あるんだったら教えてほしい、聞かせてほしい
価値の定義
時代の流れの中で変化してきた
新しく生まれたもの、消えていったもの
人類は食べ物に困らなくなったと、勘違い ....
吐き気をこらえて
君にキスしちゃったんだ
口の中でゲロ吐いちゃって
君は泣き叫ぶ
君は鞄の中から包丁を取り出して
ゲロまみれの君は自分のお腹に突き刺したんだ
僕は絶叫する
臭い君が素敵な ....
あたしは
きふるされて
くたくたになりすぎた
白地に青い花柄の
綿のぱじゃま
ひとめぼれされて
このおうちにやってきたわ
このひとと
ねむるときずうっといっしょ
かなしい夜さ ....
何も考えない人でいたい
頭のなかは空っぽ
心のなかも空っぽ
でも
財布のなかが
空っぽでは
何も考えない人にはなれない
単純では有るけれど
けして明快ではないから
計算は成立しな ....
去年は虫に苛まれ
今年は長雨に泣く
愛するものを持つことは
憂いを抱え込むということ
悩みは執着から生まれ
拘りはただ惑いを育む
そんな中にも時折煌めく
微かな喜びを拾い集め ....
F1レーサーの涼しい目
チラチラとしか見つめら・ら・られない
匂いを追いかけては汗をかく
時間をく・く・くれよ
まぶしくもない曇天から
つ・つ・つめたいしずく
靴で ....
とても天気が良くて
気持ちいい風が吹いて
少し眼を細める光が射して
心を許せる友だちが数人いて
いつ聴いても飽きない音楽があって
偏見の目で見られても胸がときめくひとがいて
からだ ....
世界がどんなに非難しようとも
ポーランド戦の
超消極的戦術を貫いて
2-0になった時点で
ひたすらボールを回し続け
ヤバくなったら
直ぐ外に蹴り出せば良かったのだ
最後のコーナーキックだ ....
○田舎のバアチャン
直進優先なのに
交差点でもゆずりあい
○田舎のジイチャン
運転自慢でも
同乗者ハラハラ
○田舎のバアチャン
真ん中を堂々と走ってきて
対向車をよ ....
僕には、聴こえたんだよ、あの娘の
こころの(それこそ、まごころ笑、の)、
声が。
───────────────────────
あたしにはまごころしかないけど、
じぶんでじぶん ....
ああ地球の青さよ揺れる草木よ
いつしか此処が異郷となるまで
おれはずっと微睡んでいる
静かに静かに息を継ぎ
夏の朝を泳いでいる
ぱたんぱたんと街並みが
倒れ出すその時まで
あれは誰が考えているのだろう。
いや、編集者だというのはわかるが。
まさかあれだけ外注とかもあるまい。
もしかしたら、新人編集者の登竜門的な仕事なのか?
あれを最初にやろうと言 ....
快活なベテラン麻酔科医が頭上で喋る
手術は初めてですか
針はどこに刺そうか
ここに痕があるのね
うん、ケモは漏れちゃいけないからね
硬くなってる人もいるけどね
すんなり入ったよ
....
散歩していたら
道に落ちているものに
眼がとまった!
眼に入ったものを
脳が
蛇と判断したとたんに
それが蛇に見えた
しばらくして
それを脳がヒモと判断したら
今度は蛇が消えてヒモに ....
心が晴天になりますように
心のなかに降り続く
雨も止むように、
笑顔の
てるてる坊主を
いつでもつるしておこう。
明日は心から笑顔になれるさ
そう心から信じて ....
涙で銀の冠作りましょう
誰かのための想いは
赤い傷口でも
黒い憎しみでもありません
密かに綴る
音無き心が
手を繋いで
優しい鈴を鳴らします
アメリカの黒人が参加しないで
世界一を競うスポーツ
そんなもんにアホみたいに
熱狂するのが
よく分からない
(なんだ、ベルギーが世界3位って
チョコレート消費量の話か?)
ゴルフ ....
「温もりを感じて」
相手が居るからこそ言葉って使う時や人によって大きく変わって来る
いつもより少しでも頑張って出来る事をやり遂げた時
そっと後ろから優しく支えてくれた
姿勢が崩 ....
半粘性の液がとくとくと垂れ流れている
青緑の、今は白反射な広野に透き緑な液が注がれている
心地よく伸びる地平線に赤若い太陽は沈もうとしていて
斜度の低い残光が針としてサバンナを走り抜ける
その ....
子供の夢を壊さないように
ビー玉は瓶の中で泳ぐけど
僕等が触れようとする時には
チリンと音を立てて断るんだ
自転車がベルを鳴らすみたいに
ビー玉は透明な道を通り
トンネルの先に出口があ ....
精神科病院に入院していた頃は
前が見えない暗闇を漂い、
ぼんやりとした絶望の
森をさまよっていた
しかし病院を退院し
グループホームで
暮らしながら自然栽培を
行う作業所で働くなかで ....
小さく尖った歯で
骨付き肉に喰い付くと
遠い昔がよみがえる
自分がまだ産まれてもいない
遠い時間の記憶が
タイムマシンはまだ発明されてはいないけれど
かたちのないタイムマシンはいつだっ ....
綿密に編み込まれた絨毯のように
今夜の気分はどこのどれとも言い難いものだった
沖縄辺りで停滞している台風のせいで
エアコンをつけていてもじめついた部屋だった
アリスが自殺した小僧の尻を叩い ....
腕を振って僕が歩いていたのはいつだろう
角の入口で そんなことを考えていた 僕は
僕自身の中では でも 地図を見ていたけれど
いつから僕は夢の中を歩かさせられていたのだろうか
目を開 ....
最期は他人の手が
あなたを最も丁寧に整えてくれた
半開きの口の中は
いつか見た洞(うろ)のよう
きっと
永い時間に繋がっている
(あなたとわたしを分かつものが
(部屋に満ちて苦し ....
この学校には
渡り廊下が二本ある
一同涙しながら
最後のホームルームを
終えて証書片手に
皆運動場に出て行った
一人遅れて残り
渡り廊下の窓から
向かいの生徒に
僕が ....
世の中
こんなに自称詩人がいるのか?
もしいたとしたら
日本の将来はない
というか
もう既に滅んでいる
滅んでいないところを見ると
実際は
こんなには
いないということだ
....
⒈
何気なく
きみが微笑む
それだけで
雨の日も花が咲く
僕の心の中に。
⒉
人間も動物
どうしたって
逆らえない事がある
だから、懺悔し
祈りを捧げる。
⒊
....
(1)なぜか多くの方から
「おめでとう!」といわれた
何がめでたいのだろう?
今だにわからない
(2)「長くやっている前任者の
半分しかやれないんですけど┅」
....
重たい過去の
荷物は降ろして
笑いあえれば
それがいい
ツイてないだとか、
そんな話しは
吹き抜けてゆく
うわさ好きの
風に流してしまい
肩ヒジ張らずに
ふたり ....
925 926 927 928 929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939 940 941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 960 961 962 963 964 965
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