夕焼けを朝焼けと錯覚して
午後五時を午前五時と錯覚して
頭の中がぐるぐるになった
薄青い空の山あいはオレンジで
夜明けすぐに父と車で
温泉に行ったことを思い出す
あのまま騙されていた ....
亀泳ぐ池
そこはパラダイス
亀はただよう
あてどなくただよう
花は季節を待ち
カラスが寂しいと鳴く
亀は変化と進歩の
本当の意味を知っている
亀はただよう
あてどなく ....
おまんこがあるほうが人生強いに決まってる。
神は女を完璧な悪魔に作った。
おっさんはおまんこがないから誰も助けてくれない。
おまんこはつよい。
おまんこがないから男は知力や能力を鍛えた。
お ....
誰が作ったのか
何のため作ったのか
何故 贋物と判ったのか
と
話はつきないのだけれど
人形は人形
そんなに贋物よばわりされても
と照れ笑いをしているようで
僕らの本物 ....
あの人が体をすりよせる
その度心は摩耗していく
だけど体は擦り減らない
胸も口も無くならないから
求めを拒めない
あの職場で仕事をする
その度心は摩耗していく
だけど体は擦り減らない ....
ポンコツをつくらないためには
4M管理が重要です
マン、マシン、マテリアル、メソッド、
製品は4M変更点が重要です
マメ、マジメ、マネー、メンタル
成人は4M変化点が重要です
鼻がピーピーとうるさいので息を止めて一回死んでみた。
今度は心の声が生き返りたいとうるさいので仕方なく蘇った。
私の話だ、私は当時、常に空腹で、色のない箱のような街と、その箱の外縁をかじり、
ここから周囲何メートルの、そうした環境で暮らして、暮らした、
ビニールの保護膜、ノートに名前が書けな ....
最近、腰が痛い。
国民の最も多い病気は腰関係だそうだ。
この世界の人たちはみんな悪人だ。
しかし、刹那にこぼれる愛がある。
神経痛が発狂しそうな精神を逆なでする。
できる ....
ペダルを漕ぐのはいつも空の上
丸い寝顔を追い越してゆく
安心を舐めた両足の裏に
広がる明日が水を溢すなら
吐く息の白さを堪える前に
黒い地面に叩きつけられる
アスファルトに擦っ ....
ザザザザザァ
心に降る雨はそんな風に哭いている
ザラザラに渇いてしまった
私の心だったから
恵みの雨
湿っていく
塗れていく
恥ずかしいくらい
ヒリヒリ痛んでいた
私の体 ....
折れた傘が
螺旋に落ちる
胸元の開いた
洋服を刺して
踊ってる
わけじゃない
狂ってる
だけの足音
何度目だろう
近づく冬に
抗えないから
マフラーの先で
....
日々が明けては暮れる
おそらく
日々が明けて暮れなくなる
その日までの間
出生から今日まで
自分に良くしてくれた人
自分に普通にしてくれた人
自分になにかと辛く当たってきた人
....
朝日の中にきらきら
見つけた星たち
貴方へ届ける為に
いま、手のひらの中に集めたわ
少しだけ待っていて
走って行くから
あなたと一緒に過ごせば
二人だけの空気になる
誰も入り込めない空気
愛が溢れる空間
午後の陽射しが二人を際立たせる
流行の映画よりも
あまり知られていない
ひっそりとした映画を楽 ....
送信できないメール
かけられない電話
送れない手紙
伝えようのない言葉
操れない文字を綴るのと
白紙のまま沈黙するのと
どちらを選ぼうか
自分を通すしかない迷い
現実か、非現実 ....
今夜はとっても
気持ちがいいね
と夜が星たちに話しかける
あの憎たらしい満月が
うすい三日月になってから
僕たちがいっそう
きれいに見えるね
と星たちが夜に
相づちを打つ
....
気をつけ、反逆
マズルフラッシュ
頭の数数える
蹴倒す日陰
目の奥でも
木陰でも
共有だけ出来ない
もう一度だけと
いつも君は言う
うんざりしながら
爪の間を見てみ ....
目に見えない何かに襲われたら
どうしたらいいだろう?
暴漢や通り魔等は目に見えるから
逃げたり抵抗は出来る
目に見えて襲いかかってくるものは
敵と判断していいだろう
逆に目に見えないものは ....
世界中の笑顔の全てが、威嚇を起源にしているとは感じられない。
あの子のけらけら笑う姿に、敵がいるとは思えない。
すすきが夜になっても
合唱するのは
自分たちのためだから
発見されるのを
望んでいるわけではない
風吹けば歌う
歌うのは風まかせ
「人間はいいね」
「人間はいいよ」
すすきは歌う
....
SM好きが高じて
死亡事故になったとして
それを罪に問えますか?
打たれたいあなたに
打ちたいわたし
一線を越えるまで
ふたりは幸せの絶頂でした
いえ、透明になっていくあなたも
そ ....
君が笑ってるなら
偽物でいいかと思う
君も偽物だったならばと
あお あお
と子供のように泣いた
その涙も偽物だから
まだよかった
僕のことばが偽物だという
のなら ....
明るい空へ
消えてください
流れ星のように
祈りを囲み
佇む人たちが
待たされている
今宵の雪を
地面に降らすまで
※逆からも読めます
夢中になれる何か一つ、見つかるといいね。
どん兵衛にお湯を注いだことも忘れる程のね。
君の幸せを願うことで不幸になる僕は馬鹿だ
宝石みたいな未来が待っていても泥棒は居る
子守唄のような人生はナイフを渇望している
愛されることで溺れる金槌はどこへ行っても
死んでし ....
雪の森にロウソクが燃える
ゆらゆら揺れる妖精の灯
一人ぼっちの蜘蛛が
針に糸を通して
ふわりと舞う雪を集める
一粒づつ糸にたまっていく
六花のビーズが王冠になる
最後に蜘蛛は糸を ....
神様が与えた唯一の愛の形
愛に逢いたくて花を見て
愛を摘んでは心に生ける
止めないで歌い終わるまで
ネジがすべて逆回転するまで
ほんの少しだけだから
ズボンの人には負けると思った
スカートの裾を広げてみても
立ち位置を示すパラソルの上で
夢を転がす時間を閉じるの
下手クソだったラケットの扱い
これが人なら表しか見ない
悪い癖を抱 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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