寒さが強くなる
暖かかったり
寒かったり差が激しい

雪が舞い風も強くて
外には出たくない

雪が舞う様子を
見ると心が落ち着く
静かな心になる

寒いのは嫌いだけど
雪は嫌い ....
 過ぎる季節の只中で、自分を見つめる旅に出る。
 煤けた国道に朝日が昇り、駆けるバイクで夢を見る。
 未だ見ぬ場所に行きたい。
 誰も知り合いの居ない所へ。

 ついたため息の分だけ、経 ....
あほうどりはどこかに消えた
たくさんの人間の手が羽をむしり
あほうどりを引き摺り落とした

あほうどりは何処かと思えば
しろい鳥の群れ、冠島のあたりを
ウミネコが、オオミズナギドリが
波 ....
なあ見ろよもう

どこもかしこも

ちゃんとしてもらわないと困りますで

溢れちまったよ

この世の中

学級反省会で

他人をさばく事が生がいになった

あのちゃんとして ....
自分が自分以外の何者であった
ためしはない

心臓と言うポンプが血を汲んでいる
間しか生きられないんだよ

阿呆につける薬
なんてないんだからさ

頭が痛い
割れるように痛い

 ....
色を失くした冬の明け方、公園のベンチで俺は放置されて風化した骨のように横たわっていた…数羽の鳩が半径一メートルの辺りを、時折こちらを窺いながら思い出したように地面を啄んでいた、こちらがなにか食べる .... 歩き方をいつ
覚えただろう
走り方はまだ
知らないのかな

遠く光が進む
道は孤独
君はその中に
名前を残し
笑顔も増えた
あの頃よりも

互いに交わした
言葉を胸に
抱い ....
私は、とある田舎の
ガソリンスタンドの部屋に
長い間 置かれた
ストーブです

日々まばらにも
旅人が給油にきては
この部屋を訪れ
目の前の椅子に 腰を下ろし
両手をあてて はあ…  ....
生真面目に敷き詰められた文字と、憂鬱な空が疲労を連れてくる。
さりげない優しさに中途半端なプライドを傷つけられたり、上ったり下ったりする感情と気分に振りまわされる日々・・・
ふと窓越しに外を見ると ....
小さな神様は二人いて、一度現れて
そして影となり、二度と現れなくなった



とてもむかしから飼っている犬がいる
夜は犬小屋で静かにしている

死んだような影を落として
鳴 ....
絶対、とか
永遠、とか

そんなもの無いって思ってた

だけど、あなたとなら 永遠も 絶対も

存在するのだろうと きっと そこに
あると

思えた

だけど、あなたとの 永遠 ....
二回目の米朝会談で
日本人拉致の問題が
取り上げられた
丁度同じ日に
大坂なおみの新コーチが
ジェンキンス氏になったと発表された

こんな偶然の一致があるだろうか!
陰謀論が大嫌いな私 ....
いつだって四季を知らせる窓は、一人の少年を反射している。
 彼の、人に溺死を強いるような空色の瞳には、赤黒く淀んでいる血液が映し出されていた。
「そうして君は永遠になる」
 永遠、嘘くさい言葉。 ....
異国の 呪歌を
教会の 窓から
玲瓏と 響かせる
聾唖の 童達

半壊した 風に
詩人の 窓は
不吉に 震え
明かりが 消えた

鱗を 纏う
路地裏の 黒猫
夜陰の 化身か
 ....
砂の音 我の音 我
山びこのようになってしまった
ありがとうと夜の公園
花火をしましょう欲望のままに
私が私であるならば
欲望は消えて消えて食べてしまった
砂の上からの我の上 音
山賊  ....
永遠という言葉の中に
私が含まれるのはいつだろう
太陽がじっと私を見つめても 私はじっと自分の影を見つめる
そして太陽が去った後 夜の空を仰ぎ
鏡ごしに彼をじっと見つめるのだ

卑怯者だから
予報通りに冷たい雨が降る
濡れたアスファルトに梅の花びらが貼りついている

わたしがこの世に貼りついているように
未練たらたらと貼りついている

こころは
なぜか孤独と失望に染色され
 ....
最近ヤモリは現れなくなった
夜のはめ殺しの天窓に映させている
流線形のシルエットが好きだった
イモリだったかもしれない
それとも風に導かれて降り立った
小さな神様だったのかもしれない
便宜 ....
キラキラと輝く明るい瞳の奥、不思議そうに・・・覗き込んでは吸い込まれる。
交差点付近で、憂鬱な日々にさよならして、新しく生まれ変わった貴女。
楽観カンカンカン感謝して、ぽっぽっぽっぽっポジティブに ....
己を 持続する
法則の サークルが
正常から 混沌へ
逸して 狂った

民謡や 数列が
混濁し 雑駁に
焦燥と 錯乱とに
情操が 破綻した

海馬を 蹂躙する
暗黒を 震源とし ....
 彼女はとても優しい子だった。掃除の時間にゴミ箱の裏から大きい蜘蛛が出てきたとき、彼女は「蜘蛛を殺さないで」と叫んだ。彼女は蜘蛛を捕まえると、そっと窓から逃してやっていた。

 ある時期から彼女は ....
不謹慎な程にウネル波型が美しい
トルネード・ポテト

和食が似合うのだから
「じゃがいも」と呼びなさい



説教をしている声が
油塗れのプチプチ音とともに
絡まり合う夕 ....
  
  
  
  幸せだなって思いは誰のもの?
 
  自分のものだよね。
  
  
  あの野郎!って怒りは相手のもの?
  
  いえいえ自分のもの。
  
   ....
先ずは
あいうえお作文でもやってみなさい

あ、浅間山荘で銃撃戦の過激派が
い、イスラム国に加わろうとして
う、海を渡ったら
え、エクアドルに着いてしまい
お、驚いた

か、革命を目 ....
デブであることを
カミングアウトしてから
もう5年になる
徐々にデブであることが
浸透してきて
今ではみんな
普通に接してくれるようになった
「最近また太った?」なんて
気軽に話し掛け ....
悲しいような

苦しいような

いまが

幸福>絶望のいまが

永遠に?

どの道いこうがトラブルはある

永遠なんてどこにあるだろう


思い通りにならないことが
 ....
枯れ果てている
こころ
それを吐露するように
とろとろと

求め 失い 奪う
それで存在しうる自我

魂に一滴の愛をください
こころ
とかしてください

人生を
自分を
人 ....
ああ 春の匂いがする
ああ なんて孤独なんだろう
ああ ひたすらに歩み進む

命、息吹き
命、育ち
命、枯れ果て

底無き宇宙が開くもの

ああ なんて指先の温かい
ああ 春に湧 ....
おはようの欠落
とんぼ返りはほとぼり冷めて
新たな縄を巻き付ける
寝たきり老人さながらに
青を見上げて潔く
骨が軋んだ音の向こう側には
太陽を嫌う吸血鬼はもういない
新聞の三面記事と遅め ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
雪が舞う夏川ゆう319/3/2 5:02
新しい季節の中でメープルコー...2*19/3/2 3:18
信天翁帆場蔵人219/3/2 0:39
コマッタシモベよーかん019/3/2 0:05
死んだ人が愛おしいこたきひろし419/3/1 23:32
崩落の朝、公園で。ホロウ・シカ...0*19/3/1 23:12
ハローミナト 螢219/3/1 21:49
旅人とストーブ服部 剛219/3/1 19:16
猫が嗤った。あおいみつる419/3/1 14:52
こらえる犬秋葉竹919/2/28 23:49
夢の果ていのせんと2*19/2/28 22:22
偶然の一致花形新次119/2/28 20:01
天上の窓古具をふね2*19/2/28 19:48
暗い旅ルラ1*19/2/28 18:29
砂の音moote119/2/28 18:25
_ミナト 螢419/2/28 16:52
臆病者だから小卒319/2/28 12:53
犬の糞あおいみつる319/2/28 12:42
ヤモリそらの珊瑚1219/2/28 11:09
苦笑あおいみつる319/2/28 10:09
白い暈ルラ5*19/2/28 6:22
蜘蛛の恩返しああああ019/2/28 4:10
もうひとウネリ藤鈴呼019/2/28 0:22
【 自分の幸せ 】豊嶋祐匠4*19/2/27 19:46
どうしようもない自称詩人へ花形新次5+19/2/27 19:31
苦難の人生019/2/27 18:52
思い通りにペペロ419/2/27 14:54
祈りあおいみつる219/2/27 14:21
Walk・on 4 春の感慨ひだかたけし7*19/2/27 13:37
日曜日中原 那由多219/2/27 13:36

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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