あなたのその愚かな 姉 の ようなほほえみを

点字にしてずっと撫でていたい 







知らない男がしゃがんでいる

あきらめた花がぽとぽと落ちてくる庭の木の ....
木々が襟を立てて拒む間
風は歌わない
先を案じてざわざわと
意味のないお喋りを始めるのは木
いつしか言葉も枯れ果てて
幻のように消えてしまう
すっかり裸になると
しなやかに 風は切られて ....
唐揚げにレモンをかけていいですか
唐揚げに醤油をかけていいですか
唐揚げにポン酢をかけていいですか
唐揚げにソースをかけていいですか
唐揚げに辛子をかけていいですか
唐揚げに山葵をかけていい ....
あれは化石の街だった
すべてが固まって
ぼくは言葉を失ってしまった
ある漁師は寡黙に作業をしている
ラーメンを啜りながら
海辺の波をみたら
視界は空を広げ
腕の血管のボルトを力いっぱい絞 ....
それは 悲鳴だったか

夜、星空に流れた
気づけば消えてしまうかすかな夢の中の笑い声
少し枯れてしまったシマリスの森の中で
ささやかな それでいて生真面目なそよ風に

生活を鵜呑みに ....
何かを守る為に何かを犠牲にすることは
様々な覚悟を人に求めるけれど
もし、覚悟の先にあるものが、自分の想像もできない素敵なものなのだとしたら
わたしは、きっと耐えるのだろう
耐えるという意識も ....
殺めてしまった
かりそめに

白い首筋 揺れる乱れ髪
唇は紅く
歯には私の爪先を

這わす指先
血の色

過敏な場所は遠回り
わざとずらして
ほくそ笑む

匂う香りと崩れる ....
 ふりはらいたい

 全てをたちきってしまいたい

 この衝動は後悔のはじまり

 生を受けて歩いている

 歩いている以上

 共に歩き 

 立ち止まっても 

  ....
○(不眠症)
イビキをかいて寝ていたのに
ワイフがいう
「夕べはちっとも眠れなかった」と

○(夫婦)
なんでうちのワイフは
こんなに
人のことにうるさいのだろう

○(健康)
 ....
詩情さえ
なくしていいと思っていた
このコンクリートの延長線に
あなたはいない
ひとりをなくした
世界のようなひとりを
なのに今夜は
少し明るい
月見草が咲いていて
私は詩を書い ....
肉が筋張っていて
とても硬いので
3日3晩煮込む必要があったが
とにかく煮込んでも
煮込んでも
出汁が出ない、旨味がない
変な灰汁が大量に出る以外は
美味くもなんともない
その上、くさ ....
口の中で消された言葉を想像してみて
私が貪り食ったホットドッグの
無味乾燥さを自分のせいにして
ドロリと、横たわる布団の上

死にたいって、嘯く詩人の戯れ
私は、
私は結局それだけを拠り ....
甘美なる赤い香りは
蒼い花を征服して
空間に調和という時間を与える

香水の飛沫
ヒステリックに飛び散る夜
叫びは歌とは違う
言葉が一つ捨てられている

孤独な人は名前を持っているの ....
響きが立つ
 色が立つ
  輪郭が立つ
   知覚が立つ
広がる意識 何処までも

壁が近い
浮き上がり
近い壁
くっきりと
像を結ぶ
わたしは喜びに満たされ
壁の響きを聴く
 ....
風呂のジャーが爆発する
扉が爆発して
物置が爆発する
戦場だった南側
ガジュマルを観賞した後だった
手帖を読んで居ると
宇宙の田圃でエンジンが鳴る
宇宙から見る那覇市が美しい
笑まい、 ....
水色のワンピースが風に揺れてるのを右頬の肌で感じてるわたし
そのひとの顔は見えないけれどわたし、すごく綺麗だと思ったの
きっと、風の精は水色の風に笑ってると思う
流れていく雲
あっという間に空 ....
ふらっと特急電車に乗る
目的に足を運ぶのではなく、
力なく倒れないようにただフラフラと

周りからは変な目で見られるが、
そんなものをどうでもよくさせる心地よさ
フラフラしている足を2つに ....
死ぬよりも
捨てる方を
選びなさい
死と引き換えにできるものは
何もないのだから
自殺の方を
選んではいけない
朝夕爽やかな空気が
漂うようになった
朝日を浴びながらの散歩が
とても清々しい
この間まであんなに嫌っていた太陽光が
今は快い
家庭菜園の大根の芽も
これから日増しに大きくなっていくこと ....
光とともに影が伸びて
大いなる光に包まれながら
影が大きくなっていくのを恐れていた

光には目に見えない強さも含んでいたが
目に見えない影の部分も連れてくる
影におびえ、光に憧れ
一体ど ....
テーブルの上に置かれた瓶は
水滴を纏っていて
中身の冷たさを誇張している

だから触れてやる気にはならない
陽に照らされて温くなるがいい

酸味も消失し
不味くなったらいい

それ ....
七色の満月に
よりかかっている

骨になり泳ぐ魚
軽すぎて命が冷たい
星座になりきれなかった
群雄たちの成れの果て

七色の満月に
よりかかっている

眼鏡をはずし
からめるさ ....
いつだって冷たく
ほどけていたかっただけ

夢の
ぬいめをほどく夢を
みている
きみのまぶたを縫う
針をはう
つきあかりを
しらないきみの
すこやかな呼吸の
灯したひかり
ほど ....
眠れぬ夜
友人にLINEで謝った
あの時は理解してあげられなくて
ごめんね
あなたの気持ち
今はよくわかるの


流れ星を見つける間もなく
返信が届いた

「わかればよろしい
 ....
ホームできれいな音楽を聴く
レモン色の飲料を飲む
すぐに身体の一部となる

目的地が分かって
最後の挑戦だと手を伸ばす
誰も知らない朝と少年

バスに長時間乗り
黒いシャツを着た人々 ....
月の見えない夜に川岸にいる
水面にはさかさまの空が微かに映っていて
まるで鏡の世界にいるみたい
水の音に耳をすませば
鏡の向こうから声が聞こえた気がした
月は、地上から見えなくたって雲の ....
わたしが
単に私で在る
時、
わたしは世界の一点
世界を占有せんと世界に挑み
わたしは限られた一点に住み込み
限られた一点から世界を眺める
(どけ、そこは俺様の場所だ!)

わたしが ....
友よ

きみはなぜ
となりの部屋で
刃を研ぐのか

なぜその音で
威嚇するのか

たしかに
過去にいろいろな
出来事があった


友よ

きみはなぜ
となりの部屋から ....
落日 悲しみ 

盲目 真っ暗闇

充血した満月 不穏に包まれる
白い頬 浮かび上がる
それは獣の呟き
孤独 
嫌われ者が背中を丸め眠る
閃光
現実から覚め ....
重い重い
今日の気分はいかが?

私はちょっと一息でほっ~
転倒した時のあばらのヒビも完治

目まぐるしく過ぎた
五十代前半

何か始めたい
五十代後半

そんなことを思いなが ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
点字タオル12*17/9/6 20:54
風の痛点ただのみきや17*17/9/6 20:03
唐揚げに深水遊脚2*17/9/6 19:54
海路レタス317/9/6 18:37
秋葉竹117/9/6 15:37
白いマーガレットの花水菜117/9/6 13:42
愛撫kino12...017/9/6 13:33
しがらみ佐白光017/9/6 9:47
独り言24集zenyam...017/9/6 8:34
今夜は少し明るいフユナ13+*17/9/6 1:11
名取物語 自称詩人のスープ花形新次117/9/6 0:36
希望這 いずる717/9/6 0:00
鷲田717/9/5 22:08
開く宇宙ひだかたけし517/9/5 21:13
宇宙船の爆発を防げなかった間村長6*17/9/5 19:30
水色の水菜117/9/5 19:10
フラフラふじみやこ117/9/5 13:38
死ぬよりもzenyam...117/9/5 7:53
白秋117/9/5 7:44
存在の証明電光石火317/9/5 1:12
意地の悪い坂本瞳子2*17/9/5 1:10
秋の星座秋葉竹3*17/9/5 0:06
ゆめのぬいめむぎのようこ317/9/4 22:49
スタンプしょだまさし217/9/4 22:14
白夜[group]ふるる6*17/9/4 21:03
月夜水宮うみ4*17/9/4 17:33
魂の風〇変容ひだかたけし717/9/4 17:31
友よst217/9/4 15:39
盲人星丘涙8*17/9/4 14:35
重い思い五十代半ば過ぎminomi117/9/4 6:51

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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