恋する君が好きで 喉に刺さったままの思いを

上手く言えない言い訳 にして 君を見守る



僕はいいひと 君にとって 何でも話せて

あのひとのことを何かと聞いてくる

 ....


水道

春の、ほどけた日溜まりのなかで
そよそよと吹く風の流れを、産毛に感じ
周りから、朝露で蒸れた草木の香りが漂う

ゆらゆらと、揺れる、かげろう

その、見えないところ
沢山の透けて、輪郭の ....
ハイフンが続いてく
真っ黒な道路の果てには
さみしがりやのバイカー一人
スコップで何か探してる

退屈しのぎの仕事でもらった
退屈しのぎの小銭を燃やす
スコップが小石を弾いて
炎と ....
ひとりの人を助けたら
百人の人が助かるって
ほんとかな

人が人を助けていって
めぐりめぐって百人になって
それぞれ人を助けていけば

どんだけ救いになるだろう

たんぽぽの綿 ....
指ずもうを挑まれました
相手は私より強いのに
本気でいくぞと意気込んでいます

私はその鼻息だけて滅入ってしまい
吹き飛ばされそうな気がしましたので
あなたにはとてもかないませんと

 ....
世の中の気に入ったものすべてを集めることはできないが
ときおり巡り合う素敵な情景や言葉を僕の何処かにスケッチしておこう

ときにはロボットが生産ラインで溶接した鉄板でできたちいさな車で風 ....
詩の思考が
衰弱しつつ在る肉に
抗うことも出来なくなり、
死の硬直した体と観念に
ズルズルと引きづられて
いくだけ なら
いっそのこと、
燃やしてしまおう己ごと!

脳髄に吹き込まれ ....
金を寄付したからって
文句を言われるというのは異常だと思う
しかも貰った側が得意気に
吠えまくって
告発してやった的な感じ満々だけど
冷静に考えたら
「あいつ、俺みたいな奴に
100万も ....
よるになると
ぴい、と音が鳴る
この部屋のどこからか
耳を澄ませる
出どころを
さがしあてようと
眼をつむり
耳だけになってみる
飼ったはずはない
けれどそれは
とりのこえに似てい ....
🍓が終われば🍊にマンゴー枇杷🍒🍑🍈🍉
頬張る旬👍✌️💅数えますか和梨🍇柿🍎🍏🍐
🍓に戻る🗾の季節に弾かれた🥝🍌🍍
🖋は握らずに📱握る手の中で変わる僕ら
何度でも笑って泣いて笑う泣き笑い顔が
 ....
       ひずみの原版を
    かかえたままで いま
      息を切らしながら
       つくづく 思う
        卒寿を過ぎた
        おひとりさま

 青 ....
僕さぁなんかわかんないんだけどさぁわかるかな?メスの匂い?みたいなのがあってさぁ それわかるんだよね

どんどん嗅いでるときまってきちゃうやつっていうのかな
なんつーかさぁ
わかるんだよね う ....
殺されるかもしれない
死にたくはない
じいちゃんにもそう言ったばかり
自殺と見せかけて

殺されるかもしれない
死にたくはない
いま神さまにもお祈りします
わたしだけの神さまにも

 ....
開店

シノニム

エヴァンゲリオンが好きだと言う女が嫌いだ

私には大好きな本屋があった。
本屋は薄暗く、カビ臭かった。
夏は暑く、冬は寒かった

私の半径3kmの行動範囲の少し端にあった。

父親の機 ....
春はすこし気持ち悪い
だるく巻きついた青空と
花屋にだんだん並びだす
ミモザもはっと白けるような
そうでもない別れと
それっぽい出会いが
ねじねじとよじれてやってくる
春はすこし気持ち悪 ....
一匹の雄の野良猫が居た、根性も身なりも薄汚い野良猫であった。他人の捨てたものを漁らなければニャアと鳴くことすら出来ず、鳴いたところで短い、汚い声を上げる程度であった。その内容も、他の猫が聞けば .... 母のことを思う
始発のプラットフォームに立つ時は いつも母に一番近づく
故郷を離れてダウンロードした新曲が 終わらないうちに
新幹線の窓の田畑や山の緑は速度に燃やされ
灰色の街が 繰り ....
冒頭に
今現在は詩ということが憚れるほどの
クソクソですが
遠い将来、皆様に
「これは私の死が迫ったときに
思い返して、ああ、言葉による表現で
これだけ人間の本質って
つまびらかに出来る ....
リズミカルに弾けている理由
雫は 丸いからね

どの方向にも 飛んで行けるのと
笑っているようで

少しだけ 泣いている
ころころ

坂道になれば
転がって しまうから

だけ ....
取り立てて
何の才能もないけれど
ただ、有名にだけはなりたくて

楽器も下手だし
絵も下手で
顔が悪くて
オッパイも小さい

それでも私には言葉があると
拙い言葉にすべてを託し
 ....
春の白い空には
いつも浮かんでいる気怠い書体の半透明の文字
“Anywhere out of the world”
(ボードレールとシャガールと中原中也の三角形)

それを見あげていると
 ....
複雑な現象が一つの数式に閉じ込められている美しさと同じように、
複雑な情報が一つの身体に閉じ込められている人間というものが佇む姿は美しい
いや、人間だけではない
ありとあらゆる物が複雑なものを抱 ....
こころは
ときめかない

生ぬるい海に
独り沈む

愛のない
こころで
懸命に生きても

ただ
空しくて
哀しい

そこのそこに
落ちて
こわれる

解放
ただそ ....
浮きたちそうな夢のおくで
君が叫んでいるのを
僕は、空の狭間で叫んでいるようで実は
夢おくにいるんだってこと

知ってる

世界は広くて

僕は狭くて

君は泣いてる


 ....
ささみ

長波

模様
冬のあいだは閉じていた即売所に
春の野菜が並ぶのをみにいった

空に白い梅の花が
燃え上がるように咲いている

ハンチング帽をかぶった老人が杖をつきながら
老犬とゆったりと歩いていた
 ....
――ミルカ ヌカルミ

そんな回文が虻のように掠めた時
女のなにくわぬ横顔は真新しい日記帳で 
天道虫だけが慌てて這いまわっていた
とても大切なものを落としてしまい
それがなにかも思い出せ ....
冴えない気分はよりスローに
お気に入りのお店にも入れなくてね
使いもしないコンタクトレンズの割引券を
丸めてポケットの奥に そのままで


この時期の空模様はあまり好きじゃなくてね
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ピエロ讃岐どん兵衛1*17/3/25 1:32
平成29年3月25日(土)みじんこ017/3/25 0:18
春の足取り長崎哲也3*17/3/24 23:52
HI FUN竜門勇気017/3/24 23:30
1/100しずる5*17/3/24 22:25
ひとりずもう1*17/3/24 22:07
コレクター梅昆布茶1417/3/24 20:15
息吹 新たに  ひだかたけし417/3/24 19:58
寄付花形新次117/3/24 19:50
よるのとりそらの珊瑚23*17/3/24 14:21
季節みたいに僕らは変わる/即興ゴルコンダ(仮)時間外投稿こうだたけみ2*17/3/24 13:36
染色月(三)信天翁217/3/24 11:34
胸糞注意(タイトル)自縛ポエトリ...417/3/24 9:59
生きる[group]もっぷ517/3/24 3:38
平成29年3月24日(金)みじんこ217/3/24 3:05
ポエトリーセカンドインパクトジャパン自縛ポエトリ...317/3/24 2:18
春はいつも気持ち悪いユッカ217/3/24 0:26
哀れなAlley Catホロウ・シカ...3*17/3/23 23:34
し、についての考察為平 澪617/3/23 21:32
赦し花形新次017/3/23 21:21
おいで おいで藤鈴呼017/3/23 20:28
さようなら、自称詩人花形新次117/3/23 18:06
春 虚[group]塔野夏子3*17/3/23 11:06
自立神経狩心017/3/23 9:11
星丘涙3*17/3/23 6:46
夢おく水菜217/3/23 6:22
平成29年3月23日(木)みじんこ017/3/23 5:47
人と犬は枝と花田中修子10*17/3/23 1:40
淡水系ただのみきや12*17/3/23 0:05
頭痛[group]黙考する『叫...017/3/22 23:46

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