オートバイで
日本一周から帰ってきた
何か月もかけて回ってきたから
ニュースでその場所を聞くと
一瞬で気持ちが辿りつける

でも何かできる訳ではない
そこにいた時間は一瞬であり
通り過 ....
{引用=相互喪失}
懐中時計のなかで時間は眠っている
ただ機械の心音だけが
時不在のまま静かに続く
蓋が開いたらいつも「今」
観察者の視線など気にはせず
ひたすらに死の距離をこまめに削る
 ....
 希望の朝。
 常緑樹が瞳に優しい。
 無情の朝。
 屹立する断崖絶壁に立っている。
 どんな夜を過ごそうが朝は来る。
 
 不安、悲しみ、淋しさ、諍い。
 微笑み、喜び、美、愛 ....
おかしいな
おかしなことのために
多く人が亡くなって

おかしなことがまかり通る
ということ
おかしなことでもついていく
ということ

わかりました
社会的立場のある人ほど
No ....
友達の結婚式に行くような格好で
街を集めていく
左手に花を持って歩いていく
花瓶から引き抜いたまま
夢の中ですら自由になれない

何も感じないのかって
君は僕に聞くかもしれねーが
 ....
麦を収穫したからこれでお酒を造ろう





小麦で造る





大麦で造る








 ....
ある程度の挫折と
ある程度の喜びをある程度やってみたいとおもっています

精神的にてんぱりが止まらず
みなさんご存知の自分の限界的場所に
いつまでもいたわけですが
自分の限界なんであくまで ....
トイレにいったついでに
(勿論、手は洗ったよ)
台所によって
今朝から水に漬けてある電気釜の内釜に
こびりついたもち米を爪でかき取って
石鹸で洗ってから温水で洗い流す
倦怠感が増してきたの ....
結局、生きるしかないのだ
という諦めの言葉が
泡となって水面に浮かび、弾けた。
そう、言葉はいつも弾けて
行方知れずになる

かつては
胸の奥の熱い火が
水のような心を沸かせた

 ....
久々に晴れた夕、
庭先に赤々と
一筋の光跡伸び

沈みゆく太陽の
夜闇に領されながら
落とす燃える死者達の眼、
徘徊し始める黄色い犬を追い
鬩ぎ合う剥がれ始めた境の残像、
闇と光の配 ....
至る所で見かける
綺麗なイルミネーション
年々レベルアップ

団地などでも競い合うように
綺麗で穴場になっていく

イルミネーションが
なければ冬は寂しい
寒いだけの夜の空間

 ....
ダウン症児の息子をどっこいしょ、と
支援学校のバスに乗せてから
家に戻り、テレビを点ける

連続テレビ小説『舞いあがれ!』で
ナガサクヒロミが娘を想う名演に
涙ぐみ・・妻に言う

「こ ....
誰も代わることのできない人よ
ルーレットはすでに回っています
ざぶん! と酒樽に入ったあの日の飲み会のように
決意をもって、ゆきませう

もう迷わない
もう退がらない (如何なる日にも肩を ....
光の朝に天高く
突き抜けた青をトンビが舞う

東京郊外にトンビ、飛ぶ!

あの、
高々と大きくのんびりと
旋回しながら舞い飛ぶ姿、
記憶の底から間違いなく

朝の輝きを光源を
よ ....
○「師走」
今年もきっぱりと師走が来た!
忙しくない師走が来た!
寒い師走が来た!
年よりはコタツでまるくなる

○「個人情報」
携帯を使っている限り
個人情報が政府に筒抜けになる
 ....


蒼い蠍のブローチは
母の思い出
宝もの
魚藍に集めた梅の花
隠して生まれた
宝もの
蒼い蠍は見続ける
移ろい変わる
我が家族
ときおり夜中に
目覚めては
父に伝える
夢のなか
へ ....
わたしは生まれながらの嘘つき
嘘泣きをしながら生まれ
嘘泣きに囲まれてこの世を去る


わたしの金属
わたしの針
わたしの金属の針
わたし自身


屋上のわた ....
夕焼けの海辺には
この世の終わりを求める人々が集う
だが終わるのは夕焼けのみで
皆とぼとぼと何処かに散ってゆく
蜘蛛に触れたい
蜘蛛に
あなたの脳に棲みたいと言われたら
空けてあげたい


雀に触れたい
雀に
あなたのうなじに棲みたいと言われたら
開けてあげたい

 ....
部屋の中は相変わらず寒い
風呂を沸かして入ったけど
さして温かくならなかった
今日の夕食は豚バラの茹で豚だ
夜遅くに台所で調理をすると
近所迷惑になるので
おかずだけ先に作った
後は焼肉 ....
冷たい風、
心を吹き抜ける

ミッキーマウス、
笑ってら

過ぎ去る時の感傷と苦痛、
年の瀬に乗せ

今夜は暖ったまるんだ、
あなたの声に包まれ

優しく激しく、
熱は肉を抱 ....
これはマトンじゃないか、と
あなたは給仕を呼び
ラム料理を注文したはずだと繰り返している
私は一人まだ上り坂の途中だから
坂道は緩やかで本当に助かっているけれど
お店の姿も形もまだ見 ....
夏の盛りの訪れに木製の扉が開かれ、庭は一面青い草や花々でうっそうとする むせかえるような夏の草の匂いがして女は如雨露でマリーゴールドや向日葵に水をやっている 軋轢都市の水位は上がり、樹で蜜を吸うように .... 石化した待合室で蝗が飛ぶのを見た
複眼で分割されたぼくが
次々と風化されてゆく
風の中に散る秋の花があって
単線の枕木は草草に食べられている
薄暮という暗さの中で
祖母の大きな輪郭を覚えて ....
おじいさんの毛糸帽子、
先っちょの球が揺れ
寒さに震える頭が傾ぎ
白い髭に霜降り模様
時の最中を彷徨って

十二月の一日、

青く瞬く街の電飾、

帰郷するには早すぎる
哀悼する ....
僕は寝ながら考えた

「思い上がってはいけない」
「思い上がってはいけない」
呪文のようにとなえた
人にはやさしく自分にもやさしく
見えにくいのは自分の姿だ
毎日よく反省し
自分の言動 ....
北陸電力が
家庭向け45%値上げ申請とは
本当に驚いた!

何か
数字の間違いかと思う程の
凄まじいインパクト

かくして
電力会社の宣伝に乗せられて

オール電化にした人たちは ....
部屋はかなり寒い
氷入りのコーラを飲みながら
シケモクに順番に火をつけて
吸っていたけど
最後の一本を
吸いきってしまったので
明日用に買っておいた
新しいフォルテの封を
切ってしまっ ....
夕べに小雨、
待ち人あらわれず

肉は冷え切り
床に伏し

深い眠りに
底は抜け

聖なる宇宙の
内よりぽっかり

今宵限りと
銀河をわたり

輝く恒星のうた
耳澄まし ....
元気には
少し遠くて
寂しさとは
距離を置いた

前にも
後ろにも
道はあるのに
ここはどこなんだろう

穴の空いた下着でも
歩ける場所なのかな

本当は不安で
いっぱいな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日本一瞬イオン022/12/3 16:49
漂着せずに深海へただのみきや022/12/3 15:36
信念メープルコー...3*22/12/3 5:50
だがしかしりゅうさん322/12/3 4:58
はじめまして、もうやめましょう。竜門勇気2*22/12/3 0:50
寒山&拾得TAT3*22/12/2 22:35
ある程度の挫折モマリサ公122/12/2 19:45
「待っていた天恵」ジム・プリマ...3+*22/12/2 19:04
まーつん1*22/12/2 18:12
夕に焚べるひだかたけし5*22/12/2 17:55
イルミネーション夏川ゆう122/12/2 16:07
将来の夢服部 剛522/12/2 12:58
ざぶん122/12/2 12:49
トンビと俺と光の朝と(改訂)ひだかたけし4*22/12/2 9:34
独り言12.2zenyam...0*22/12/2 8:09
足立らどみ2*22/12/2 7:11
人よ わたしは(メドレー)木立 悟422/12/1 22:57
ノート(終わり)522/12/1 22:55
ノート(蜘蛛 雀 ヒト 霧)322/12/1 22:49
「天恵の訪れ」ジム・プリマ...4*22/12/1 22:36
到来したこの夜に(改訂)ひだかたけし322/12/1 19:47
折り鶴たもつ322/12/1 17:28
カーニバル山犬切222/12/1 16:00
祖母と単線ちぇりこ。7*22/12/1 14:37
十二月の一日ひだかたけし422/12/1 11:21
独り言12.1zenyam...1*22/12/1 9:50
生き残るためにst322/12/1 1:41
「防衛費の財源は国債で」ジム・プリマ...2*22/11/30 23:19
待ち人ひだかたけし422/11/30 19:43
大丈夫ミナト 螢022/11/30 18:29

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