はい、4が出た
1、2、3、4っと
なになに
「自称詩人になって
定職に就かず、一生家族に養われる
10万ドルマイナス」
あちゃー、ショック!
自称詩人になっちまったよ!
自称詩人は
....
高等遊民になるだけの
知性も教養も才能もない
若い自称詩人は
自称詩人になる前に
先ず働いて
稼げるようになりなさい
最低5年は同じ職に就きなさい
それだけに集中しなさい
一人前になっ ....
深く槍を突き通した
彼女を貫いた。
苦しみの数字である5。
ヨブは5月5日生まれであった。
菌の匂いがする森。
性器の匂いだ。
死の匂いだ。
愛の起源を私は ....
とじた目蓋の裏に海がさざめいていて
丸めた背中の上を野生の馬たちが疾る
寝息を受けて帆船が遠くへ遠くへ
あなたの存在そのものが夢のよう
そんなふうに思えたことがあった
ひとりでない、 ....
単純にじっとしていられなくて胎児は未熟なその足の片方で蹴った。
に過ぎなかったのに、女はそれが嬉しくていとおしくて、側にいた男に報告した。
「私たちの赤ちゃんが今元気にお腹を蹴ったわ」
まだ生ま ....
滑落した真夜中の亀裂の底辺に横たわり
衝撃の中で朧げな幻想を見ていた
ままならない肉体のどこか入り組んだ場所で
仕切り直しよりもシャットダウンが要求されていた
そこは氷山の中心のように ....
本を開いては
単語をつまんで
床に落とす
カナリア
使い古された鳥の名前よ
名前を忘れて
休むといい
石鹸
もう何も泡立てることなく
しろい体を
確かめたらいい
....
ジグゾーパズルをやりすぎて
崩壊した自我と幻覚
一つずつピースとなりて
日本越冬海流へ剥がれ落ちる
クラゲとか ウツボとか
三文字の魚類って面白いよね
かつて六文銭書店で見たうろ覚えの ....
垣間見た
高速車線の中に
絵画的光景を感じた
視覚の
映像上に止まった
文明の一刹那
スクリーン上で
瞬間的時間が
文明の静物画像を作る
静止した映像の中には
数え切れないほどの
....
低気圧が近付いてゐる午後。
少年が鉛筆を削つてゐる。
室内に、新しい芯の匂ひが満ちる。
「隆、下りてらつしやい」
と、羊羹を切り終へた母の声が階下から聞こ ....
イースター瞑想終わった。
あたかも、原生林のなかにいるような深い安らぎを覚えた。
目の前が冥界の色である群青色に染まっていった。
途中エネルギーが強すぎて眠くなった。
薔薇色は、魂の愛 ....
柔らかな陽射し、
惜しげなく降り注ぎ
光の道、
何処までも続く
世界はきらきら煌めいて
風がもう絶えず吹いている
ああなんていいんだろう!
この春日の緩やかな傾斜に沿って
ゆっ ....
若い自称詩人を殺すのに
多くはいらない
ただ一言
「ははーん、さてはお前童貞だな?」
と言えばいい
十代、二十代のクソつまらない自称詩なんぞ
女にぶちこむ行為の代わりでしかない ....
一気に書き始めました
はい、この詩をです
誤字脱字は直しつつも
改行したり
し直したりしつつも
基本的には片道列車です
忘れかけていた衝動を
もう一度
思い出せるように ....
弛緩する、心臓
春の
そよ風に身を任せ 、立ち泳ぐ
辺りには、蠢動が満ちていて
指先から
徐々に、芽吹いていく
あらゆる感情を司る
脳内シナプスが
緩やかに伸び、繋がり
未来を
....
お前の骨なんぞに興味ねえな
それが
骨になろうとする
オマエの最期の言葉だなんて
オレにそんな名言はないが
自分の最期の時くらいは
死んだオマエに
何か残してやりたいぜ
春を手紙にしたためて、
十年前の自分に送るよ。
● ゆきゆきて、ポエム ●
其の一
7月19日
忘れないといけないナイクの日。
1995年3月、TBSラジオで、DJをしていた
内藤忠さんというあったことない方は、
1 ....
夢メモ:March⑤↕
主題:「王様の耳はロバの耳」に空気が変更なったと説明うける。
風景→兎、丘、青空、キルト地のソファー、革のサンダル。
副題:「王様の耳がロバの耳」実写 ....
男は、どこか母親に似ている女に自分の遺伝子を遺したいもの
らしい。
kが大柄な体より小柄な女ばかりにひかれてしまうのはそのせいだろうか?
kの父親は大柄で筋肉質。胸板は厚く肉体労働に従事して ....
チンコ17~18センチある。よく大きいといわれる。
イギリスのデータによると上位1%だそうだ。
なかなかマンコに入らないこともあった。
男なら、ナンバーワンになりたい。
アイデ ....
うす
まいけんのすたくるが
レッキングして
わたしの、こころは
なんたら模様
もうこれで何回目の世界
ループしてループの
途切れ目で
ため息ついたら
次の瞬間には
なんも無くなって ....
誰かが正しいという循環から外れても
心臓は打ち、もの思わぬことはない
放たれない言葉の流れが澱み
わたしはわたしから溢れ
低きに流れて見上げるのも
疲れるから地底湖になっている
と ....
手渡す人の人相が好かろうと悪かろうと
ついでにナントカ法人取締役だとか
はたまた○○財団ナントカ会長だとか
いつまでも覚えられない本人の名前と
どこまでも続く法人名・財団名・団体名
本人 ....
空中
鋭角に埋め込まれた触手
頭の細胞を探って
答を探す
惑星
断片
スピード
空中の固体を理解する
前方
速度が通過する
惑星
断片
提示
提示されたる ....
明日の僕は
春の舟に乗るだろう
川の両岸につらなる桜並木は
咲いているのか、いないのか
わからないが
僕は自らの中に
ようやく唇を開き始めた
小さな{ルビ蕾=つぼみ}に、手をあてる
....
響きが立つ
色彩が立つ
輪郭が立つ
知覚が立つ
広がる意識 何処までも
壁が近い
浮き上がり
近い壁
くっきりと
像を結ぶ
私は喜びに満たされ
壁の響きを聴く
....
祖母の 遺骨かと
焼けた雲 追う
折り紙の 鶴も
川くだり する
縁石に 添う
ひしゃげた 靴の黄
踵 上げ
芽吹く 緑
竹の 支柱に
絡む 蔦
編む 影
思しい 葉脈
....
街からゴミ箱が無くなった
公園の土管が消えた
しじまばかりが拡がる住宅街
子供達の声が聞こえない
子供達はどこに行ったのか
缶蹴りも無くなった
ドロケンも必要なく
鬼ごっ ....
ぼくらの頭上で
時と空間が交じわり
世界から秘密がこぼれる
ぼくの生の軌跡は
きみと出会いひとつになり
新しい生が2つ声を上げた
ぼくの生まれた年にボイジャー1号&2号は
地球か ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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