汚い言葉を
吐き出したくなるような
きれいばっかりの季節で
日に日に痩せていく
終わりという言葉に
最後の朝日がさした
なんでもない日が
積み重なって
今日を見せつける
倦怠が渦 ....
昨日
仕事が終わって夕方帰宅したら
家に届いてました
新型コロナウイルス感染症
ワクチン接種のお知らせと
二回分の接種券が
はじめて高齢者である事に感謝しました
いや待てよ
....
朝、皆さんと交わす
おはようございますが
大好きでした
だから最後に
おはようございます
そして
さようなら
クレジットカードの
ポイントや
ドコモの
dポイントは
使える店が
かぎられていて
欲しいものが
ほとんどないから
いつも
イオンのポイントや
イトーヨーカドー ....
今日も夕暮れを見ていただけ
過ぎた 午後
桜を思っていた そして
なぜ 生きているのだろうかと
尾崎豊の歌を聴いていた
今日の朝は
いつもの朝と違ってた
夜ふかしの寝不足はいつも通りだが
それでも毎朝5時半には目を覚まし
寝床から起き上がる
それでも
これと言って体調には変化なかったのに
今日 ....
イイね入れたってことは
肯定したってことだからな
自分は罪を逃れられると思ったら
大間違いだ
軽いお礼のつもりで
入れましただあ?
おまえな俺が
女子高生の使用済みおりものシート
収集 ....
とうめいの骨の
おくのおくの ずっと おくのおく、から
虹をかみくだくおと、が
きこえる。
(八方美人!
(恥知らず!
てんし、と
あくま、を
はらんだ夜が
鎌首をもたげる ....
そのとき
時間という観念が
背後から消えていた
理由は知っていたが
理由という言葉ではなかった
歩くという足の動きは
私自身なのだろうか
蠢くものや湧き出すもの
がズリズリ ....
そして
まだ
されど
もう
原稿用紙100枚400字詰めで4万語描かなきゃいけない
100年の生を貰ったとしたらそれを埋めなければならない
嫌だと言ってもたいした選択肢もないので
義務教育ですくすく育ちすぎたのに
生 ....
誰かの風に乗り 誰かの声をきく
そうしたくないもの そうなりたくはないもの
覚えているかい
小学校の夏休み みんなで寝泊まりした教室の匂い 擦り切れた廊下の窓ガラスの向こう
お ....
夜はいつも
路地の影
僕は喫茶店のガラスの
僕は 光だ
竦めた肩の分まで
好きになっていいのかな?
水溜まり飛び越える黄色い長靴
人にならなくていいのなら
此処に歌を置いていくよ
いつかは私も先生になる
現実はもっとミラクル
スーツケース ....
怒り
ドキツイ
バイクの音が
ウォンウォン
流れ込んで遠去かる
この白い小部屋に
じっと居る
私の心は鉛色
無限の彼方へ旅に出る
貴女に気付く余裕もなく
独りカッカと燃えてい ....
どうやら
うつ状態らしい
見かねて
モスバーガーを奢ってあげた
これが
今のぼくにできる
精一杯だ
オニオンリングは
案の定
バラバラになり
だけど
食べてる間
ずっと
ポロ ....
殺風景な教室に
わたしの怒り
先生は多数決をとった
異分子には異分子の
言い分があることは
知っていたはずなのに
優等生のふりで
回避した戦争
擬装の平和に
気付いて ....
世の中に
有名な自称詩人というものが
存在することを知った
自称詩人界では名の知れた人物で
それなりに発言力があったりするらしい
一体どれくらい有名なのだろう
陸上ホッケー日本代表よりも
....
これまで、自分を殺して生きてきた。
これからは、気を使ってびくびくしながら生きるのはやめよう。
そんな風な思いがふとわいてきた。
周りのみんなは我を通して生き ....
変なTシャツで出掛けよう
誰にも彼にもクスクスと笑われよう
指をさされて馬鹿にされよう
とてつもなく白い目で見られよう
親の期待を裏切ってしまおう
一生の約束を破って ....
闇市に西瓜を買いに出かけたよ
金脈が本物の黄金だとか噂話しで聞いたんだ
途中チンピラに追いかけ廻されては警官に発砲されたり
散々な眼にあったぞ* !あ、こんなところに…
板 ....
ようこそ、詩展2021。
会場は詩のブログ。
そうです、オンラインとなります。
会期はありません。
365日24時間開展中です。
内容は
過去3回の詩展(個展)をま ....
ところでどんな声が神に届くかしってるかい。
どんな人が天国に入れるか。
きみは本当に一生懸命あの時、生きてたね。
あのとき、君は言ったね。
一生 ....
ひとりにつきいっこの
こわれやすくちいさな
構造物にはめこまれた
なのるなもないいのち
きみとぼくのはざまに
そびえたつこのせかい
粉雪
ぼた雪
ざらめ雪
雪解け
根雪
嘘、ばっかりだ
嘘つきだらけさ
真実なんてどこにもないんだよ
正義も不正義もあったもんじゃない
つまりないんだよ
詩なんて書いてる場合じゃ
ないんだよ
書を捨てて街に出よ ....
成就しなかったものがたりと云うものは、ふわふわとそこら辺をいつでも漂っているから、たとえばキミに、取り憑いたものがたりが突然始まることがあるわけさ。今朝だって、曲がり角でトーストを咥えた相撲部男子高 ....
愛され上手は死んだよ
真冬のベッドを飛び越えて
楽しみにしていた夏を目前に
穏やかな顔をして死んだよ
愛され上手は死んだよ
真冬の隙間をすり抜けて
苦手だった夏 ....
いたんだ春を拾っても
もう
あの頃には戻れない
夜風の声をきくたびに
どこかに
自分が立っている
月の裏側を探して歩く
靴底と地面の
密接な関係を考え
石ころの下の
虫たちの暮らしに
思い巡らし
息を殺して
押し入れに隠れた
かくれんぼを思い出す
暗闇を浮遊する夢
....
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