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…
ワンルーム
独り
帰らなきゃ
ずいぶん長い間歩き続けて
いくつもの分かれ道を
悩みながら選んで来たけど
ここには何もない
帰らなきゃ…どこへ?
分かれ道で選んだのは
安直なリスク回避をした ....
例えば
広瀬すずの耳たぶを
軽く噛んでみたいと思う
タイソンみたいに
噛み千切りたい訳ではない
軽く甘噛みしたいのだ
だから
広瀬すずが
私を表敬訪問したら
金メダルを持っていようが ....
あなたを想うだけでこんなに私は幸せなんです。
え?そんな人他にいますか?
誰しもがそんな人を見つけられますか?
見つけられても思いが通じるのは稀だよね。
私だけが好意を感じて、私だけが運命と相 ....
私が看護師になってもヒモ男は絶対いらない。
それなら独りの方がいい。
少なくとも詩を書く人はいらない。
こんなことを言っているが、テストできませんでした。
私はビールが止められません。
料理 ....
肉骨茶のにおいが満ちる千の夜、
私は小人の戴冠式に出席し続けている。
呻吟するのはオオカミで、
睨む娘たちにかぶせる帽子は無いようだ。
ローリエの調べが髙らかに鳴り響いたので、
....
ひっく
ひっく
しゃっくりが
ひっく
止まらない
ひっく
眠れない
ひっく
ひゃっく
ひっく
止まらない
ひっく
ひっく
止まらない
ひっく
水飲んだのに
....
焼きついてしまった夜よ、
アオカケスが鳴きだしてしまうまえに
壊れかけのストロボからにげ
海の跡をたどる二人のすがたを
巨人のごときかいなで隠してはくれまいか。
琥珀色のひとみたちが ....
茜、
なびく
雲
霞、
たつ
この道で
ひらり、ひらり、舞っていた
幼き、日の
彼岸花
・《善罪》- うまい - 満腹刑
・《接着罪》- くっつきすぎ - 熱湯刑
・《木罪》- 便利 - 伐採刑
・《錠罪》- こだわりすぎ - 溶 ....
やる気が出ない
スタバのあんバターサンドを食べてもコーヒーを飲んでも、恋の欠片もなけりゃ、苦いまんまのLIFEに救いを
求めても開かないドアの真ん前に
花束持ってずっと待ってるナズナのようなこの ....
寝返り
温もり
匂い
独り
緩やかな線をなぞる
夏の緑は柔らかく
重い湿気を帯びた風はどうしたって
髪の毛に重くまとわりついてくる
懐かしい、
日焼けした屋根の淡い色々と
建物の隙間から日焼けしたセーラー服が覗い ....
暑い
とにかく暑い
冷蔵庫のなかに入りたい
冷凍庫では寒すぎて
毛皮なんかを着込まないといけないから
やっぱり
冷蔵庫がピッタリだ
野菜室なんかが
丁度よい温度で
....
逃れ去っていく
逃れ去っていく記憶の
その核心を掴もうと
広がる鉛の海を泳ぐ、泳ぎ続ける
失われた薔薇の花と団欒
終わった関係と更地
虚脱の時を刻む秒針
静まっていく
....
前期の授業最期だった。
無事過ぎたことが何より嬉しい
友達は一人もいないけど。
とにかく次の目標は、再試験を受けずに済むことだ。
がんばれ私
あの人も頑張ってる
あらゆるコトバがゲーム的に響くあなたの わたしのライフはあと1つ
裏技めいた手技とサプライズはあてにしない
愛してるアイテムを吐いてむせるわたしの瀬戸際はいつもクソゲー
生まれな ....
ユーモアは悲しみから生まれると、マーク トウェインは書いたけれど、
彼女の明るさも悲しみから生まれてくるものだろうと彼はなんとなく思った。
夏の遊戯のようにとてもユーモラスに。なんとなく。
....
壊れたピアノがひとりでに鳴って
夏は残酷にあざやかに夏のままだった
空は記憶のモザイクだった
鳴きしきる蝉の声と
ひとりでに鳴るピアノの不協和が
けれどなぜか心地よかった
記憶のモザイ ....
ほとけさまは、たからもの
ぎゅっとにぎるの、たからもの
ここにあるから、えがおになれる
ほとけさまは、たからもの
ときにはいやになる、たからもの
だからエイっ ....
昨年のこと
とある詩のコンクールの審査を依頼されて
はい、はい。と気軽に引き受けた
どうせボランティアなんだから
身構えるほどの責任もないだろうし
兎にも角にも
年金詩人は暇だったのだ
....
上っ面
辻褄合わせ
コミュニケーション
葛藤
否定 現実
普段
いつも待ってるのはつかれるから
今日は座って動かない
僕の背中を見て黙ってる
無意味な同居人
爪が剥がれるまでテレビの前で
ずっと逃げ出してるんだ
追ってくるから逃げるのさ
君は ....
夏は、アスファルトの匂いがする
横断歩道が、浮雲の橋だったりする
昨日は夕陽が夢のように綺麗な絵画をみた
眠れてなどいない、ただ透きとおっている
血まみれのイノシシが
ビルの間を ....
逃げる人生って好き
毎日色んなものから逃げて
逃げ切ったら今自分は生きてるんだと
また明日も生きようと思える
明日はどんなものから逃げようかな
普通というものから逃げてみたい
毎日同じで毎 ....
バックミラーとサイドミラーで
後方を確認し
イザ ウインカーをあげ
片側二車線の道路でUターン
…のはずだったのだが
判らなかった
後方からハイエースワゴンが
直進していることを ....
{引用=去る}
I'll never say farewell.
{引用=わたしはわかれを決して告げない。}
Because,
{引用=なぜなら、}
"farew ....
{引用=蜘蛛の巢}
{ルビ仔蜘蛛が空中でバレエを踊っている=A little spider is dancing ballet in the air}
{ルビ描く銀色の線が罠を形成 ....
画面には
今日も嘘があふれていて
私は何度でも
立ち止まってしまう
あなたの清らかさ
身勝手な才能を
今日もここから見ています
探さないで
甘い言葉に群がる鳥たち
それ ....
リモートで、寝ては見ての繰り返し
テスト勉強はできないし、1日だるい
リモート授業にテスト勉強の入り込む隙がない
それなのに一昨日お見合いなんかするから
話すことなんかほぼない相手と
苦 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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