だって
ほら もうすぐそこに
いきるたのしさ
みつけてしまったんだもの
いきなくちゃ
かなしくて
かぜのみこむないしゅけつに
たくさん おらなくっちゃ
いきること
いいよって ....
朝顔に似た花を見た
けれど
私は知っている
この花が
朝顔ではないことを
この世界は
夜ばかりで
朝は来ないのだから
けれど
私は知らない
この花の名前を
....
人は何故
自称詩人になるのかと考える
女にモテて
友達が沢山いて
頭が良くて
金があって
美味いもん食えて
健康体で
地位と名誉もあって
尊敬されていたら
絶対に自称詩人にはな ....
助手席に猫がいる
仕事を終えて帰ろうとすると
どこからかやって来て
そこへ座る
猫といっても猫らしくなく
長靴など履いて
シートベルトもきちんとしめる
近くの事務所に勤めているらしいが
....
フィッシュ
フィッシャー
フリッツ
フレッシュ
俺の人生の目標は永く次元大介で
或いは秋葉流だった
....
時に眼からこぼれでる涙と
時に傷口から流れ出る血とが
私の排水溝で合流するなんてあるんだろうか
私は謝りなく人間だから
時に心が歪んで誰かを憎悪するだろう
私は謝りなく人間だから
時に ....
祈りは、行為の種だという
伸び出た行為の葉陰には きっと
きみの祈りの花が咲いている
祈りが 行為の種 ならば
行為が 祈りの花 だから
....
行間のしろいまぶたが
きんいろに開かれてゆくことがある、としたら
白百合を青い糸で綴じたのは余計な悪戯だったでしょう
木の陰に残された小人の足跡
そこにも宇宙にも
数え切れないほどの静寂 ....
ぼんやりと希望の光が眩しくて
何度か眼を逸らしたので
まるで世界が悪夢のようで。
一生があまりにもなごり惜しくて
むかしから闘う虎になりたくて。
ほんの一瞬 明るい未来 ....
雨粒の一つ一つが水の惑星として多くの生命を宿している
ちょうど今日のような日に
水は忍び寄る 音楽に紛れて
耳の奥の貝を発芽させるために
アンモナイトが石の生を得るずっと前
いい陽気の朝 ....
あなたの居場所はありますか
目覚めた時 居場所は正しいですか
出かけるまでの居場所はどこですか
電車での居場所はどこですか
隅に隠れていませんか
隠れる必 ....
人口はどんどん減っていくのに
コンビニとコインランドリーは
増えていく
家族が多いと洗濯も大変だろうけれど
僕は下着まであんなところで
洗おうとは思わない
だれがどんなものを洗っているか
....
よく見ればわかるように正常
この世は意外とまともな人が多い
俺がエレクト お前の奴隷
ジーンズの膨らみ
100円玉のポッケ
ねだる
植木鉢に甘いタレを隠して ....
制作進行は死なない。
制作進行は死なない。
徹夜明け
仮眠を取る前に先輩が一言。
「素材の上がりが出ないなら、家まで行って
呼び鈴を鳴らしても良いから。」
制作進行は死なない。
....
まぶしいのは
ずっと目を閉じていたから
そこは優しい闇に似た架空世界で
行こうとさえ思えば深海にも
宇宙にも
過去にだって行けた
あのスカートはどこにしまっただろう
青い水玉模様
....
口角を上げると
今がたとえ 悲しい瞬間であっても
脳が 楽しかった時の気分を思い出してくれる
と聞いた時から
出来るだけ 笑顔でいたいなって
思うように なりました
ただ ....
道ばたに咲いていたのかも知れなかった
ずっとずっとずっと前から
細くて狭い道は車一台が通るのがやっとだった
下手をしたら車輪が道から外れて土手下の畑に落ちてしまいそうな道
一ヶ所誰かが植えた可 ....
昨日今日
雨 以外空から降るものはない
雨の嫌な匂いが
眼から耳から口から 体中の皮膚から容赦なくしみこんでくる
雨が降る度にそんな風に感じるのは
何も私だけじゃないだろう
車のハンド ....
夕方まではたらいた疲れをそのままに心くたびれ。
僕は水曜日には、限定されたみそっかすになる。
幽霊ではなく、枯れ尾花でもない。
たとえば足はあるが、雲の上では、ふわふわで。
....
出窓に飾った写真がいつか
色をなくして匂いだけ残る
サッカーボールと一緒に映る
仲間たちとはもう肩を組めずに
時が流れてお別れの夜だ
言葉を探そうすると人は
いつもより目線が高くな ....
魔法はいつか醒めるもの
それも残酷なタイミングで
少女時代の楽しいお茶会
永遠に続くはずだったのに
甘いお菓子たちの余韻が
不意に舌先から消え失せて
一緒に王子様の噂をしていた
乙女 ....
TOKIOをクビになった
山口元メンバーの今後について考えたい
私としては
FUKUSHYMAという
ボランティアグループを結成して
一所懸命頑張っている姿を
隠し撮りした体で
ワイ ....
神妙に 生きてる 風が
死んでる ガラス戸を
ノックする・・・・
ただ それだけで
七色の四次元は
生かされてゆく
ちょっと塞ぎこんでしまいそうな時に
思い出すのは
眠る場所があって 食べるものがあって
大切な存在があることは しあわせだ ということです
しあわせって しあわせな瞬間には
実感 ....
踊り場が泣いている夜、わたしは旅に出た。
この夜空に浮かぶ星々を、
わたしたちと呼ぶことにしよう。
プラネタリウムみたいに綺麗な世界が、わたしに酸素を送ってくれる。
○「ふるさと」
ふるさとは
豊かな自然というけれど
鳥獣とばあちゃんばかり
都会の満員電車がまた懐かしくなる
○「かみつく人」
かみつく人には
近づかないことです
背中を見せないこ ....
元気であれば
いい
たとえ遠くにいても
心はつながっているから
いろいろあっても
元気で暮らしていれば
また笑い合える日も
ある
ねぇ、おとうさん
なんで 戦争反対をするの / 次世代のこどもたちが徴兵されるからだ / なんで そんなふうに思うの / 新聞を、読んだからだ、たくさんの人にあって活動していたからだ / なんで ....
「会いたい・会いたい。」と
願い続けていたら
神様の元に声が届いたらしい。
やっと見つけた笑顔を眺めたら
視界も霞んで
動く事が出来なくなった。
ひとりの人生はおもい秘密を背負って、
険しい坂道を、歩いて登っていくものさ。
だからその途中で立ち止まって、大声で
叫びを木霊にしてみたいな。
いいえ、私も、木霊だよ、って ....
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