ふわふわ
ふわわん ふわりんりん あはは
くすぐったいよう-

夏の温度がさがって ほら
クッキリした青い夏のうしろ姿は 日焼けした子たちの笑い声
あの眩しい光にあたりながら歩いたんだね走 ....
部屋に雲が入って
雨に濡れていく、色も形も音も
僕らはどこにも繋がらない二つの心臓
匂いもたくさん嗅いだ

かつては他の何かだったものが
また他の何かになっていく
記憶に触れれば ....
あなたと過ごした夜
とても幸せなはずの朝
私は4時半に起きて
あなたの知らない
私を殺す

出会った頃
あなた
新垣結衣がタイプだと
言ったでしょう?

無邪気なあなたを
責め ....
本物ではないが
似ていると自慢できる
越えることはできないが
映えることはできる

お高くなくても
弾けることができれば
薄い人生でも
クリーミナーな
泡に包まれるかも
線を踏んで 花の内
爪先立ちの 花の内
花を 花を
他から多へ


掴もうとする手の反対側へ
しずくは落ちて 落ちてゆく
膝を折り 倒れる鏡
映るものは空と地ばか ....
この世界に雨が降るから傘をさすのであって
傘をさすために雨が降るんじゃないからさ

冬の冷たい雨
春の暖かい雨
夏の夕立
秋の台風

雨が降るから傘が必要なのさ
傘の為に雨は降らない ....
何かをすれば
必ず思い出として残る
良いも悪いも思い出になる

年を重ねるほど積み重なる
生きた証として残っていく

思い出話して
笑ったり泣いたり
色々あった過去が揺れる

嫌 ....
眉毛は太くて下がってて 
一重瞼の団子鼻 
唇厚くて しもぶくれ
良いトコ一つも無いけれど
語り口調は可笑しくて 
さっぱり分からぬ話でも
話下手でも どもっても 
心の綺麗な人だから ....
明け方から空はおもく
だれも重力からはのがれられない横顔で
つたい落ちる街の額を
始発がつーっとひらいていった

開拓者たちのネイビー
捕食者のパープル
シスターたちのピンク
嘔吐する ....
左手で何ができるか
考えている
終わらない季節があるのが
どこだったか
どんな街だったか思い出してる

左手でできるのは
右手をつなぐこと
なにか新鮮で見入っていられることが
本 ....
眩瞑


 氷菓子の浮力に勝てないから僕らは無意味に海に投げ出したまま、海月と出店の金魚を天秤に架けた。芒が空を掃除するなら今でも曇り空は描かれ、自由に泣いて暮れる陽に天の格子は充たされている。 ....
人を殺してしまった母親と歩いている
緑の水晶がずっと向こうまで浮かんでいる

角を曲がると突然ビルが建っていた

僕はむかし好きだったこの名前が思い出せない
生きている間には
誰だって絶望にぶら下がってしまう事はあるだろう
否応なしに

いつだって
幸せの絶頂はほんの束の間だし
時が経てば
感動も薄れる

それでも欲望が尽きる事はなく
 ....
思い返せば君をアパートで初めて抱いた夜
それは危険な賭けだったかも解らない

なぜなら
その時私は君の体の中に押し入り
いっとき体を制服したかっただけで
それ以上の感情の昂ぶりには至らなか ....
一日五千円の稼ぎ
ぼくはその五千円によって
スペシャルになる

ぼくはぼくの子供に買う
知育の玩具を探す

ポケットには
くしゃくしゃ笑う樋口一葉

知などじつはどうでもよく
育 ....
脳髄を静かに掻き回すマイルスのエレクトリック
インスタントコーヒーの粉を食パンにぶちまけて湯を飲む
退屈にかまけた下らない遊びさ、ハナから味なんか期待してない
だから心配しないで、俺はまとも ....
細く、ほそく
こまぎれになった星屑の

言葉を発する前の かなしみに

溺れた夜の むせかえる
せいし のかおりに

顔を 埋めながら

わたしの夜を 越えてゆく


ひたす ....
宇宙の切れ端にメモがある
さまざまな筆圧で記された
瘡蓋のような言葉が無数に揺らめいている

宇宙の切れ端は君の真ん中にある
それに気づくとどういうわけか俺は眠くなり
君の真ん中で赤子のよ ....
かなしみの
青が降る
透明、
ただ透明に
なっていく
己の体
幾億もの幾兆もの者達が通った道
途、未知、溢れ
枯れ果て、移行する
闇の光の奥の
ふるふる震え揺れ
時の間隙縫い
 ....
きみがちいさな黒点につまづいて
細く伸びてみたりさらに縮んでみたり
右手の過去と左手の未来を見比べているころ
困り顔で時間を凍らせたきみによりかかりながら
星たちが残していった虹を見ていたよ
誰かを
何かを
攻撃するばかり

それを強さと
思い込む

力の強さも
使い方によっては
愚かなだけだ

敗北を
いつも予期している
弱い我々こそが
ただ人だ

 ....
恋が始まってしまったから
死の危険を感じるほど鼓動は
刻まれて
まだ足りない
心臓を
優しく撫でてほしい内側から

葡萄を齧る
垂れた汁を舐め取る

電話が掛かったからと
部屋を ....
大人は意外と幻の存在を知ってる
自分だけわかっていれば良いと
納得しているから口を噤む
いくつもの不思議を重ねて
君は大人になったから
何もおかしなことはない

細かく震える肌もまた
 ....
しんしんと
降る夏の雪

僕は外套を脱ぎ
マフラーを外し

蝉は鳴かない

音をなくす者の
白い昼に降りた

蚊は飛ばない

四肢を振り
流れるツタ

煉瓦のような
 ....
必死で追い求め
息切れの中で掴む裾は
するりと遠くへ舞っていく
手に入れたいと焦がれる程
虚しさは募るばかりで
いつの間にか自分を見失う

目的を忘れた心
眩む目には手の届かない背中
 ....
Do you remember that days?

不確かな肌を撫で回して
髪を鷲掴み
唾を飲み下して
力む右腕

壊れた胸に差し込んだ光を
僕らは悲しみと呼んだ

Do yo ....
気持ちがゼロだったからいくらでも割り切れたけれど、腹を割って話すことはできなくて、
ゼロだから我無かった。
 愛されるよりも愛したい
 
 思い込む 自己満足 安心したい

 許されるよりも許したい

 受容する 自己防衛 問題未解決

 知らされるよりも感じたい

 驚き 自己破壊 ....
太陽と月の追いかけっこは正解に浸る
今は夜なのに、明るい未来が照らし尽くして影も見えない
外灯の元 けばけばしい毒蛾すら蜘蛛の糸に絡まるようです
組紐の過ちを認めざる負えない
思考から病巣を退 ....
もうだめだと思って
でもそう思うのは間違っていて
間違いをまちがいとわからないのだ
おかしくなりそうな
きりきりした十六夜の月の腐乱
さくらんできら楽だろうさそりゃ
そう
スピードのエー ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
にくじう田中修子9*20/9/5 16:48
長雨たもつ920/9/5 12:22
素顔になれなくて花形新次120/9/5 12:19
発泡酒美人イオン3*20/9/5 10:19
夜と歩いて木立 悟220/9/5 8:46
恵みが災いの雨に変わる事の有るセカイにこたきひろし320/9/5 8:04
思い出話夏川ゆう320/9/5 5:47
びびんちょの唄[group]板谷みきょう3*20/9/5 2:43
とうめいな体験平井容子520/9/5 1:43
CO&2竜門勇気3*20/9/4 22:39
眩瞑あらい120/9/4 19:11
ビルはたらくくる...120/9/4 12:29
呼吸している間にこたきひろし320/9/4 6:16
危険な賭け120/9/4 5:17
告解と道草次郎1*20/9/4 2:28
足音が聞こえないやつこそがいちばん長い距離を歩いているホロウ・シカ...2*20/9/4 0:45
それは一瞬の淀みゆるこ020/9/3 22:53
宇宙の切れ端相沢才永5*20/9/3 22:42
かなしみひだかたけし520/9/3 20:35
星虹艦隊よりカマキリ320/9/3 18:44
人になるシホ.N120/9/3 17:44
葡萄よしおかさく...020/9/3 17:29
精霊320/9/3 17:11
summer snowゴデル1*20/9/3 9:45
動けない背中ミツバチ120/9/3 9:32
収束相沢才永1*20/9/3 8:31
われない水宮うみ020/9/3 7:45
こぼれ落ちたもの佐白光020/9/3 2:14
ぎょうこうあらい020/9/3 0:52
_道草次郎1*20/9/2 23:32

Home 戻る 最新へ 次へ
576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.62sec.