エレクトリカルパレード
僕の家の前に来て帰らない
エレクトリカルパレード
僕の家の前に来て帰らない
エレクトリカルパレード
僕の家の前に来て帰らない
エレクトリカルパレード
エレクトリカ ....
ラベンダー色の小便が出るのと
小便がラベンダー臭いのでは
どっちがまずいことなのだろう
僕にはちっともわかりはしない
君にもきっとわかりはしない
そんなことはさておき
ちっともとiPhon ....
金玉袋の皺の数だけ
お豆を食べてもよい祭り
8月7日の土曜日に
東京ドームシティでやるから
みんな きっと来てくれよな
一麦二麦あ三麦ー
たまらないんだよねー麦ー
耳にパイロット乗って
僕は魔界を飛んでる
歌を殺そうと地理を学んで火傷した
ありがとー
少年は浄土真宗を学び浄土真宗反対運動を起こした
5億人 ....
自分は幽霊を見たことがない
父も出てこないし
母も今のところ出てくる気配がない
昔から死後の話は多い
哲学者だって哲学者として生まれ変る
事を信じていたようである
自分 ....
平日はどうでもいい、見ないから
問題は土曜日だ
突然これ見よがしの
ババアの唸り声とともに
不細工な女が
はしゃぎ回っている映像が流れる
地獄だ
地獄絵図だ
どこもかしこも
....
色画用紙をひろげて
影をうつす
木炭でなぞる
しばらく眺める
笑いがこみあげてくる
なんと へんなかたちなのだ
俺といふやつは
俺は笑つた
笑つて 笑つて
笑ひ尽くした
....
これだけ
クソ自称詩を見せられると
黄水が上がって来る
胸やけだ、胸やけ!
仕方ない、パンシロンを飲もう
実はこれには重大な嘘がある
何故なら
私は自称詩を全く見ていないからだ
本 ....
よく当たるので評判
スクランブル交差点脇
宝くじセンター
鯨に食われる前の
鰯の群れの一匹のよう
僕はセンター目指し
交差点を渡っていた
「ビシー」
左肩に突然
ディープ ....
オヤジに土瓶蒸し、食べさせたかったなぁ、
って、思い入れたっぷりの言葉を聞いて、
オレも、そうだなぁ、と
しみじみと思ったよ。
って、
オレも食べたこと、ないじゃん。
....
星は日々生れ落ちると
あなたは言う
当たり前のように諭す
そんな日々の出来事が
とても怖くて
おそろしくて
逃げ出したくなる
逃げることはできないのに
終わりそうで
終わらない人生よ
しがみついて
よろけて 倒れても
下を向いても
終わらせたくなくて
また歩く
いつまで生きるのか
何処まで生きるのか
あきらめない
....
夜の落ち葉が光る波のように
寄せては返す大丈夫だよと
肩を叩いて飛んで行ってしまう
残された重さを手で包んでも
冷えていくのは止められないから
ハンカチを当てて隠した肩に
思い出を並べ ....
お菓子はいらない
甘いお菓子も辛いお菓子も
かおぜんたいに塩をまぜた泥を急ピッチで塗る
やってくる小鬼
かべぜんたいににんげんを押しつける
「エサ!」
でっ ....
うたかたをさっと掬う行為
明日の たましい がまったく籠ってないと言われる
わたしやあなたたちは青空の下の
小さく、古い音楽室で
自称音楽教師…妙齢の女の、に叱られる
誰かが、「果てしな ....
夜、娘が言った
明日は彼氏に会ってくる
父親は何も言わない 黙って聞いている
母親は
母親らしい言葉を口にした
帰りは遅くなるの
たぶん
と娘は曖昧な答えを口にした
父親は黙って聞きな ....
青春の文脈
詩の文脈
燃え上がれ
一個の炎
陶器の如き
詩の為に
君が作れ
君の文脈
それは
君が文脈で
あるから
ロクロック鳥は
決して慌てない
地鳴りがしても
全集が消えても
ロクロック鳥を
見たことがない
食べたこともない
ロクロック鳥が
飛べるかどうかも
知らない
ロクロック蝶は ....
波、持ちあがり砕ける
持ちあがり砕ける、波
わたしはいない どこにもいない
陸続と
波波
優しいケーブルがあって
ぼくに電気愛を教えてくれて
コネクターを集めるようになったんだ
優しい先生と不躾な仲間がいて
痛みと妬みと苦しみを中和するてだてを
覚えさせてくれたし
いつ ....
ひょっとして
LGBTだけに選挙権が
あるってわけじゃないよな
はーっ、良かったあ
アメリカはとうとう
そこまで来たか
と思っちゃったじゃねえか
じゃあ、中間じゃなくても
参加出来るん ....
うんこぶりーうわーくっせー
ここでぶりーってまたさらにぶりーだな
ははははははっくしょんうわ
もろくせーははははははの時に
は、くさ、は、くさ、は、くさ
ってな具合でいちいちくさいわ
ぷー ....
首から下が私の運命なら
首から上はそれに抗うってことでいいですか?
例えば春夏秋冬のように不安がってても夏になるし冬になる
だからよ首から上が抗うんだよ
ばーか 死ね
日差し最高かよ何枚も写 ....
谷底から
這い上がって来る強風は
この山の頂きで
ぽそぽそと降る雪となる
郵便脚夫のこの俺は
向こうの国に郵便を
届けにこの山を
越えねばならない
いかにも陰気な顔をして
日に日に何 ....
足で漕ぐのは
オルガン
という名の舟
音符の旅
息でつなぐ
ときおり苦しくなって
とぎれる
生きていたという波の上
気配だけになった猫
ふんわり鍵盤の上を渡る
秋の日は
....
垂直尾翼より
右側にはたくさんの人々
左側にもたくさんの人々
まさか
右に傾けば戦争?
まさか
左に傾けば内乱?
何もなくても
毎日人は死んでいる
垂直尾翼より
右 ....
黒板の側に新しいチョーク
ピンクの口紅が綺麗だから
塗ってみたかった鏡の前で
公式に当てはまらずに余った
この感情は消せない気がして
はみ出す度に未熟だと解る
自分の心が揺れている ....
私はまさに根のない草だった。
飲食店の厨房の仕事を転々と渡って歩いた。
三十歳に手が届く頃は出身県の県庁所在地の街で働いていた。
そこはパブレストランで駅ビル周辺の繁華街にあった。朝七時から ....
秋が来た
焼き芋の匂いがする
秋が来た
さんまを焼いている匂いがする
秋が来た
銀杏の匂いがする
秋が来た
金木犀の匂いがする
秋が来た
香りで秋を感じる
そんな秋
落ち葉を踏み ....
箸よ、おまえは美しい
未熟な身体で生まれ
生死の境を漂っていたわたしが
ようよう生にしがみつき
お食い初めをしたという
小さな塗り箸よ
遺品整理をした
そのときに
うやうやしく ....
867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889 890 891 892 893 894 895 896 897 898 899 900 901 902 903 904 905 906 907
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.77sec.