縁日は今も昔も変わらない子供も大人も楽しい場所
手花火をした想い出が蘇る近所の子供の嬉しそうな声
かき氷食べても頭痛くないゆっくりゆっくり食べればいいだけ
体験で団扇作りを楽しんだ富 ....
あれだけのことしといてよく普通にしてられるよな、恥ずかしくないのかね
などという文言を見たので
ちょうどいいカウンターとしてここに反感を書く
ブラザー、僕がどれだけのことをしたっていうんだい ....
美しいものの美しさをあばいてきたら
言葉にないものに行き着いた
ここに陶酔と拳銃があれば
今すぐ楽になれる
すみやかに辿り着くから
何も怖いものはない
もう何も怖くない
憂鬱 ....
ねずみ色の雪が降る
空は赤く明るく
紫の月が欠けてゆく
ほころびて
深まる冬が
満ちてゆく
https://kaumo.jp/topic/37341
少し怖くなって
駆け出した
他人のことを
ジロジロと見たりしてはいけない
それくらいのことは
分かっている
けれど見てしまったのは
決して見とれた訳ではなくて
動きが怪しかったから ....
まぼろしの人は戸口を開けて、歩いていった
後ろ姿が遠のいてゆく
夕映えへ連なる… 小さな足跡
――それを誰かは数珠と云い
――それを誰かはロザリオと云い
*
木漏れ ....
思い出すのはうれしかった出来事ばかり。
九九を全部言えることが出来てほめられた日
すき焼きを食べて「おいしいね。」と笑いあった寒い日
試験に合格をして「おめでとう。」と言われた日
初めての ....
何年も寝かせて来た
この言葉(フレーズ)
未だ使いどころの無い
この言葉
悲しみに彩られた君の瞳
困ったな
こんな少女漫画の様なこの言葉
使い様がない
それ ....
父はもうすぐ骨となって帰ってくるから
固く冷たい手を最後の別れが来る時まで
しっかりと握り続けていよう。
夢の蝶、舞う
遠去かる
宇宙の縁に触れ 燃えあがり
忽然と消え また現れ
あらゆる現の美をよろめかせ
その軌跡のおぼろな輪郭を
響かせて 響かせて
理想について語る言葉は
富士山の写真や絵のようなものなのかなぁ
最近では、それが特別新しいものは何もないつまらないものに思えるのかなぁ
富士と様々なものの取り合わせは絶 ....
一日中快適な部屋にいて
出かける時には音楽を聞きながら車で
そんなこんなで
自分が 弱く ちっぽけな 存在 で
しかし
大いなるものに 確かに 守 ....
あの日
骨ごと断つ勢いで斬りつけた左手首に
病院のベッドの上であなたは
切り取った雲一つない青空を
私の傷口に深く埋めてくれた
重い曇天に覆われてる毎日の
奇跡的に雲が途切れた瞬間の
....
長い顔の
詩人を葬り去って
冬が来る
言葉は短くていい
最終列車の
ガタんゴトん
詩人の
カクカクしかじか
お前は
いつから哲学者になったのか
反省して家に帰る ....
縄文人は思った
舗装した道路で
なぜ靴が必要なんだ
弥生人は思った
食べきれない量を作って
捨てる意味がわからない
侍は思った
携帯電話は武器なのに
なぜ訓練しないんだ
....
サウジアラビアの油田火災のニュースが流れる電化店のフロアーを
ローリング・ストーンズのシャツを着た若い女がナイフを持って歩いている
彼女の敵意は自分にだけ向いているようで
右腕は指先から肘の ....
降りていく
夜空の底へ
降りていく
瞼を閉じて
降りていく
やはらかなそこへ
そこなきそこへ
はらはらはらはら舞いながら
やさしいことのは散らしながら
降りていく
宇宙の底 ....
小夜時雨
雨がしとしとおしゃべりしてるよ。ぼくたちが忘れてしまった言葉で歌っているね。ぼくら魚だったころあんな風に泳いでいたのさ。雨粒は小さな海だからひと粒、ひと粒に、ほらだれか泳いでいるよ、な ....
銃で相手を撃ち殺す
などというのは
本当の戦いじゃあない
拳で相手を殴り倒す
などというのは
本当の戦いじゃあない
本当の戦いは
....
若輩者ですが、言わせてください。
根拠示さず言うからトランプ大統領のせいかもしれないけど
去年辺りから思考停止状態のままで挙げてくる詩が増えている
(統計とっていないので感覚)ように思う。
....
うじゃうじゃと
うじゃうじゃと
ことば湧く
わくわくと沸く
湧く沸くとわく
湧く沸く湧く沸く
ワクワク ト 鳴って!
くねってみようひねってみよう
やはらかに しなやかに
こ ....
金砂銀砂の歌の粉が
この部屋の
温もりのなかを踊り舞う
聴きたい人々には、聴こえるだろう
闘いを放棄したため
笑顔を痙攣 ....
縫い目に指を入れて
糸を噛み切る朝に見た夢の
回遊水槽の中に
何も泳いでいなかった
お鍋の中で グツグツ・ぐつつ
あなたと わたし
仲良く煮込む
同じ味のスープならば
飲み干してしまうのに
苦労は イラナイ
違う味に なってしまえば
舌先が ピリリとするから
赤と ....
大きな災(わざわ)いが襲い
今まで煌々(こうこう)と
道を照らしていたと思われた
しっかりと根を張っていない
ちゃちな移ろう灯りは
悉(ことごと)く消え去り ....
長い年月の間にすっかり干上がってしまった井戸からは、水は匂いさえしなくなっていた。
地下水に頼る生活はもうできない。水を汲み上げる手動ポンプは役に立たなくなってしまった。
やむを得ず家に自治体 ....
段々と暗くなると
高層ビルの窓は
オセロのような欲望の明かりが灯り
ピンクのネオンサインが溢れ
歩道は一面の雪の様に白くなり
それに集まる無数の黒蟻
移された木々は異様で
....
素粒子が光速の99%でぶつかる
わたしは反物質を採集する
そして夜
アボカドの種を飲み込む
宇宙の身近に
わたしの黒い意識に
死にいたる恐怖が点滅している
....
期限明日までの牛乳
台所で
にんじん じゃがいも たまねぎ
冷凍庫の豚バラかシャケ
材料をそろえる まな板に
ちびがやって来て
にんじんにんじんにんじんしゃ ....
849 850 851 852 853 854 855 856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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