つめたいベンチに座ってホットを飲む

日があたっている胸あたりがあたたかい

コーヒーをながしこんだあとの食道や胃も

おんなじくらいのあたたかさだ

太陽のひかりが宇宙の法則どおりに ....
真冬の寒気が囁いてきた
死にたくならない
単純に死にたくならない

殺してあげるよ
殺してあげるから
遠慮はいらない

真冬の寒気が凍りの息を吐きかけてくる
その鋭利な刃物に心臓を切 ....
俳優になった理由を教えてほしい。
なに、SMプレイをしてみたかった。

それは動機であろうな。

私は無駄話をしにきたのではない。
だけども興味が無いわけではない。

そうだな、話を聞 ....
僕たちシルバーは

仏様を待っている
自分は女にもてない
だからなんだあ!
自分は金がない
だからなんだあ!
自分は能力がない
だからなんだあ!
だからの前でとどまっていては
いつまでもだめだあ!!
私にはこどもがいた
誰にも知られることのない
私だけのこどもがいた
男の子だった
その子は口がきけなかった
けれど、目と耳だけは確かだった
彼は目でことばを話し、
耳で私の心を食べていた ....
おかあさん、と呼んでも消え入りそうな
真っ暗な林のなかにいる。お母さん、あ
なたが撫でた頬のぬくもりが、白い月の
輪郭をなぞっていく。あなたのもとへ帰
りたいと願っても、月の光を頼っても、
 ....
あずさ35号に立って乗っていた

二組のサラリーマンがそこで酒を飲んでいた

プロポーズに失敗したかも知れない話

酒がよわくなった話

家飲みはもうからだが疲れてて一缶飲むのに一時間 ....
自称詩人の肛門に
圧縮空気を送り込んだら
自称風船になって
アルプススタンドを
飛んで行ったので
みんなで吹き矢で狙ったら
破裂して
自称詩人の紙吹雪が
舞い降りて来たので
「わっ、 ....
ほんのりが合間を縫ってココアを持たせた
降らない結晶を望みながら 
20年前の手の艶やかさを思い出しながら
ハンドクリームを細かい溝に落としてゆく
心は歳を取らない
鎧の全ては時間に ....
プライドだったと
ずっと頭の片隅ではわかっていた
でも
それとは別の理由を探していた

わかってる
わかってる
わかってても
嫌だ

その繰り返しで生きてきた
そうできるだけのも ....
すべてのジャンクの山のなかからあなたを掘り起こす
随分と埃はかぶっているがすぐにでも使えそうなんだ

すべての汚れたもののなかから抽出された血液だけが
あなたを再生させるものなのかもしれないの ....
甘酸っぱい何かを
めくるめく味わいに替えるために
必要な甘露

葉脈に吸い込まれた
小さく白い卵
底から何が 産まれ出るか
分からないのに

怖くは無いのか
逃げたくはならない ....
肛門は
ウンコのためにあるので
変なことに使ってはならないと
改めて思い知らされた
エア注入したら
死んじゃうんじゃねえか!

ということは
小向美奈子が肛門に
口で空気入れられて
 ....
レモンよ

お前はどうして

人を殺めるほどに明るいのだ

私の胸の中に溶け込んで

明くる日も明くる日も共に暮らさないか


レモンよ

だけどひとたび中身を開けば

 ....
あさがやケタァ
ちへどにトラレタァ
はしりまわるナノ花畑水面
反射するソーラー
セイシガになって
パズルのピースのようにカタカタとズレて風景
クチハテテイク

マルのみしてコウナイが
 ....
体は病の巣
いつ何が出てくるかわからない
自分の知らないところで
恐ろしいことが進行しているかもしれない
検査して
「年相応ですよ」と言われると
ほっとする
長生きも楽じゃない
病気や ....
息に揺らぐ火のなかから
手をつなぐ手は現れて
熱から蝶を持ち上げて
小さな火傷を増してゆく


ひかり 涙 ひかり 涙
好きなものを嫌いになる
内と外 ひとりのひと ....
麗しき若葉かな火を噴いて
あの人は自分で醜いと思っている鼻と口を両手で多い
まっすぐな目で私を見て、
俺と本当に一緒になりたい?
と訊いてきた。
私は、鼻と口を覆っているのは鼻水が出ているか ....
何故パンダをもてはやすのか?
それは見た目が良いからだ

単に黒かったり
白かったりするだけでは
山菜採りのジジイやババアの
頭に噛みついた程度のことで
射殺されたりしてしまう

従 ....
俺前後の年代の夫婦率が高かった

桑田佳祐のコンサート

ダメもとで申し込んだら当たった

一人エントリーが競争を回避したのかも

京セラドームはひとひとひと

開演まであと20分 ....
心の熱量の限界を超え
心の熱量の限界を超えて

願わくば叙情という言葉がその呪縛を解いて
大空に飛翔せんことを

大空を貫くのは青
ただ青のみ

青はどこまで
どこまで行くのだろう ....
暴言撒き散らし
御用聞きにマイル
返す刀はヒロポン
若年性の対応

持ちつ持たれつの関係で
サディスティックな創造
装い新たにする 遺憾 サンタ もう時間
北朝鮮せよ まだにせよ え  ....
暖房として使っても

クーラーと呼ぶんだろうか
履いていく靴が
一足しかなければ
何も迷うことはない
憂愁に胡座をかき
足りない音を山に送る
気長な木たちと鳩を語り
半袖を火の儚さで包む
しりとりを水煮にし
人の通り道に投げ
野菜をどこかで家庭的にする
川に川の長さを尋ねると
初めから ....
海に浮かぶ
緑色のぷにぷにした
ゼリーみないな物体
ながめながら

さっき黒い人にもらった
苦すぎるコーヒー
ちびちび飲んだりして
物思いにふける

ただようぷにぷに
さみしそう ....
拓けた夢の街にある
痩せこけた塔の頂上で
待ち続ける想像を
どこにもいけないチケットと一緒に配ってる

風が吹くような場所なら
どこでももう一緒だよ
嘘みたいな寝言を
ずっとずっと ....
十二月の本を静かにひらく
革表紙を少し湿らせて
窓の外には雨が降っている
雫が滴り落ちる またひとつずつ
わたしの頬にこぼれた涙 どこかで流したはずの涙
向こう側にすこしずつ落ちて
波紋を ....
君と一緒に夜空を見上げる
まだまだ青い地球を照らす、白い宝石のような光たち
証明する必要もないくらい、世界は美しい
誰もがきっとその笑い方を知っている
今日、君に会うことができて、
明るい夜 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
エルサレム考吉岡ペペロ017/12/20 10:15
真冬の寒気がこたきひろし117/12/20 10:00
20171220_work0000@poetryNaúl117/12/20 9:15
クリスマスホカチャン017/12/20 7:41
だからなんだあ!3*17/12/20 7:36
カーネーションあおい満月217/12/20 5:10
うさぎと折鶴317/12/20 4:41
あずさ35号吉岡ペペロ117/12/20 1:57
生き埋め花形新次017/12/20 0:43
ココア色の雪朝焼彩茜色1317/12/19 23:11
嘆きと慰め文字綴り屋 ...017/12/19 22:50
ジャンクソング梅昆布茶6*17/12/19 22:26
檸檬玉藤鈴呼1*17/12/19 21:07
肛門の使い方花形新次117/12/19 19:07
レモンふじりゅう117/12/19 11:54
アルト、フォルテッシモ狩心0*17/12/19 10:20
健康と病気ホカチャン017/12/19 6:04
宙とひとり Ⅱ木立 悟517/12/18 23:56
偽乙女マリア・ブル...017/12/18 20:20
パンダ人間花形新次117/12/18 19:01
がらくたライブ吉岡ペペロ217/12/18 13:18
限界を超えて渡辺亘217/12/18 9:59
20171218_work0000@poetryNaúl017/12/18 8:38
クーラーホカチャン1*17/12/17 20:39
選択の苦悩117/12/17 20:25
憂愁 川moote117/12/17 17:38
ぷにぷにwakaba017/12/17 16:57
ドローゲームの知らせは街のあらゆる場所で竜門勇気017/12/17 11:58
十二月の本[group]石瀬琳々6*17/12/17 10:23
明るい夜水宮うみ017/12/17 9:20

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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