暑さが背中にへばりつく。雲の切れ目から溢れ出てくる強い陽射しから逃れようとするアキレス腱には鈍い痛みが走る。
密閉された車中ではしあわせのしわざがかかっていて、懐かしいと思った。
普段着を着てるは ....
鳥が一羽、鳥籠から離れていったので、雨の日にでも中州に取り残されたいと、小指を曲げる。
3年前ばかりを思い出す。それはオレンジ色で暖かく、とても安らぐ香りをしている。あの頃はどうしようもなく好きな人 ....
この憎悪をいつまで
胸に抱けばいいのか
誰にも告げず
命の尽きるまで?
この憎悪を収めるには
人ひとりの胸はあまりに
小さく、脆い
絶えずそこから漏れ出そうとする
この憎悪を私は押しと ....
「空いっぱい」は初めての「名前」
「空いっぱい」に想いを描こう
喜び悲しみ苦しみ楽しみ怒り
いっぱい いっぱい描いていこう
君たちと出会って 色んな想い
みんな元気かな どうしてるの ....
少女のような顔付きをしてあなたは
優しい言葉を連発する
そんな言葉たちを並べ立てられると
涙が溢れてしまうじゃないか
子供じみたあなたの
真っ直ぐで
優しくて
スキって気持ちでいっぱ ....
清水
小径
ベアリング
BS朝の連ドラの後に
関口なんたらの息子が
親の七光り(母親も入れると10光りぐらいか)
でただひたすらヨーロッパを電車で旅するだけで
金を貰えるという番組をやっている
それを斜めに見ながら ....
上 が り
潜
ム 幸福
度 償
い たい
い たい
い ....
自称詩人の主食は
コンビニ弁当とカップラーメンだが
それを自称詩人は
「コンビニに乞食する」等と卑下しながら
そんなことを言う俺ってやっぱセンスある?
と内心悦に入っている
しかし、その文 ....
夜中に書いた手紙の上澄みを掬って
今朝も
君に会える場所へ行く
伝えたいこと
いつ伝えることができるのか
もう伝えたのかもしれない
もう伝わらないかもしれない
おはようが
いつ ....
匂わすのではなく
明確に語れ
それがダサいとか
いつの話だ
遠回りしていい事なんかなかった
最短ルートで殺せ
明確に語れないのはただただ修行が足りないだけだ
世界に嫌われるほど地 ....
エネルギーが有り余っている
それを注ぎ込む対象が見つからない?
そのエネルギーが燃え尽きてしまう前に早く探し出せ!
燃え尽きた真っ黒い石がゴロゴロしている
雷が鳴り止まないこの街には
親 ....
本当はそんな事はしたくない
追い込まれてやらざるを得ない
そんな悪夢をまだ見ている
強い決意の下
全てを終わらせて未来
自由になる
あなた達も本当は必要のないものばかりに囲まれ ....
こどもたちは みな せなかをまるめて
せなかをまるめていないのは みみずのこどもくらいです
どのこも せなかをまるめて 卵やおなかの中で すごします
拡張現実を手に入れた にんげんのこどもも
....
先生もうそをつくのだ
親もうそをつくのだ
警察官もうそをつくのだ
裁判官もうそをつくのだ
政治家もうそをつくのだ
医者もうそをつくのだ
子どもたちよ
大人たちはみんな
少しずつうそをつ ....
遠くにある町を眺めている
海の向こう
タバコはもう吸っていない
クジラが見えた気がした
工場からでる黒煙
憧れの場所は蜃気楼
町は僕を忘れた
スーツで泳げたら ....
ベロアの
ワンピースきないまま終わっちゃった
冬の、
のりしろを引っ張ってだきあう
夜になるとひかる体は
百円ショップで買った
キーホルダーみたいに
だんだんにぶく光をやめる
....
火薬
コンビナート
コスモス
ドラマチックに
気を失って
ヒロイン気取りで
支えてもらって
憂い顔に長い睫毛
声を上げずに
口角上げて
白いレースのハンカチを
故意に落として
恋を始める
大抵の自称詩人は
5流大学以下出身なので
学歴とか知識に対して
異常なまでのコンプレックスを持つが
自分は詩の愛好者だと思うことで
それを乗り越えようとする
つまり、学歴や知識がなくても
....
音楽は子供組が舐める風邪シロップみたいなものなんだって
遠い昔にいた偉い人がそう言ったんだって
いつかのあなたがぶっきらぼうに教えてくれた
わたしは中古の楽器を担ぐあなたについてまわ ....
風が吹けば桶屋が儲かる的な?
あるいは悲しい事件、事故、災害が起きると
自称詩人が湧いて来る的な?
えっ、最初のは近いけど
二番目のは違う?
何故?
ナニナニ
二番目のは
ウン ....
白い光が辺りを照らし
気分は少し救われている
明日の仕事をやり残したまま
うたた寝をする
こころは底の底に落ちてゆく
無理やりに身を起こし
コーヒーをすすり目を覚ます
静まり返った闇 ....
田舎者!! と言われると
イラっとする ことがある
田舎が良いねぇ なんて
したり顔で 呟くのは
都会の便利さを
知ってしまった者の
戯言
今度 何処が良い?
転勤族の ....
僕の田舎では
教えたがりが多い
学びたがりよりも
教えたがりが多い
自分の経験からくる狭い知識を
絶対だと思いこんでいる
無惨
落花生
詞
寝っ転がって
床の上に
手と脚とを
放り出して
無意味に曲げてみたり
曲がってみたり
上空から見た姿を想像して
角度を微妙に調整してみたり
床の方に向き直ってみたり
脹脛がつるくらい ....
何処にも行けなくても
とりあえず生きる事は出来る。
物理的な事と心象の閉塞感は別なのだ。
行動する選択の全てが悪手で、
起死回生とか打開とか、
それら必然望むべくは中々 ....
パンク、てか
パン食う
詩人
じゃなくて CG
心は丸刈り
風邪ひいた
かきーん
睡眠ぐ城に通って
かれこれ数十年になろうとしているが
欲望の肥満体質はいっこうに変わらないようだ
むしゃ修行も必要とやってはみるが
腹の虫はなかなか剣に収まらず
相手に具の音も出ない ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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