今日も疲れた
肩までクソに浸かった
振り返ればあるものなんて
太陽ぐらい

今日も暑いな
死人も燃える暑ささ
狂った老人も僕と共に行く
影の中 うさぎのアイソトープ
膝まで浸かる ....
あれっきりだけれどお元気ですか
月と火星を指でつなぐくらいの距離
びゅんと、目をつぶっていれば三時間くらい

インターネットがぼくらの秘密基地から
渋谷の交差点になったころ
あいもかわらず ....
チクタクチクタク時計の針が

チクタクチクタク前へと進む

チクタクチクタク

決して後ろに戻らない

戻るとしたら進みすぎ

だんだん古くなってきて

とうとう壊れて時止 ....
なんでときかれても

さっぱりわからない

きみのこころも

わからない

わからないからおもしろい

わからないからわかろうとする

にんげんのほんしつ



 ....
唇は柔らかく
絡めあう舌で
互いの唾液を確かめあう

吐息の洩れる部分を
探りあいながら彼は核心を見つけ
わたしは硬く突起物となったものを愛でる

充分にさざ波を起こしあい
彼はわた ....
景色はぼやけてはっきりせず、
もう夕方なのにこの電車から降りれないでいる。

手の中で蝉の抜け殻がクシャクシャと潰れて、
自電車ごと川に落ちる。
そうめんはどろどろに伸びていて、
五百円玉 ....
穏やかに過ごせた夜に
針のように
突きさしてくるのは
鏡に映る自分自身

必死で乗り越えようと
もがいても
それが何になるのと
問いかけてくるのも
自分自身

日々に翻弄され
 ....
踝から糸を吐く
女郎蜘蛛のように
罠を張り巡らせて
虎視眈々と標的を
雁字搦めにして
力に任せることなく
暴れることなく
罵ることなく
それでも抑する
この我が身の前で
ひれ伏すが ....
 
 手で掬った水のように

 築いてきたものが

 確立させている考えが

 どうあがなっても もがいても

 こぼれていく こぼれている

 手の平に残った一滴に問いかける
 ....
クソマスコミが
テロにも合わずに
生き延びているのを見ると
日本人は相も変わらず
バカだと思う

あいつら戦時中は
戦争バンザイで
みんなを騙して直接的に
殺人に加担したくせに
戦 ....


誰にも言えない
悩みや苦しみ、痛みを
分かち合うことが
できたなら
世界はもっと広いのに



車通りの多い
道端にでてきた
カマキリ
おろおろしてても
強気のファ ....
桜の一枚がハートに染まる
私の心は春に愛された

ひまわりの花が私を隠し
幻のように夏に消された

金木犀が思い出を連れて
私の日記は秋に流された

銀世界が口にマスクをさせて
私 ....
アップデートに本体が耐えるかどうかが心配なんだが
そんなに最新のVer.でいきてゆける訳ではないんだ

情報格差とは素敵すぎる造語で仕掛けられた欺瞞なんだろう
いつも調整しながら生きている老体 ....
僕の妻は下ネタが大嫌いだ
先日の朝、自治会の美化活動があった時
遅れてきた夫婦がいたので
僕がすかさず
「仲のいい夫婦は朝が遅いんだよね」といったら
後で妻が怒っていった
「なんであんなこ ....
年を取ったら
生きざまというよりも
死にざまです
みごとな死にざまをいたしましょう
夫婦でイオンモール土浦へ出掛ける度に嫁さんは一番にペットショップを見たがる
たしかに猫や犬は可愛いくて癒される
でも、それぞれが等価値の値段がつけられていていずれも高価な買い物だ
私たち夫婦に買 ....
川に降る星は再び昇り
沈む舟を水紋に覆う
午前三時のまばらな夜灯
出来もしない約束の群れ


腕の羽 腕の花
骨の花 たちたちと降り
違えたもの
失くしたふりで 隠し ....
大雨が降って
人が沢山死んだら
クソ自称詩人が湧いてくる
自称詩人のクソ自称詩など
クソの役にも立たないのに

てめえは家で
鼻くそほじりながら
あー、これネタにすれば
イイね沢山も ....
{ルビ紅=あか}が降り注ぐ
昼のど真ん中は
生臭くも怪しくもなく
倦怠感を振りまくけれど
威風堂々と誇らしげに
肩で風を抑えつけて
赤信号をものともせず
下唇を乾かせたまま
左右色の違 ....
好きなのは最後のポーズ
体の各部位に程よく負荷を与えた後の
弛緩がこの上なくここちよい
まるでブラックユーモアな
そのネーミングも心にしみて・・  

つまり到達目標とか
採点とか評価と ....
友達のことを考えていた午後
何もすることもなく 過ぎた 夏の一日
しかし 僕は 服を買ったのだ
何か特別なものを手に入れたわけではないのだが


自分であるということはつまらないものだ ....
遥か138億年前
宇宙は出来た
ビッグバン

ビッグバンのように恋に落ちた
出会った瞬間爆発
どんどん気持ちが膨張して
会えたら熱を帯び
会えない時は氷点下

いつか地球が消滅する ....
誰かが酩酊の果てに履き損ねたきらびやかな厚いソールのサンダルが事故車みたいに銀行の壁脇に転がっている、その靴の持主はもしかしたらもう息をしていないかもしれない―理由はわからないけれどなぜだかそんな .... 一日の終わりに西日を拝める者と 西日と沈む者
上り坂を登り終えて病院に辿り着く者と そうでない者
病院の坂を自分の足で踏みしめて降りられる者と 足のない者
西日の射す山の境界線で鬩ぎあいの血が
 ....
真夜中にウイルス・スキャンを実行して
モニターを見ながら怯えている
ブロックされた危険な接続の中に
今日も同じ顔を見つけた

この顔はファミレスでおなじみの
おばちゃんたちの自慢話と劣等感 ....
雨と点滴はどこか似ている

涙のようにつたい落ち
大地なる体を潤そうとする

友の瞳が夢を見ているうちに

雨よ止んでおくれ

彼が誰かに恋するには気恥ずかしく
与えようとするのが ....
僕の住む町は
防災に弱い町だ
今だに防災無線がない
避難指示など一刻を争う災害警報も
市の担当者から各自治会長へ電話で連絡があって
それから自治会長が自治会の無線を使って
各世帯に知らせる ....
猛暑が世界を襲ったため
凍結していた輪郭や亀裂が
一斉に融けてしまった
国境線が融けてひとときの和解が訪れ
水平線が融けて空へと海が流れ
私の視点が融けて誰の視点でも乗っ取る
私の肉体 ....
読売新聞じゃ愛は買えないな。
あの人に会いに行きたい。
今からでも遅くはない。
だけど 自分がもっと薄くなってしまうから。
正しいことばっか言ったって世界は愛せないだろう。
歌舞 ....
潮風で錆びた蝶々の羽根が
砂浜に沿って転がっている

波打ち際で動かない体が
螺旋を描いて燃え尽きそうだ

溜め息で模様が変わる羽根は
貝殻のように折り曲げられて
夜になって隙間をのぞ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
unders and anothers竜門勇気018/7/18 12:06
Re:あいもかわらず青の群れ918/7/18 11:56
天鳥そら0*18/7/18 11:17
さっぱりわからないねこきのこ018/7/18 7:24
HAL2*18/7/18 5:42
夏電車にて藤山 誠018/7/18 2:06
足音猫の耳018/7/18 1:21
捕食者坂本瞳子018/7/18 0:43
こぼれ落ちる佐白光5*18/7/18 0:13
9時の女に、その認識はない花形新次118/7/17 21:26
五行歌 命八木ヒロマサ118/7/17 15:40
四季のうたミナト 螢118/7/17 14:01
アップデート梅昆布茶14*18/7/17 9:26
下ネタzenyam...118/7/17 9:23
終活1*18/7/17 6:40
イオンモール土浦にてこたきひろし218/7/17 6:09
水喰み木立 悟218/7/17 0:33
自称詩人よ、流されろ花形新次118/7/17 0:29
束の間に見た夢坂本瞳子018/7/17 0:23
シャバアーサナLucy5*18/7/16 23:59
夏の光番田 218/7/16 23:01
宇宙的恋愛ねこきのこ018/7/16 22:30
そんなことを話している間にホロウ・シカ...1*18/7/16 22:13
西日為平 澪318/7/16 21:43
ウイルス・スキャン118/7/16 21:09
呼吸まみ7+*18/7/16 20:58
防災に弱い町zenyam...1*18/7/16 17:29
猛暑葉leaf018/7/16 15:53
夏と神話藤沢018/7/16 15:13
真珠の涙ミナト 螢218/7/16 13:35

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