たまには近道を通ったほうがいいと
私の手を引いて 導く人がいる
私は
どこかへ行こうとしているのか
どこかへ帰ろうとしているのか
その人に 手を握られ 腕を引かれた瞬間
わからなく なって ....
昼のしじまに沈んでいく街に
雨はいつしか降りだして
遠退く人の足音が
カランコロンと木霊する

俺の胸のうちで鳴る空虚さが
脱力して街を覆うようだ

昼のしじまに沈んでいく街は
いつ ....
理科室の小さな変化を見逃さないね

境目には冬虫夏草とあいまって水没する勿忘草
影も形もない退屈な装飾は 底に結晶として花を植える
汚れた手で掬った川の水で薄眼て溶いた
冷ややかで真っ青にな ....
優しいなんていっときのことや
遊んだらええ
内なる鬼はすぐ現れる

誰でも心を常にしぶとく
遊ばしたっていったらええ

少なくとも君たちを
人でなしと呼ぶような人の顔が
人であったこ ....
彼女のことは雪が降る夜に知った

罪を飲みこんだ白い獣の子が
すがるみたいな小さな鳴き声で鳴き
だれも好きになれない自分のことを
お手上げだから、と、足下の
黒い砂あたりを蹴り上 ....




網戸越し、夜風
ひんやり肌を撫で
奥まる意識、懐かしい
終わりのない夜の訪れ

底知れぬ謎を投げ掛けて
今日という日が去っていく
無限の歳月を追い越して
また未知から明日が到来 ....
どよめく夜に
意識持つ
風がちりちり 
肌を刺す 
ざわめく、さざめく
わたしのこころ
今夜はこんなに孤独に耽り
己の在ることを感じている

(遠い遥かな思い出は
廻る銀河の旋回音 ....
頭の中の小人が

正しいかどうか

僕にはわからないのだけれど

野菜を刻んだり

鍋を振ったりしてると

なんだか落ち着く今日この頃


ここは多分

霧の中なのだろう ....
◆sweet noiseが帰って来るんだって?★ そいつはヤバイな(汗)。あの女をNSAに売ったのは俺だからな。ジェイコブの時みたいにイカナゴのくぎ煮にされちゃかなわねえ。知ってるか?リトリコの野郎が ....  ボクのおもちゃ箱には、各国の将軍や独裁者へ直通でつながるスマホがしまってある。彼らの軍隊はボクのオモチャで、戦車やミサイルも国籍はどうであれ、ぜんぶボクの物だ。
 イ・ピョンイルによって「欲望」と ....
芝居がかったことを言えば
サブイボが出る
僕の気持ちは
音楽が
代弁してくれる

コメンテーターに腹を立て
忖度報道、反省もなく
我ぞ晴眼、ついてこい?
うらやましいじゃないか
僕 ....
記憶の旅をすることがある
降り立った駅では君はまだ幼くて
ディズニーランドで迷いかけて
私を見つけて半泣きしていた

おとうさんと呼ばれた時代があった
記憶は珠玉でいたましい
せつなく傷 ....
隕石が落ちてきて
ぶっ壊れた部屋の中
結んで開いて
狐を作って
その影と遊んでる
たぶん百年くらい
床を這う蟻を潰してる
だって象に巣食おうとするから
狐と蟻と象と
それに帽子の中に ....
どんな悲しみも
形がないよね
たとえば


あなたはもう
こちらの世界にいないから
私の中で暮らしてね
ようこそ
散らかった私の意識へ

母は言う
毎日言う
誰かのために生 ....


体育

泰然
憂鬱でも麦茶が美味い ひとりの夜に
闇は広がり来て
静かさは増し
差しのべた手の先が触れるもの
あたたかな、やわらかな、ほのかな

溢れるたましいを浸し
ずっと、ずっと
寄り添って
無限のうねりに身を任せ ....
○「美学」
男の美学は
一切言い訳をしないことだ
女の美学は
上手に言い訳をすることだ

○「夫婦愛」
愛がなければ
なすことやることすべて
ストレスだ!

○「自分の姿」
巻 ....
よる
あふれる
かなしい
ゆめだけ



あさ
こぼれる
かわいそう
ことばだけ



ひる
みちる
うれしい
ひかりだけ
バスタブは白いのに中のお湯が水色もしくはアクアブルーに見えるのはなぜでしょうか。私たちは長らく父の作る青いばらの花をちぎって食べてきた。父を土に埋めた瞬間、全員が安堵した。あの青い花びらをもう見なくて .... 鼓膜にささる
音のかずかず
視野にとびこむ
画のもろもろ

このリアリティは
どこからくるか


夜に寄るもの
やさしい闇
夜に拠るもの
言葉のことごとく

いまあ ....
ねばねば

暗闇

地面
さいおうがうまー

たっ
 暗がりでくそをして、
 暗がりで手を洗う
 洗面台にも、
 浴槽にも、
 魂しいのおきどころが見当たらない
 たしかなものはタオルだけで
 そのタオルもひどく汚れてるのはいったい ....
壊れ物を抱くように
そっとその旋律を運ぶ
引き裂くような白んだ空
幼子の不協和音

私たちは未完成のまま生まれ
未完成のまま躍り
未完成のまま去る

翼の下に鳥が憩うとき
私たちは ....
もうだめだと思いながら

何年も続いてきた


お互いの立ち位置もあの頃と変わってきた

変わることこそ変わらないこと

永遠はないけど

信じたくなる


私を見つけてく ....
時刻は午後四時で、僕は見知らぬ部屋の中に居る、マンスリーマンションのような、生活に最低限必要なものだけを揃えた味気のない部屋の中だ、玄関を開けるとすぐにキッチンがあり、木枠にアクリルガラスをはめ込 .... あの存在とはもう
縁は切れた。
こう思うのは私の思いすごしか
本当のところは
本当にしか わからない。
この宇宙を生んだのは
何かだ しかし
その何かを生んだ(?)のは
何だろうか。
 ....
○「一貫性」
言葉と言葉の一貫性だけでなく
言葉と行動との一貫性も
よく観ていかなければいけない

○「アンケート調査」
「戦争に行く」と答えたら
ほんとうに行くのだろうか

○「お ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
私たちの近道りす1022/4/29 13:46
黒い警笛の街ひだかたけし222/4/29 13:03
それは空気よりきっと軽いあらい222/4/29 11:46
優しい鬼奥畑 梨奈枝222/4/29 11:41
鞦韆秋葉竹022/4/29 4:31
令和4年4月28日(木)みじんこ122/4/29 1:21
終わりのない夜にひだかたけし222/4/28 23:58
どよめく夜に322/4/28 20:07
めもうし322/4/28 19:52
sweet noise  【即ゴル不参加作品】[group]壮佑4*22/4/28 18:19
欲望atsuch...3*22/4/28 12:38
初夏の贈り物りゅうさん122/4/28 5:34
記憶の宝物山人7*22/4/28 5:20
手遊び凪目3*22/4/28 1:09
シオマネキuminek...3*22/4/28 0:40
令和4年4月27日(水)みじんこ022/4/28 0:25
憂鬱でも奥畑 梨奈枝322/4/28 0:18
ひとりの夜にひだかたけし222/4/27 22:57
独り言4.27zenyam...1*22/4/27 20:47
一日だけひだかたけし1*22/4/27 19:55
遺伝子の色づく万願寺122/4/27 4:49
やさしい夜にシホ.N1*22/4/27 3:08
令和4年4月26日(火)みじんこ022/4/27 0:32
manaIN0RI022/4/26 23:40
暗がりで手を洗う中田満帆522/4/26 22:34
Unmade4ひだかたけし222/4/26 22:28
この世だけのものえりん022/4/26 17:38
交信は不可能ホロウ・シカ...4*22/4/26 16:18
無限宇宙こしごえ3*22/4/26 14:48
独り言4.26zenyam...0*22/4/26 9:55

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