アダルトサイトを観たら
身の覚えのある高額請求が来た!
「おじいちゃんこれは払わなくていいんですよ」
と言ったら
おじいちゃんが言った
「あんなにドキドキしたのは
初めてだ!
まったくた ....
風呂場のシャワーの出が悪くなり
修理業者を呼んで 修理してもらった
すっかりなおって 軽快にシャワーを使えて
満足の日々が続いていたが
ふと見ると 風呂場の灯りのカバーが壊れている
....
隙間を埋める
魂の光
神々しさなど
あるものか
気味の悪さに
埋もれた夜
ササクレるには
未だ早い
ツメが 必ず伸びて
白く 染まるから
別に 今流行りの
....
アメリカ映画が好きだ
単純で
わかりやすくて
ハッピーエンド
見終わったときの
馬鹿馬鹿しさと
多幸感ときたら
無垢な子供を見たようで
その純粋さに
泣けてくるぐらい ....
後ろを向かないで ミミ
あなたの遠い故郷が待っている
そこでは砂場でシグナルを送り合う
かつての街の信号機は、
青くなって唾液のように揺れている
天国があるとするなら、それは
いつも定 ....
TITLE50 と言うタイトル
ゴルゴのことはそっとしておいてね
ねえ 面白いことを思いついたの
何処からが生まれた時には知らなかった言葉で
何処までが新しく見付けた景色なのかを知りた ....
暗闇のなか
玉ねぎを炒める香が
道向こうの団地から
風に乗ってやって来る
瞬間、
懐かしい顔顔顔 浮かんで
自然と涙が溢れ流れる
〈温ったかいな温ったかいな〉
僕は公園のベンチに座りな ....
夏の朝 川沿いを歩く
決して先を急ぐことなく
ゆっくりと歩く
忙しさを忘れ
川のせせらぎの音に癒され
水の流れを見つめる
水の不思議な心地よさ
毎朝 好んでこの道を往く
光 ....
白い蝶 光の眩暈
追って追われて
追われて逃げて
見えない糸が絡んだように
もつれてはなれ
はなれてもつれ
火照った空気に乗っかって
この夏の向こうへ
恋と憎しみは良く似ている ....
臣民党なら
いくらでも支持するが
民主インポ党なら
5000億積まれてもイヤだ
ましてや
舌レロレロの
元シーベルト官房長官が代表なんて
冗談にも程がある
もう片方の元代表も
焼肉屋 ....
皮膚がかなしみの袋となって
夕陽とともに砕け去る
勝つべき恋もなく
敗けるべき政争もなく
小さな部屋でひとり
狂った警報をきいている
痛くしないで
痛くなくなるから
大声を上げないで
聞こえなくなるから
怖い顔しないで
みえなくなるから
いやだ いやだ
ゴメンナサイ
コワレルヨ
壊さないで
....
君と共
夏の午後
暑い外
避けて此処
エアコンに
かくまわれ
君と飲む
冷たさを
僕だけが
覚えてる
夏の午後
暑い部屋
溶けかけた
氷たち
カラカラン
....
参道を無数の鹿が
{ルビ長閑=のどか}なリズムで、歩いている
野球帽の少年が
鹿せんべいを
口許にやっては、はしゃぐ
首からカメラをぶら下げた
アメリカ人のおじさん
橙色の法 ....
三つ編みの中に隠したボタンは
あなたの制服の二番目だった
ネズミにかじられたりしないように
私は一等席を用意した
黒いおさげが光の加減で
緑になるのを気に入っている
重たい髪が ....
相手を愛するということは
自分の気持ちや考えを押し付けることじゃなく
相手の気持ちや考えを
最大限尊重することである
しくじった
ヤバイ
良しもう一回
ポチッと
今度は慎重に
ここは 罠だ 毒だ 落とし穴
一度やったから知ってる
そんなボタンであの日を
変えれたら
ナイナイ
あれっ
....
ポップコーンが弾ける音
それが聞こえるだけでも
この耳は楽しいらしい
高層ビルがまた一つ建ち
そのアシンメトリなフォルムは
夜空をいびつに捻じ曲げ
火が花開く空間を奪ってしまった
....
おサルの籠池ホイサッサ
後ろで拝んでいる
ハバアは、ありゃなんだ?
しかし、変な夫婦っているもんだな
見るからに品の欠片もないだろ
きっと出自の問題だ
だってちょっとやそっとで
あの ....
人格者とは
理不尽に対処できる
知恵と器と使命を持つひとのことだ
人格者は理不尽がきても
じぶんを立てるということをしない
じぶんを立てていると他を責めてしまうからだ ....
かつて
苦しくても悔しくても辛くっても疲れていても
心の内に呑み込んでしまって
どんなにどうであっても
わたしには笑顔ばかりを見せてくれるひとが居た
けれども
とうとう最後の患いとの闘いの ....
つなぐことが
できない者の
孤独と生滅
たくすバトンを
持たずして
つながることを
恐れる者の
羞恥と隠遁
網の目の中
失われ
つながれている
罪ある ....
取れたてのトマトを氷水で洗い
大きな口でかぶりつく。
暑くなり始めた水場の前で麦わら帽子を被り
冷たい水で顔と手を洗う父と私は
虫や暑さと格闘しつつ
畑仕事に精を出す。
太いきゅう ....
……キャッチ出来ない
近づき逃れ 逃れ接近
既にそれを背負わされ
足場は崩れ消滅した
青くぽっぽと熱を吐く、
大地の割れて真っ二つ
天は激しく咆哮し、
蒼くぼぉぼぉ燃え盛る
幻想を ....
花かんむりを作りながら微笑を称えていた少女時代に
戻りたくなりました
少なくとも「おかんむり」の多い世の中を泳ぐ大人よりは
平和に違いないかな?って
戻れるかな
戻れぬかな
戻 ....
お互いが
自分と向き合う時間である
自分は今どこにいるのだろう?
ボケると
自分がどこにいるかわからなくなる
昨日届いた今年の新米。
白く輝く米粒が
すくい上げた両手から零れ落ちる。
その日の晩
一粒も残さないで食べなさい。と
母はしゃもじを握って何べんも言った。
白い湯気を顔中に浴びて
....
日々闘う孤独者よ
あなたは誇り高き戦士
あなたは孤独者を忌み嫌う幾多の聴衆の黒い嘲笑と闘い
あなたを堕落させ狂乱の傀儡にせんとする生煮えの蠱惑に耐える
あなたは元より孤独を友とし静寂を伴侶 ....
習字が変だった
その習字を止めると
さらにへんで
ロバのドンキーや
ロバのロシナンテと
邂逅する
へん(恐怖)から逃避して
父にパチンコ屋に連れて行ってもらうと
鵜の国が近くの貯水 ....
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