記憶は夕暮れていく
真っ青に染まり
帰る場所って
これは祈り
12階のベランダから地上を見てる
ナターシャ
得体の知れないものが
あたし達の体の中にある
悪意
諦め

脂肪
 ....
{引用=風に囁く筆先の}
ごらんあの針葉樹
風に囁く筆先のような頂きのになう空の重さを
永遠無限のつめたいうつろに触れながら
生きる限りそこに迫ることしかできない
百パーセントの苦痛
百パ ....
「柿の種ピーナッツだけ」を食べた
貴重なアクセントであるピーナッツを
争うことなく存分に食べて
救われたいと思った

しかし粒ぞろいなだけで
味は普通のピーナッツと変わりない
その昔母親 ....
家族でやっているような小さな部品工場だが
そこの経営者と話をする機会があり
実に稲盛和夫さんばりの経営哲学をお聞きすることができた

「怒ってよいことは何一つない」

「従業員にプライベー ....
おだてられ、
笑みが思わずこぼれちゃう
《女ですもの》ほしがりませんわ。


本当の
ことをこっそり教えるね?
きみ、あたしのこと《好き》らしいわよ。


きみがま ....
堕とされて
涙もかってにこぼれちゃう
《蛇の道》は遠くて険しい


悲しみの
数だけいつかはしあわせに
なるという嘘、だけ、信じるわ。


蛇がまっすぐに
立つに ....
あたたかい光に包まれて
ボックス席が並ぶ窓際
レストランという故郷

ストローで吸う
上がってくる液体の
予感だけで

運ばれてくるハンバーグ
鉄板を弾ける油
小さな粒子になって
 ....
波 1

{引用=寄せてくる
返ってゆく

そのはざまにすべてがあって
あるいは
そこに何も見つけられなくて

寄せてくる
返ってゆく

その現象だけが
いちまいの絵のように ....
私の
命は
傷だらけ
だけれどこの傷も
命の一つ



楽しいことも
苦しいことも
人生ゲームだと
思えば
レベルアップ?



月の光に
照らされる小石
私は今夜 ....
うすら寒い部屋にはまいる
部屋の窓と戸と、風呂の窓を換気の為に
3センチくらいわざと開けているからだけど
全部閉めてしまうとタバコの煙がこもってしまうし
新型コロナの感染予防のためでもあるのだ ....
正論なんて
畳の上で充分だ

方言しよう
もっと大声で
あるいは
もっと小声で

喜怒哀楽を叫ぼう
世界中に届く
金切り声で

怖いのは
本当に怖いのは
正しいことしか
 ....
煌めきの音響、
コバルトブルーの
空はうねり
貫流する
冷え切った肉に
熱、熱を感じ
意識、開く
死という無限の眼に

ただひたすらな静かさのうち、
雪降る宇宙 あり
ただ落ち着 ....
傷ついてはいけない

傷ついてはいけないと

そんな祝詞の壁の扉に鍵をかけた

風嵐の舞う暗闇に影を放り込んで

流す血の吹荒びを捉えきれずに

錆びつきと凍てつきを押さえ込めずに ....
○「秤」
自分の秤で
他人をはかっている
ということに気づかない人が
けっこういる

○「幸せ」
幸せは脳の中にある
何を考えているか
何を思っているかである

○「教えたがり」 ....
記憶は夕暮れていく
真っ青に染まり
帰る場所って
これは祈り
12階のベランダから地上を見てる
ナターシャ
得体の知れないものが
あたし達の体の中にある
悪意
諦め

脂肪
 ....
ぐるりとしつらえられた
アイアン製の肋骨
鳥は出て行ってしまったけれど
残像として
生きている 今も

初冬の夕暮れはまばたきするごとに暮れ
憂うるわたしたちは夜を迎え撃つ
そのうち弾 ....
独り、
たたずむ
ベランダの先

濡れ始めた路面、
開く花の傘たち、

肉は痛んで意識、屈曲
大きく忙しく息、継ぐ

今日は雨降り、日々移り
路面に映る、現の影

透明な雨滴 ....
目眩がするんだ
頭痛もするんだ

酷いんだ
世界が捩れて見える


手を繋いでよ
実感が無いんだ

この痛み
僕の物なのでしょうか
僕の物なのでしょうか


もう動けない ....
道を踏み外すには
道の上を歩かなきゃならない
そもそも道の上を
歩いているのかもわからない
気が付いたら道草を食う人でした
目的地まで真っ直ぐ歩くことの出来ない
Born to Be方向音 ....
また冬がきた
寒さに身体だけでなく
精神も萎縮する
おんぼろのセラミックヒーターを
背中に回して
うすら寒い部屋の中で
温風に当たる
萎縮した精神にもとどけと
淡く願いながら
紙巻タ ....
垂直に打ち降ろす
進行する時の裂け目、
ビートと旋律に剔抉され
あらわとなる、現となる

この瞬間、

ゾーンに入って
意識は舞台
差し出される
漆黒の壁、
開いた聖書、
その ....
ずぼら一夜は古く染み渡り多くを喋れない 
新しく注ぐ液体に有る、
天体は衝突した
一対の豚とモノラルを舐めるようだ
片耳のジャズを覗き見る、
左右は甘い、
よく儲かる香炉から外れている胚芽 ....
繊細で 優しい子は すぐに 傷ついて しまう

泣いてしまう

普通に 接しても すぐに 泣いて しまう

鈍感な わたしは いつも とまどってしまう

しかし

繊細で 優し ....
無数の形象、踊る心の内

光と闇の交錯に、

夜へ夜へと入っていく 境界にて

紅く輝く花、咲いていた
森の入り口、
貴女はそれを摘み
私の小部屋に飾った

森へ森の奥へと入って ....
あさ 妻と 小さな 諍いを した

私は 黙って 静かに 聞くことが できたが

妻は 徹底的に 話したかった ようだ

私も 少し 怒りを 感じた




午後 散歩し ....
誰かに誘われるように
潮騒を聞きに砂浜に来た

秋めいた空
澄んだ空気と冷たい空気
ちょっとした厚着が必要

人は殆どいない
寂しさが漂う

秋の潮騒
何か言いたそうな
そんな ....
厳しくひとり、立って生き
優しくひらき、繋がり生き

この紺碧の空の下、

移り変わる形象に
不安定な心、歯軋りし
突っ張る肉、イラついて
活魚飛び跳ねる浜辺にて
みなぎる命の香を嗅 ....
○「一寸先は闇」
しばらく友人が来ないなあ!
と思っていたら
肺炎で緊急入院していた
その連絡をしてくれた友人も
前立腺肥大で入院手術していたという
われわれ高齢者は
一寸先は闇である
 ....
将棋界が面白くなって来た

ここ数年
不振にあえいでいた羽生九段が

近頃
かつての強さを
取り戻しつつあるようだ

99期という
中途半端なタイトル獲得数に
イライラしていたフ ....
洗い物と米研ぎを済ませて
ご飯を炊いてから
部屋に戻ってコーラを飲む
しばらく倦怠感と闘って
精神力が回復するのを待つ
俺は自分の肉体や精神の
状態についての感覚がとても鈍い
自分でも気 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ナターシャ再校モマリサ公022/11/27 14:56
「罪と罰」その読書感想からただのみきや0+*22/11/27 12:45
「柿の種ピーナッツだけ」で救われたいイオン022/11/27 11:04
経営哲学zenyam...0*22/11/27 11:04
ゆめのなかなら、愛しちゃいそう秋葉竹122/11/27 3:48
全開、蛇式022/11/27 3:47
ロイヤル木屋 亞万2*22/11/27 1:04
小詩集・波岡部淳太郎322/11/27 0:00
※五行歌 四首「大切な悲しみ」こしごえ5*22/11/26 21:56
「貴方と夜と音楽と、について」ジム・プリマ...2*22/11/26 21:55
正論TwoRiv...3*22/11/26 21:32
無限の眼ひだかたけし5*22/11/26 21:29
歩んで償う122/11/26 15:49
独り言11.26zenyam...0*22/11/26 14:26
ナターシャモマリサ公2*22/11/26 13:32
鳥籠そらの珊瑚6*22/11/26 11:36
一日一善、一日一進ひだかたけし4+*22/11/26 11:25
Broken Terminatorまいこプラズ...122/11/26 10:45
ワイルドサイドを歩こうとするちぇりこ。6*22/11/26 8:54
「アイスコーヒーの氷を取りに行くのも億劫な冬の朝」ジム・プリマ...2*22/11/26 8:27
Stageひだかたけし4*22/11/25 22:35
猶 なぜ 拾い集めるあらい222/11/25 20:34
繊細で 優しい子はダンテ カフ...122/11/25 19:54
閃く森ひだかたけし322/11/25 18:53
11月25日 晩秋のちいさな 奇跡ダンテ カフ...022/11/25 16:02
秋の海夏川ゆう222/11/25 12:41
今日一日という海原をひだかたけし6*22/11/25 11:24
独り言11.25zenyam...0*22/11/25 7:44
帝王の復活st322/11/25 6:27
「倦怠感と闘って」ジム・プリマ...1*22/11/25 0:32

Home 戻る 最新へ 次へ
408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.22sec.