クソマスコミが
テロにも合わずに
生き延びているのを見ると
日本人は相も変わらず
バカだと思う
あいつら戦時中は
戦争バンザイで
みんなを騙して直接的に
殺人に加担したくせに
戦 ....
⒈
誰にも言えない
悩みや苦しみ、痛みを
分かち合うことが
できたなら
世界はもっと広いのに
⒉
車通りの多い
道端にでてきた
カマキリ
おろおろしてても
強気のファ ....
桜の一枚がハートに染まる
私の心は春に愛された
ひまわりの花が私を隠し
幻のように夏に消された
金木犀が思い出を連れて
私の日記は秋に流された
銀世界が口にマスクをさせて
私 ....
アップデートに本体が耐えるかどうかが心配なんだが
そんなに最新のVer.でいきてゆける訳ではないんだ
情報格差とは素敵すぎる造語で仕掛けられた欺瞞なんだろう
いつも調整しながら生きている老体 ....
僕の妻は下ネタが大嫌いだ
先日の朝、自治会の美化活動があった時
遅れてきた夫婦がいたので
僕がすかさず
「仲のいい夫婦は朝が遅いんだよね」といったら
後で妻が怒っていった
「なんであんなこ ....
年を取ったら
生きざまというよりも
死にざまです
みごとな死にざまをいたしましょう
夫婦でイオンモール土浦へ出掛ける度に嫁さんは一番にペットショップを見たがる
たしかに猫や犬は可愛いくて癒される
でも、それぞれが等価値の値段がつけられていていずれも高価な買い物だ
私たち夫婦に買 ....
川に降る星は再び昇り
沈む舟を水紋に覆う
午前三時のまばらな夜灯
出来もしない約束の群れ
腕の羽 腕の花
骨の花 たちたちと降り
違えたもの
失くしたふりで 隠し ....
大雨が降って
人が沢山死んだら
クソ自称詩人が湧いてくる
自称詩人のクソ自称詩など
クソの役にも立たないのに
てめえは家で
鼻くそほじりながら
あー、これネタにすれば
イイね沢山も ....
{ルビ紅=あか}が降り注ぐ
昼のど真ん中は
生臭くも怪しくもなく
倦怠感を振りまくけれど
威風堂々と誇らしげに
肩で風を抑えつけて
赤信号をものともせず
下唇を乾かせたまま
左右色の違 ....
好きなのは最後のポーズ
体の各部位に程よく負荷を与えた後の
弛緩がこの上なくここちよい
まるでブラックユーモアな
そのネーミングも心にしみて・・
つまり到達目標とか
採点とか評価と ....
友達のことを考えていた午後
何もすることもなく 過ぎた 夏の一日
しかし 僕は 服を買ったのだ
何か特別なものを手に入れたわけではないのだが
自分であるということはつまらないものだ ....
遥か138億年前
宇宙は出来た
ビッグバン
ビッグバンのように恋に落ちた
出会った瞬間爆発
どんどん気持ちが膨張して
会えたら熱を帯び
会えない時は氷点下
いつか地球が消滅する ....
誰かが酩酊の果てに履き損ねたきらびやかな厚いソールのサンダルが事故車みたいに銀行の壁脇に転がっている、その靴の持主はもしかしたらもう息をしていないかもしれない―理由はわからないけれどなぜだかそんな ....
一日の終わりに西日を拝める者と 西日と沈む者
上り坂を登り終えて病院に辿り着く者と そうでない者
病院の坂を自分の足で踏みしめて降りられる者と 足のない者
西日の射す山の境界線で鬩ぎあいの血が
....
真夜中にウイルス・スキャンを実行して
モニターを見ながら怯えている
ブロックされた危険な接続の中に
今日も同じ顔を見つけた
この顔はファミレスでおなじみの
おばちゃんたちの自慢話と劣等感 ....
雨と点滴はどこか似ている
涙のようにつたい落ち
大地なる体を潤そうとする
友の瞳が夢を見ているうちに
雨よ止んでおくれ
彼が誰かに恋するには気恥ずかしく
与えようとするのが ....
僕の住む町は
防災に弱い町だ
今だに防災無線がない
避難指示など一刻を争う災害警報も
市の担当者から各自治会長へ電話で連絡があって
それから自治会長が自治会の無線を使って
各世帯に知らせる ....
猛暑が世界を襲ったため
凍結していた輪郭や亀裂が
一斉に融けてしまった
国境線が融けてひとときの和解が訪れ
水平線が融けて空へと海が流れ
私の視点が融けて誰の視点でも乗っ取る
私の肉体 ....
読売新聞じゃ愛は買えないな。
あの人に会いに行きたい。
今からでも遅くはない。
だけど 自分がもっと薄くなってしまうから。
正しいことばっか言ったって世界は愛せないだろう。
歌舞 ....
潮風で錆びた蝶々の羽根が
砂浜に沿って転がっている
波打ち際で動かない体が
螺旋を描いて燃え尽きそうだ
溜め息で模様が変わる羽根は
貝殻のように折り曲げられて
夜になって隙間をのぞ ....
これ一つ、これ一つ、これ一つが
どうしても、欲しい
自分の命と引き換えてでも
「これ」って心底から
ビリビリくる、
何が起ころがビクともしない
これ一つ、これ一つ、これ一つが
....
声にならぬ音を飲み込み
握りしめた手を
そっと解き 温めてくれる
一つの指先
万華鏡のように
揺れる頭
嬉しい
冷たい
でも 嬉しい
少し 悲しい
その指先に乗 ....
黒雲に覆われた空から
雷鳴降り注ぎ
驟雨の中を
啼き騒ぎながら飛ぶ鴉
うららかに
影が伸び逝く
削られた肺の形に
木の葉が揺れる
今年だけの命が昔から
そして遠くまで
まる ....
七月の畑の
ナスの丸い実を
左手に切り落とす
紫の針が
指先を削ぐ
右足の爪先に
陽を丸く落とす
立ち上がり 雲に翳り
鳥の翼が素早くめくられる
私達の早朝の証である
縛ら ....
私の中から腐った臭いがする
香しいばかりの腐敗臭
私はどんどん腐っていく
シャワーを浴びても崩れていく
血はドロドロに澱んでいる
それでも愛してくれるなら
私は綺麗な薔薇になる
時間の中に
抜け道を作り
空っぽになりたくて
飛び出した
濁った瞳や
淀んだ思いが
自転車のように
回転するから
透明に等しく
輝いていく
手ぶらの私が
帰る場所まで
....
わたしがおばあちゃんになるまで
あるだろうとなんとなく思ってた
レストランが
「閉店いたしました
長年のご利用をありがとうございました」
さようならのプレートが
汗ばむ夏の風にゆれてた
....
ヘンゼルとグレーテルよ
お家に帰ってはいけません
お前たちの薄情な父と母を
決して許してはいけません
両親はお前たちを捨てたのです
それも一度ならず二度までも
確実に死ぬとわかっていな ....
○問題の根は不信感である
ここからさまざまな問題が
発生する
○どんな状況になっても
最期まであきらめないこと
最善を尽くすことだ
それが生きざまだ
立派な生きざまだ
○どうせ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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