街角に入場無料の動物園
コンビニエンスストアは
近所人間動物園
入園すれば人間の
今すぐしたいが見てとれる
軽音楽に包まれて
手に取る本が商品が
プライバシーを覗かせる
よく見るあの人 ....
あたしの祈りを
占うにつけて
星占いなどあてにならないと
言いたくなるんだ

知らされる
思いどおりにならない街だと

蜂の巣をかつて駆除しようとして
美しく透きとおるハネに ....
職場の女性の夢をみた
おとといの夜だった、または、明け方だった
後ろから、素手で、目隠しをされた
じゃれつかれたわけだ、とても育ちの良い美人さんだ、
僕は嬉しかったなあ・・・


昨日の ....
「早朝、似合う男」


ずる賢い赤ら顔は
弱いものに対して
いやらしい言葉を投げつけ
奴に鉄槌を下すべく俺は無視を決め込んだ
朝から憂鬱が続きくだらない時間を過ごす
ふざけてる奴を探す ....
ドラえもんのシャツなんて着ちゃって
セワシなく早くも半世紀生きました

ドラえもんの連載開始は1969年
四次元ポケットで1968年にいけるでしょうか?

それはいけません
空想され ....
漫才師が税金払ってないことに
目くじら立てて文句言ってる奴がいる
サラリーマンはごまかしたくても
ごまかせないのに
不公平だと怒っているバカがいる
それが、ごまかせるもんならごまかしたいと
 ....
愛されたかったそれは海と空の境界線を目指したのでした
誰よりも遠い旅でした
誰よりも悲しい旅でした
アスファルトが
吸い込んだ熱を
明日は人に
返す約束だ

マスクしたり
日傘したりしても

交わす言葉に
違いはないよね

おはよう
さよなら
こんにちは

その先に続 ....
この青に青を重ねた空の許
真っ白な花瓶が倒れる
戸外に置かれた机の
茶色の平面に無音で

風一つないのに
倒れたのは 何故だろう?

青に青を重ね眩み輝く空の許
真っ白な花瓶が壊れる ....
喉に喉仏が詰まって青年は言葉に詰まる。
そんな鬱屈した季節にて青年は心の詩人となる。
毎朝あなたに話しかける
独り言のように心の中で
わざわざ音にしなくても
あなたには届くでしょう
わたしの日々のアレコレ
小さな喜びを感じる日も
大きな悲しみを感じても
何一つ隠さずあなた ....
自分が生まれた時にはもう
詩を書く人は存在していなかった

もう絶滅していたのだ

詩を体感するには
過去の詩人を探すしかなかった

遠い昔の
言葉のおにぎりは
なんと美味しいこと ....
古い友人が、夢にあらわれた
小学校5年生のときに同じクラスだった
中学、高校、一度切れた縁が
再び戻って、だけど
ひょんなことからまた、途切れて
そんな友人だった

夢のなかで彼女は
 ....
線香花火の小さな大きな
膨らみのような熱いかたまりが
眼差しを広げた胸の奥で
体を丸めてうつむいていた

赤い涙を拭う間にも
消えていく炎が穴を開けると

暗闇の中で眺める鏡は
ひと ....
見返しても記されていない
笑顔について
書かれてなくとも構わない
「広島欲望」

ためらいなく
楽しいスポンサーの小声
だから全く意味もない
いつになったらね
見たまんまを見たまんまとしたりできんの
どこに美しい歌はあるの
このまんまさ
もう飛び出 ....
腹底から
ヒンヤリと突き上げて来るモノを
ナイフの刃先に乗せる
熱く紅い血の滾り

)際の際に時を遡行すれば

緑と湧水の大地に到達する
沢登りの記憶の壁突き抜け
唐突にプスップスッ ....
100%の幸福なんて有るわけないよ
100%の不幸ならあるかも知れないけれど

自分の幸福のパーセンテージを伸ばしたくて
誰かの幸福を削ぎ落としてしまう人
いるんだよな
躊躇いもなく

 ....
何て言うのかね
言語感覚っつうのか?
そんな格好いいもんじゃねえか
まあどうでもいいけどさ
ちょっと驚く他ねえよ
自称詩人のクソ自称詩

きっと
日常生活では
周りから
「こいつ、 ....
灯りがつくと胸が温かくなる
君が笑うと胸が温かくなる

君の笑顔は灯り
消えないでいて
消えてしまうとしても
瞬く花に夜が枯れては嘘を紡ぐと笑う君。 或るひとのことが心から離れない
胸がときめき締め付けられる
そのひとを思うと切なくなり
夜が一気に長くなり眠れなくなる
それはいつかとまた同じ

きっときみは笑うだろう
いい歳をして何を ....
水道水にヒマラヤの岩塩を溶かして
瓶に注いでいけば四〇億年前の海だ

空っぽの冷蔵庫の唸りとぶつかる
海鳴りに耳を傾けている台所の
卓上の猫たちの我がもの顔
原始の海に釣り糸を垂らす
僕 ....
バスには人形が乗っていた
窓の外を眺めるのも
母に抱かれる子供も
ハンドルを握る運転手でさえ
皆、焼け焦げたマネキンなのだ







エレベーターの隅に
風船が浮いてい ....
貴方の全てを
私の中に奪い取ってしまっても

それはもう貴方でないから
私は寂しいのですね


私の全てが
貴方の中に奪い取られたとしても

それはもう私でないから
貴方も寂しい ....
私の仕事は
人を裁くこと
私が、というより
法律と照らし合わせて
代わりに判断しているだけ
何の代わりかといえば
大きなものの、としか
言いようがない
それはとても
大きなもののよう ....
食パンの耳に独り言を聞かれてしまった。
どうしよう、はずかしい、あああー、ぱくっ。
優しさとは一体 どこから来たのか
風に吹かれて花が揺れるような
そんな感動を携えて

優しさとは一体 どこから生まれるのか
始まりも忘れた旅の果てに
得たものは両手では抱えきれない

 ....
疑い始めて聴き流してた
音がくれる歓びや哀しみが
どんな曲でさえ心を離れて
戻らない旅を続けるのなら

カレンダーの左端の箱に
生ゴミを捨てる怠け者では
宝物を置く場所も分からずに
ク ....
肥沃な土にまかれた種子
渇いた荒れ地に落ちた種子
そして平凡で普通な土壌で芽吹いた種子

その数の比率を数字にするまでもないだろう
平凡で普通が大半を占めている

それは

人間の社 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
近所人間動物園イオン2*19/10/30 23:25
そしてしあわせな夜へ秋葉竹819/10/30 22:39
もうねむいはだいろ019/10/30 22:34
20191030Naúl019/10/30 19:45
非同一ナンモナイデ...4*19/10/30 19:45
夢の政治制度花形新次019/10/30 18:32
きみのてを119/10/30 17:15
ミナト 螢119/10/30 16:30
空と花瓶(改訂)ひだかたけし519/10/30 13:51
青年クーヘン4*19/10/30 12:32
空のあなたへ卯月とわ子319/10/30 11:10
詩の無い世界丘白月419/10/30 8:44
古いKinKi Kidsの表紙の雑誌うめバア519/10/30 8:13
予感ミナト 螢419/10/30 6:27
_雨へのダブリ...219/10/30 0:12
まれにみる渡り鳥moote1*19/10/29 23:38
原初域ひだかたけし619/10/29 22:39
100%の幸福なんて有るわけないよこたきひろし319/10/29 21:54
自称詩人(=ダメ人間)だと思っていない自称詩人(=ダメ人間) ...花形新次019/10/29 19:24
灯りきみのてを219/10/29 18:37
嗚呼、それは119/10/29 18:31
落とし穴HAL11*19/10/29 18:21
台所の海帆場蔵人319/10/29 18:13
通り魔たち 3春日線香119/10/29 18:07
愛は惜しみなく奪うゆえに水知鴇都619/10/29 17:32
口無やまうちあつ...119/10/29 14:04
ぱくっクーヘン9*19/10/29 12:35
やさしさとはきみのてを219/10/29 10:47
月曜日ミナト 螢219/10/29 6:34
肥沃な土と渇いた荒れ地そして平凡な土壌にはこたきひろし519/10/29 6:31

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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