我慢してきた
あなたの為に
辛抱してきた
会社の為に
我慢して辛抱したのは
自分の為だと分かった時
我慢していると思うことも
辛抱している ....
待つことになる約束などしなければよかった
待たせるような人を好きになってしまった
待っている間に雲を水平線を見ようか
暑い夏のこの駅で私はあなたを待つ
そういえば乗降客はいない
気の早いアキ ....
時の扉に挟まれた爪で
やり直せない歴史を引っ掻く
それは黒でした
傷付いた方が爪だったとしても
切れば伸びるから痛くはなくて
蝶のように死んだ体でも
美しいなんてちょっとズルイね
....
夜、自分で自分の髪を切ってお湯で流したところ。外では台風が吹き荒れ、窓に重い空気の塊が当たる気配がする。奇妙に空腹ではあるけど食べないほうがいいだろう。そっと自分で自分の頬に触れると、顔がある。幸福で ....
極めて下品な物言いになるかもしれないけれど
けして女性蔑視の意図はないので容赦ください。
さいわいか不孝かは計りかねるけれど
人間の女の股ぐらを通り抜けてきた
から
人間に産まれてこれた ....
砂場の少年よ
音の世界へ連れていっておくれよ
我の世界は砂の上我の上
エマー エマー
砂 我 音 カス
たまらんほんまもん
やでこれっ! はん!
まあここまで ....
いやお前が間違ってるだろww
将来に不安を感じ 色々調べた挙句2ちゃんねる
100万円稼ぐまで残り100万まで到達した
いや苦労したよ
馬鹿笑いし その後襲ってくる謎の虚しさ
....
にににんじんにんじん
不安な夜もにんじん
あの日そういえばにんじん
あっちからにんじん
こっちからにんじん
にににんじんにんじん
例えばにんじんにんじん
はい! 踊って!
にんじん!に ....
――誰もが探しているものは何?
ふり返ればずいぶん
{ルビ流離=さすら}ってきたけれど
――わたしが探しているものは何?
青い光
ヨコハマの
青い光
それは観 ....
隙間
一杯のおっぱいに俺をふりかけて
パーティを開く 金で孫を買う
馬車馬のように働いた後は 孫を買う
誕生日プレゼントに孫を買う
引き金を引いたのは俺
イカした売女 ....
{引用=悪徳商法}
架空請求書が送られて来た
金額は自分で書き込むようになっている
魂の値段と 生の負債総額
その差額を生きている間に振り込めと言う
この後なに一つ善行をする予定はない
....
自称詩人だと判明したら
本人はおろか
家族、親戚一同
飼い猫まで
ガス室送りにするべきだ
それは至極当然のことである
自称詩人の生産性の無さは
下着泥棒以下なのだから
その一方
....
死んだ人ばかりの町で悪口を言いながら酒を飲む。その後は近くのダムから流れてくるせせらぎに沿って歩き、誰もいない土産物屋を覗いて、峠にへばりついている古い駅に辿り着く。そこまでは一言も喋らなかった。駅舎 ....
ノートを使いこなせた事がない。
落書き帳を裏表全ページ埋めた数は数え切れないが、ノートをキッチリと最後のページまで使ったことがない。ましてやノートを読み直して中間テストの復習をしたり、次の日の予 ....
何もなかった
透明な関係性に
絵の具を混ぜて
色になりたかった
忘れるから
約束はしないという
約束だけ覚えて
どこへ行くつもりなの
連れて行ってとは言えなくて
縫い目が ....
僕の中高生の頃の運動部は
真夏にどんなに激しい運動をやっていても
「水は飲むな!」
と顧問や先輩から厳しく言われていた
運動中に水を飲みと
疲れるようなことを言われそれを疑わなかった
僕の ....
いつだってそうだった世界は僕の知らないところで闇の皮を切り裂いて光を――虹彩の形に切り取られた――どこかに
投げかけていたのさ乱気流をかいくぐって浮かび上がった場所は実は無限に大きな座標軸のほん ....
恋の出口を飛び出して行った
君は人生ゲームのサイコロを振って
反省とか謝罪を忘れて
誰かの腕の中で眠る夜に
届かなくても張り上げた僕の声が
木の枝に引っかかり折れてしまった
幸 ....
チバの名産はピーナッツになる。
特産物ではないだろうと思う。
チバでは、ほぼ想像できる全ての農産物を生産できるだろうと想像する。アボカドはちょっとコストがかかり過ぎるかもしれないけれど。ア ....
生が実存であるように
死もまた実存だと云ったら
きっときみは口を尖らせ否定するだろう
現実主義のきみのことだ
死をこの世から去った無だと反論するだろう
でもぼくはそうは考えてはいない
....
詩を書くなんて
意味のない降るまい
かもしれない
少年時代に隠れて詩を書き出した自分は
暗い心だった
ノートにあるいは教科書の白紙のページに
言葉をまるで虫のようにいちめん這わせたのだ ....
記憶を辿っても浮かんでこない
小学生時代の夏休み
何してた
海水浴 危険だから海で泳いじゃだめ
絵日記
何書いてた 毎日その日の出来事
40日とい ....
同性愛者ってさ
四六時中、性のこと考えてんのかね
ポコチンとかアナルのことを
ずっとずっと思い続けているわけか?
でもさ異性愛者だって
寝ても覚めてもフェラチオや
パイずりのことだけ考 ....
僕らがきかされた
歌のやさしい結末を
たえまない線香花火の香りが
明日へいざなってくれる
誰も地面に灯る明かりを愛しげに
みおろしているのは
「そこにはみるべき花火があるだろ ....
次から次へと生えてくる緑この夜に
次から次へと消えていく琥珀この夜に
確かめなきゃ確かめなきゃ
消えてしまいそうな約束がヒラヒラ
舞っている舞っている
次から次へと育ててる緑孤独かい?
....
おばんでした。
はじめましてお久しぶりです。
私が私として、
あなたがあなたとして、
互いを認識しあったのは、
もう何度目になるでしょう。
あなたの顔が、声が、においが、
私の中 ....
夏は、あついね。なつは、暑いね。なつ、は、あつい、ね。なつ、なつは、あああつ、あつい、ね。
舌が上あごにはり付いて、喉の奥が粘っこくなって、呼吸が絶える1秒前にようやく正しく伝えることができる。 ....
ゴミの日今日は有頂天の神様の日
ゴミの日と神様の日重なりなぜか天使が往来
人を殺して天界へ僕も連れていってくれ
と天国で言ってる僕を地獄にした僕のけつの穴
目からミミズが出てきて口からアナコン ....
生きることに脳みそを与えず
生きることに触感を与えよう
おっぱいを舐めてやれ
腐って腐って大根腐って
上履きの中に入れようよ
蟻死んだ蟻詰めまくろう
味噌汁混ぜたシャンプー
アメリカよりカメラの中
汚いねありがとうと衝動
雨の日の聴覚視覚枝と ....
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