泣いてなんかない強いから

何点なんか気にしてないよ

ひとりで生きていけるから

パッカーで世界一周するよ
この命にはぬくもりがある
普段は感じないけど
強く感じる時がある

上手く言えないんだ
表現力ないしさ

毎日がややこしく過ぎて行くけど
それだって
そのうちに
ピリオド打たれるん ....
昔、愛した女の庭には
大きな花桃の木があった。

その木は
春になると
その女の唇のような
濃い
桃色の花を枝いっぱいにつける。

その花びらひとつひとつは
どうしてもその女の爪の ....
葉っぱが
ひとり遊んでる
くるんと
まるく
じぶんをすてて
も一度
ハラり
わらって泣いて
あたたかさはいつも
敵わないほどに傍らで咲いて
叶わないたびに散り
地面をひたすらに覆い尽くす
 
しあわせという匂いにむせて
風のつきあたりでは
くるくるくるくると
止むことなく空へ ....
血の色を塗り固めたような阪急電車と





薄い水臭いグリーン色の市バスが



 ....
廻る廻る大地が廻る
壊し創る力は無尽蔵に
無作為に選ばれた人々の
哀しみの雨が降り注ぐ

(世界は只残酷に美しく)

廻る廻る大地が廻る
次から次へと命は芽吹き
哀しみの雨は
もう ....
寝ている時以外ずっと書いていて
目を悪くした
ひどい頭痛に見舞われている

図書館で
フジモトマサルさんの
『夢みごこち』を借りて
それを今
1メートルの距離をとり
眺めている

 ....
「おはよう雨さん」

細かな雨の

パラパラの

春の西風に煽られの

窓にカツカツの

それは

とてもとても

うつくしなじかん

ふふふ

半分ヤドカリ

 ....
やあ
おはよう

詩集を読んでいるんだね

リルケか
どうだい感想は?

そうか
つまらないのか

世界には
リルケを楽しめる人が
大勢いるのにね


そう君は
リル ....
寒さはもう感じない
生暖かさが
ウキウキ感を連れてくる

何をやっても上手くいくような
何とも言えないポジティブな流れ

新年度が始まり
落ち着かない日々が続いても
嫌な気持ちになら ....
・575
補助輪を 山ほど付けて共倒れ
奢りだの 親分子分 はした金
座布団か拍手でお迎えくださいませ
獄門の 上にもぬけのカタツムリ
陶酔で水捌けよくして泣きじゃくる

ウイスキーと  ....
少し高めの なるべく太い枝に飛びついて

ぶら下りながら 木の幹を歩き上がり

背面飛びで足元から滑り込むように あの枝に座り込む

もうひとつ上に行けるかな 立ち上がり 

手をかけ ....
あなたが嫌いだから
あなたとは距離を取りたい
あなたといると
私が私じゃなくなる
あなたと一緒にいたら
耳が聴こえなくなった

あなたは私を支配する
あなたのために微笑むことはもうない ....
どうにもこうにも
食指が動かねえ

こんまり師匠の言葉を借りれば
「ときめかない」ってことだろうさ

わかってるかい
そこのキミ
「歳差運動」

鳩時計が深夜の零時を回る

蟋蟀が
地球の内耳で
求愛している

着実に
七百分の一歳年を取る

さて
もう一度約分のおさらいから

(ペンを執る)

 ....
示唆でないものはない
つかれた
しばらく真っ白な部屋にいる

よろしく
回春。
 
 
塩水を買って帰る
安かったから、と妻に渡すと
またこんなもの買ってきて
そう言いながらも大事そうに抱えて
海に帰っていく
今日のおすすめはこれです
テレビの人が言った
(午前 ....
久々に訪れた病院の園庭は、
十数本の桜の木が
無数の赤い蕾を膨らませていた。 

その生命力は、
春の大気に漲り震え
園庭という枠を獰猛に
突き破っていく不穏さを含んでいた。

膨ら ....
ユダヤ系ロシア人の詩人
アレクセイ・タルタコフの代表的な詩集と言えば
ウクライナの連続殺人鬼アンドレイ・チカチーロを
題材にした「チカチーロの子守唄」だ
何を隠そう私もこの詩集の大ファンで
 ....
あなたの匂いをもう憶えていません
この部屋で暮らしてよかったと思ったことなどいちどもない
曇り空 ぬるい暖房 春の光はこんなもの

伸びた爪で嵐をとめて
伏せたまま口づけてじゃれあっていた朝 ....
忘れじの、なんのその。
今日も、愛すべき君への歌を詠う。
酔っぱらいのほうが、人生の花見坂はあるきやすいのだ。
尊き君に歌を詠う。

欲の渇望と権力への吐き気。
まるでなにかを産みだす ....
無限の広がり
押し寄せて来る 海

有限を抱きしめ
波頭を黄金に光らせて

この夕べあの夕べ、
無限のうねりに身を委ね
麻痺した記憶が癒されるよう

柔らかなしとねを 広げて、広げ ....
鏡を上に向けすぎた昼
映らない
何も
映らない


雪が径をすぎる
さかな ふるえ
背びれ 夕刻
自ら 光の個のほうへ


応えをしまい
さらに しまう
 ....
カタチ
セイチ
イノチ

あの日地面がおおきく揺れだしたから
工場の高い建物さえしなりだしたんだ

工場内に積み上げられた製品がまたたく間に崩れだして
あっちこっちで悲鳴があがる

逃げなければ
俺は持ち場の非常 ....
きっとやっと咲いた
薔薇でもあっただろう
でも眼には棘のまず薔薇
まずの井戸をおりていくと
また別な薔薇を踏む
柔らかな感触に慌てて
傷口とそれから棘とを
裸足の空に付与している
{引用=読みたい本がある
明日にしようか
明後日にしようか
書店に行き
お金を払って
買って読みたい
詩でなくとも
ロマンスでなくとも
料理でなくとも
指で頁を繰り
じっと ....
僕は歩くことで
僕の思いを
知るのだろう 僕は
僕の中の道を
二〇一五年十月一日 「℃℃℃。」


℃■■■■■■■■■
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■■■■■■ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
4行詩なんてね足立らどみ121/3/14 9:24
この命にはぬくもりがこたきひろし321/3/14 8:36
花桃の木黒田康之421/3/14 3:36
葉っぱ道草次郎6*21/3/14 0:01
眩しさから逃げるように春をかんな421/3/13 23:34
京都チキンジョージTAT2*21/3/13 22:32
春の記憶ひだかたけし821/3/13 20:30
代読道草次郎3*21/3/13 20:14
おはよう詩集2*21/3/13 8:18
詩の鏡st421/3/13 6:43
春の日常夏川ゆう421/3/13 6:08
575なけま、たへ...1*21/3/13 2:26
木登り短角牛4*21/3/12 23:31
私の嫌いなあなたへ無限上昇のカ...521/3/12 22:59
ときめきパン☆どら321/3/12 22:17
ついーと小詩集3道草次郎3*21/3/12 21:57
哀愁3*21/3/12 20:12
つぶやかない(二)たもつ1121/3/12 19:59
見えるもの・見えないもの(改訂)ひだかたけし921/3/12 19:20
アレクセイ・タルタコフ詩集「チカチーロの子守唄」花形新次021/3/12 19:08
SPRING星染221/3/12 17:26
忘れじのa i121/3/12 13:10
抱擁ひだかたけし421/3/12 13:08
あかり くらがり木立 悟521/3/12 10:06
ヨロシク121/3/12 7:59
あの日地面がおおきく揺れだしたからこたきひろし921/3/12 6:36
ある一つの詩作道草次郎3*21/3/12 6:28
春の本津煙保存7*21/3/12 5:26
夜の散歩番田 221/3/12 1:23
詩の日めくり 二〇一五年十月一日─三十一日田中宏輔14*21/3/12 0:08

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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