内容ならあるぞ、いくらでも
形式のままごとの世界で
溜まりにたまったこの憎悪がそれだ
これを癒すことのできるものは
何であれ価値と真理の名を冠してよい
だが待て、ひょっとして
この憎悪と渇 ....
幾度か訪ねた飲み屋街

酔いも程好い帰り道

いかにも勉強中という様な風貌
そんな佇まいの占い師から

「ほれ、君よ。運命に興味はあるかな?」

そう声をかけられて体半分貸してや ....
私の昔のあだ名は、スカンクとサリン

男子は酷いよね
小中学生の時

女子はかばってくれた
この頃は女子の方が比較的、大人

私は、おならとお腹の音で悩んでいた

くっせーぞ!
 ....
{引用=
イ短調ロンドの孤独に犬のやうにあくがれて
せつかく育てた{ルビ硝子=がらす}色の{ルビ菫=すみれ}を
ただなつかしく僕は喰ひ尽してしまつた。
失意のかたい陰影を
新緑のプロ ....
どこかへ 笑われながら消えたきみ
駅の濁流に疲弊しても
兼六園の水鏡で耳を洗っても
みんなに追われて逃げ惑っても
晴天を仰げば まだ醒めない
秋風にささくれを刺激されながら
自我の花びらを ....
あれはいつだったか
陽炎にゆれながら倒れゆく馬をみた
北の牧場をさまよったときか
競馬場のターフであったかもしれない
或いは夢か、過労死の報を聞いた
快晴の街角であったかもしれない

或 ....
小鳥の死なんてネタに詩を書けば、ウマイ詩は書けるかもしれないけれど、
死自体を美味く書けている詩にめぐり合うことなどそんな経験を自分は、
したことがない。

車の自動運転キャンペーンの一環 ....
くろい闇の中で泥のように
身を横たえている

身も魂も宙に舞い上がり
銀河の果てを漂っているよう

眠りとは束の間の死のようで
欲望を一時的に放棄させる

また、この世の隠れ家のよう ....
スマホを肌身離さず持っていないといられない
電話なんて滅多にかけないし
かかってもこないのに

友達も仲間も失う不安はなかった
なぜなら
生まれつき
友達を作れないし
仲間には入れない ....
真っくら静けさ
無感覚の世界で
あるのはただ意識

といって
なにが意識といえるのか

胸のランプが
点灯し
あと幾ばくかの
心の鼓動

僕は透明
形もない

意 ....
窓の隙間から漂う 優しいそよ風に
愛しさの幻霊を流させて
だけれども 楽しさを装って鉄壁のあの人
マリには 一ミリも届かせられずに
温もりを抜いて、
楽しさ偽って、
フフッと笑った 微かな ....
いけいけの
イケイケの

ざらざらの
がらがらの

びしょびしょの
びっしょりの

淡淡の
麗麗の

ねっとりと砕け散る
朝日を浴びた露
花をみんな枯らした薔薇を見た気がする。野の薔薇か花壇の薔薇か。或いはそんな悲しい物はまだ見たことがないかもしれない。

幼い子供らは走りちりぢりに消え笑い声が耳の奥をくすぐる

手品師が飲んで ....
生みの親たちと暮らした四歳の頃 そこに火と薪があった。
生贄の仔羊の姿は わたしには何処にも見当たらず
何も知らないわたしは両親の踊りを、ただ見ていた

何を与えられても、低く笑うしかなかった ....
私は醜いアヒルの子
けどね、いつか白鳥になれるのよ

この黒い肌だって
いつか真っ白になるのよ

悩んでいるのよ
この美白ブーム

傷ついているのよ
この浅黒い肌に、、、

 ....
天使、について書かれた詩なら田村隆一を思い出すたしか場が理由もなく一瞬静まり返る現象を天使が通ったと表現したのはフランスのことわざだったのか15年越しで知ったよグーグル先生。天使は、頼りないものと決め .... 何もかも捨てる前に
何もかも捨てない
濁った場所に行く前に
濁っていない目をさがす

部屋の中にあるものが
世界の全てなんです
捨てないでくださいって
懇願とか交渉とかで
現状を ....
家族みんなに見守られ死んでいけたら人はしあわせか

幸福のサンプル
そんなものあるのかな
わかんないけど
いくらなんでも野垂れ死にはしたくないな

運悪く野垂れ死にした人には申し訳ないけ ....
白木の、長く伸びた廊下、そこに初夏の日差しを四等分して落としている窓は古い木枠作りで、ねじ込み式の真鍮の鍵でしっかりと止められていた、その光景は、ノスタルジーとはまるで違う種類の、記憶の生き方とで .... 葉桜ふさふさ

夜の川

光はしずかに

水流の

運転手さんが

桟橋で

蛙のひとつを


あいまいな成功

諦めるのではなく

ただ助けていく


葉 ....
平成生まれが路地裏とか言ってる

それでも人生を肯定的に切り取ってる

合理的がスマートで

音楽の情報量は

サウンドに負けないボーカルにある


胸の底をたたけ

踏みつ ....
「満員です」


帰宅時にきたんだけど でもすぐに帰ろ
知らんぷりしたんだけど でも明日話そ

唾吐き兄ちゃんいてこませ 肩こり婆さん上手投げ
自称天才そら知れど 一晩眠ればもうなかった ....
あの頃の
私は もういなくて
過去に吸収されていく
今の私もどんどん繰り下がり
そして未来が私を連れに来る

これが 毎日、日々、、、
未来はまぶしくて
過去もまぶしくて、、、
 ....
雪が溶けて富士山が
海色の衣に着替える
夏が呼んでる

しっかり生きてるか?
祖母の声がどこからか
聞えてくる様な
そんな気さえする

生きてるよ、、
頑張ってる、、とか
言 ....
          l'impromptu


 荒れ野に

 深緑色のアップライトピアノが独り

 雨を浴びている



 仔象が

「 葉っぱあげる 」



「 ....
女 男 女 女 男
私の父親と母親の間には五人の子供がいた
一番上の姉と一番下の私とは十歳離れていた

長女が二十歳を過ぎた頃私は小学校の五年生だったと思う
実家は農家で 母親は農婦父親は農 ....
海老とか虫が宇宙人だったとしたら

もはや彼らは

地球侵略になんとなく失敗している


だいたい地球にとっての人間なんてものも

失敗作であることはあきらかだ

失敗ぐらいでは ....
無数のきみの顔は
いつも笑顔を見せる
他のどんなものとも似ていない
きみの生と死は
時の海流を流れていく
潮目ではふたつの流れが
ひとつに混ざり燃え上がる

暗闇の波でおぼれたぼくたち ....
夏のTシャツは、青リンゴの匂いがした
西日の照りつける中、光に透けた脇の下の
肌とコットンのスペース
伝う汗は、覗き見た生活のように
ゆっくり下へと{ルビ降=くだ}っていた
それは空想で、上 ....
{引用=ふるいふるい くさばな

わたしをみながら

なにを はなしているのか

わたしに きこえない

おそろしい こえで


(いのることができないのです

 す ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
杯と毒matiri...019/6/11 19:08
聞いちゃう台詞はアルカナ8月生まれの...019/6/11 17:54
ごめんねと後遺症花林319/6/11 17:39
模倣石村21*19/6/11 17:27
ひまわりになったよふじりゅう119/6/11 15:50
倒れゆく馬をみた帆場蔵人7*19/6/11 15:24
独談ナンモナイデ...1*19/6/11 13:25
泥になるあおいみつる3*19/6/11 11:49
依存症とその末路こたきひろし319/6/11 5:31
魂のたまる場所シホ.N219/6/11 3:56
愛しのマリふじりゅう019/6/11 3:00
テストという名のHose E...019/6/11 0:09
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オセロ花林219/6/10 17:10
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