがにちにち
じゅうねん
にじゅうねん
....
これを普遍の景色としよう
よくありがちな光景だと
そしてここに抱かれる心までも
普遍だと判断されそうになる
自分の息を数え駅のホームで
あなたの訪れをじっと待ちながら
通る電車の影が落 ....
鶏肉とスポーツドリンクがいいんですよ
なんかこう、相性合うらしいんすよ
とにかく良いらしいんですよ この組み合わせ
鶏肉とスポーツドリンクがいいんですよ
でも料理の時に ....
お線香の匂いがしたよ、
田中君の家の前
誰が死んだのだろう
誰が死んでいるのだろう
誰が生きているのだろう
田中君に聞いても
答えてはくれない
田中君も僕も
もう子供じゃな ....
予定のないいつもの休日
私は友人の女の子のいる店へ歩いた
街の雑多な装飾の通りをぼんやりとまっすぐに歩いた
新宿の ビームスを抜けて
あてもない 休日を 過ごす人の群れの中を
私 ....
嘱託殺人合法化を目指して
都議会議員選挙に
おばさんの局部臭う党から
立候補しようと思う
合法化した暁には
世界中から
子供の頃に猫を捕まえて
目玉をえぐりだしたり
ウサギの耳を持って ....
、暮らしながら
詩のような詩を書けてる
そういう人によごれた想いを思いきり投げつけて
それでどうなるものでもないのだけれど
わたしの今日を閉じて
いつか、
詩のような詩を書ける日日に生 ....
鯨の街に行くならあそこ
花畑湯
ゆっくりつかって頬ふんわ
コンパススカートひるがえし
駆け落ちていく
二人はどこまでも
手をつなぐ薄明かり
海原は群青の鱗ばかり
着いたのは ....
この光につつまれた道のひとつひとつにプラスチックや鉄や木で出来た城が建っていて
赤や青や緑や鮮やかなイエロウの大きな大きな看板のそれぞれに ....
さよなら
こんにちは
さよなら
こんにちは
時よ、さらば
録音など出来ない
時よ、さらば
まことを込めよう
時よ、さらば、
時よ、さらば
....
今日は詩を書かなくたって良い気持ち
植物は緑に煌めいているし、空も青く輝いている ご飯もおいしい
悲しいことも恐ろしいことも、まるで太陽がすべてのみ込んだみたいだ
だから今日は詩を書かない
....
子供なんて親が元気なうちは連絡すらよこさないものだ
娘がいる
私の元を離れてもう四年が経とうとしている
その間の連絡は
一人暮らしの頃はそれでもマメだったと思う
今の彼と暮らし始めて ....
子どもが
時期が来たら
親離れするように
日本もアメリカ離れする
時期ではないだろうか
自分の家を
友人に守ってもらっているようなことは
もうやめて
自分たちの国は
自分たちで守らな ....
探偵気取りで
僕を追い詰める君は
実に卑劣な手段で
その機知を利用する
もちろん君のじゃないさ
僕のだよ
この僕の狡猾さを
叡智を
企みを
ものの見事に横取りして
明るみに ....
迷っているひとほどしをほしがる
おなかがすいたらしは遠くなる
絶望のとなりにしはある
しという文字はまがってる
それは釣るためひとを
私は釣られないぞ
そうおもった ....
懐で古銭をじゃりじゃりさせながら
暗い大通りを歩いていく
多くの脇道が横に伸びていて
かつてここを一緒に歩いた人が
上から見ると「馬」の字になっている
と教えてくれた町
何百年も前に大火の ....
何もかもに夢中になっている。
あれほど突き詰めるように取り組んでいた詩作に時間をとろうと考えもしなくなるほどに。
生きることに夢中。
仕事に、生活することに、自らを磨くことに、学び、勉強し、資格 ....
罅
光
声色
ウサギが大人になって
ウサ耳美少女になったとして
そのソープランドの名前は
"生足ホイホイ”
俺は己の罪を赦すために
更に大きな罪を犯すだろう
要するに
俺は地図にその楽園を
....
■水滸伝
氵を裂ける
水が二つの
許伝
それをあなたに、
語って聴かそう、スマホで書いて
■■薦
輪針
毒毒毒毒
毒毒毒毒
毒毒毒毒
毒毒毒毒【書
....
真冬の朝
道を歩いていると
飛べなくなった小鳥を目にすることがある
数年に一度
いつも忘れた頃だ
そっと捕まえ
コートの内ポケットへ忍ばせる
少しおくと
飛べるようになって
やわらか ....
http://po-m.com/forum/upfile/7182/170129083509.mp3
完全会員制で
お酒を嗜みながら
持ち寄った
自称詩を読み聞かせて
指名したおねえちゃ ....
わたしが眠れないとき
眠れないことを
わたしは
よく噛んでいる
わたしが眠れないとき
曲がった中指の先の届く距離に
耳の史蹟を
置く
わたしが眠れないとき
花花が群青色の香り ....
なにかを聞き返すときの唇は
え という音のかたちがいい
あ という風にききかえすと
無用な風がまきおこるし
結んでしまうと唇は
意思を表明してしまう
え というかたちは平和のかたち ....
僕の田舎では
何かもらえるとなると
バアちゃんたちがぞろぞろ集まってくる
もらえるものは
テイシュ一1箱でも
喜んで集まってくる
地域でのイベントには
必ずといってよいほど
ハズレなし ....
あの方が生きておられたら今年80歳だ
おなくなりになられたのが御歳15の時だから
あれから65年
昭和30年代があり
40年代があり、50年代、60年代、
平成になり、平 ....
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