私の想像よりもずっとずっとずっとずっとずっと・・・
疲れた心のためにインスタントコーヒーを一杯いれる
僕は悲鳴こそあげないが
なんだかいつもテンパっている
60〜70年代に掲げた自由ってなんだったのだろう
敵はいないし仲間もいない
....
さよならを避けるように
あなたは遠くをみてる
私は水筒をバッグに仕舞って
胸の言葉を飲み込む
つぎはどれに乗ろうか
返事より先に涙が落ちる
大丈夫?
好きな人ができたの
....
羽根が刺せなくなるくらいの背中の凝りの
緊張感を羽ばたかせながら
血流の問題を即毒スルーさせて流す本物の入れ替えた血の値色
何の為に生きるなんて地球は伝えてない
きっと
ベースに滞りなく ....
家族関係を
取り戻すために
大鉈を振るわなければならない
というのは
あくまでも喩えであって
本当に振るって
一家皆殺しにした上に
赤の他人まで
巻き込んだら
それはやり過ぎってもん ....
「早朝、犬飯」
カットバックするロボット
重々承知ののア◯カ◯ダ
やたら綿棒を気にする犬
汚い薬
浄化槽に閉じ込められた記憶を紡ぎ頭を塞ぐサド
買った
買った
快楽 ....
やわらかな肉に
流れる
清冽な水を
むさぼり飲み
やわらかな宇宙を
貫く
輝きの光を
集める
ことば、コトバ、言葉 を!
欲望の卑猥を魂に焼き
スコンとまっさらな地平から
....
何万フィート雲の上
翼を生やして空をとぶ
何万メートル水の中
鰓を身につけ透きとおる
何万マイルの地の底で
硬くかたく流れゆく
幾千万の街を越え
笛を吹くのは
ただ一人
かる ....
ひまになると
「なんのために生きる?」
という言葉が
追いかけてくる
しかし
生きるに値するから
生きているのじゃない
生きるに値することをめざしているから
....
高跳びで超えたバーの向こうに
約束を交わす空があったこと
孤独な大地を蹴り上げる足は
記録よりも記憶に残る顔が
いつもそこにある会心のジャンプ
見せ合う度に燃える心臓が
入れ替わる ....
お酒をやめられた人の話を聞くに
まぁ自然に何となく飲まなくなったという
羨ましい人もいれば
奥さんとけんかして飲むなと言われたから
止めたという鬼神のごとき意志力の方もいて
それはよほど ....
僕と君とは哲学し合っている
ラインのメッセージを厳密に解釈し
お互いの表情を理論的に把握する
僕と君とは哲学関係にあり
二人の間にある空間の構造や
二人が会う日の宗教的意味合いなど
哲学は ....
神様 私は悲しみと向き合っているだろうか
絵具で押し当てた灰色の空に ギラギラと鱗が生える
その日の空自身が自ら仰ぎ泳ぐように
時間を動いて泳いでいる
ぐだりぐだり
片足 ....
嘘には二通りある
それは
他人につく嘘と自分につく嘘
嘘の取り扱い説明書なんてなくても
嘘は誰でもついてしまう
僕は君を愛しているという嘘
君は僕を愛しているという嘘
お互い ....
それでいい
それでいい
自分が可愛くていい
可愛すぎて他人がみんな嫌いでいい
正解のある問いには何も答えられなくてもいい
どうでもいいから
そんなことが一言言えるんなら大丈夫
冷たい ....
人間というものは
孤立したものではなく
だれかの子どもであったり
だれかの孫であったり
だれかの友だちであったり
だれかの父母であったりする
そういうつながりの中で
人を見ることである
三年ぐらい前から気になっていた
実家跡のブロック塀のヒビ
先日やっと左官さんに補強してもらった
接着剤とセメントでヒビの入っているところを
丁寧に塗ってもらった
その仕上がりが僕はとても気に ....
拍手も喝采もなく
ただ過ぎていく日々
日常の暖炉に火はなくて
冷めていく体温
暖炉に火が欲しい
見えないものも温めたくて
最初の出会いは
最期の別れに繋がり
その間に
蔦のよ ....
震え、祈り、破れた、心で、声は生きたがっているように聴こえます。艶めかしい雲の色は、ふたつの虹が、絡み合い、混ざり合った生き方です。なにも捧げない、他人任せの希望、ただ生きるために、悲しみに汚れる ....
目を閉じたら暗くなるのではなく
目はまぶたの裏の闇を見ているのだ
耳を塞いで聞こえないのではなく
耳は手のひらの音を聞いているのだ
僕らのスイッチはずっと入っている
陽の照る日、日は冬日、あかるい日に、
日の陽の光の広がって
あたりいちめん純白の原
ときはとけてうずをまき
めくるめく永遠の瞬間を
垂直に切り開いていく
陽の照る日、日は冬日、あか ....
チーちゃんまだ眠っているかな
ありがとうが溢れだして涙がでるよ
ちょうど四年前デンちゃんが逝って
そして君が逝って
猫と過ごした24年間が終わったよ
音楽が耳に入ると涙が出る
....
朝だ 頬に
柔らかい寝息がおちる
木々の揺らぎ
僕たちの日々も老いていく
なめらかに熱い 夜を仕舞い
看板を出すように服をきて
ざらざらと 今日が膨らみはじめる
ビルに 街に ....
薔薇を手向けるのが好きだった
貴方の代わりに
一輪挿しを生めるなら
目の前で儚げに咲くラベンダーよりも
ふわふわの雲をヒトサシ
唇が切れぬ程の柔らかさでもって
棘など まる ....
めざめると同時に 自由の女神になっていた
すっくと立ち 右手を挙げ 情熱の象徴を高らかに天に示し
頭の中に声が響いていた「走れ!」
いや、ちょっと待て 忘れられないぢぁないか あの家の ....
小さな地震で揺れていた歯が
旅立つように足を動かして
口の中から飛び出す痛みを
あの恋みたいに忘れられない
飲み込んだ言葉や隠した本音に
届かなかった乳歯の成長が
君を見届けて ....
走れ!
太陽の廻りに虹がかかっている
時間やお金をかければなんでも手に入る
でもかける時間やお金がないひとがいる
地平の月の大きさに友と親しむ
友よ、俺はずっと抗いつづけたい
....
演歌がやたら心に染みるのさ
何だか気がついたら年寄りになっちまってた
還暦過ぎちまってよ
どうしようもねえ 巻き戻しは効かないんだから
このまま先に行くしかないよ
老後はのんびり釣糸 ....
三線 半鐘 笛 の音
三線 半鐘 笛 の音
色とりどりの 風車
赤花黄花 揺らされて
色とりどりの 風車
九月の風に 回されて
可愛い頬を 撫でられ ....
856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889 890 891 892 893 894 895 896
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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