朝焼けに
まだ消えてないうすい月
小さな花の
香りがしたよ

いつまでも片恋なのは切なくて
好きを飾って
リボンにします

バカヤロォと
酔って泣いちゃう春の夜
もっとい ....
ハッジズがラーディガンと盟約を交わしたという情報は、
二か月遅れで各国にも届いた。
「なんと。アースランテはこの世の破壊を望んでいるのか?」
「ライランテを、魔物の闊歩する土地にするつもりか…… ....
アースランテがラゴスとの戦いに敗れてから、
二年余りの時が経った。アースランテは、
それ以来、急激に軍拡の道に突き走っていった。
アースランテは、ファシブルとラゴス、

二国の敵国をかかえて ....
自称詩を書くこと
それは立ち小便
をすることに
似ている

とても恥ずかしいことだが
その解放感から来る快感は
何事にも代えがたい

とても可愛いあの娘に
見られたりしたら
絶頂 ....
元世界ヘビー級チャンピオンが
市長をやっているところは
やっぱり強いんじゃないかと
思ったんだよなあ
プーチンも
そこんとこ
よく考えなくちゃ
黒人相手にめっちゃ
ボコボコにしてたんだ ....
白く光る田舎の道を
カンカン鳴り響く踏切越え
海に向かって歩いていた

薫る潮騒、うねる波
何処までも続く浜辺に座し
わたし独りのたましいが
水平線を覗き込む

 遠く船が落ちていき ....
○「4月」
明日から4月が始まる
新しい出会いが待ってる
いつまでも桜に酔っている暇はない
しゃんとして明日から起きよう
*「転勤 借りてきた猫も二、三日」
*「転勤 昇進したのに手取りは ....
その日
僕の存在は失われていた
川は何もなかったかのように流れ
まわりの人々は息をし、笑い
変哲もないことを話していた

できるものなら僕は
思考さえ失われた
本能だけの野鳥になりたか ....
地球が終わりの日
外ではモンシロチョウが飛んでいた
私の中ではすべてが終わり
平穏な終焉が訪れようとしていたのだ
何時如何なる場面でも脆く落下しそうな形態で
モンシロチョウは飛んでいた
  ....
SNS上の詩人たちを
熊手でがーっとさらう
角度をかえて
熊手でがーっとさらう
大阪に集める

すてきなイベント?
ん?私は用意してないよ
ただ寂しいから呼んだだけ
詩の話をするの? ....
その泣き声に驚いて、振り返ると
君はその夜も眠りながら泣いていた

生きることが辛い正しさが
瞳のはしから耐えきれず
冷たい透明な水になって
ひとすじツーって流れてしまったんだ ....
マンションの窓から
駅前通りの
信号機が見える

たった一人
自分だけが見ている
世界で

それが何だか
とても不安にさせる
────午前2時43分

やっと1台
小型トラッ ....
あなたの心音を探す
なにもない
街角を歩く
地面に耳をつける
昼間拾ったパンを食べて
夜はベンチで眠る

起こされた気がして
目を開けると
伝書鳩が私の腹を均してる
寝床にする ....
緩やかな風が吹くようだ
穏やかな陽射しが降るようだ
わたしは微かに震えている
遠い記憶の化石のように

何も此処から始まらない
永遠に時間は止まっている
宙空に太陽が輝いて
優しい無関 ....
ゴミ収集車が走り去るにおいを青空に運び去る春風 ボウ 遠のく作業員たちの掛け声
電線の雀たちが放つビーム
桜が咲いたね
ハロー ユース

/
遊びたりない わけない
風に育てられた髪 ....
悪いことがあっても
悪いことも
こころの糧にすればいい
物は考えようです
闇に光るこの魂



「気楽に行こうよ」
と自分に言い
青空の下で
見上げると
光る風



 ....
春風は
千年前も吹いていた
桜を散らしてビル風は吹く


悲しみを
じっとして聴き耐えている
時間よもっと速く流れて


ゆうれいの
フリをしている月を見て
指さし ....
蒸す日だった
私たちは山林の中の枯葉の上で
一服をしている
同僚の、ほぼ禿げた頭部が汗に光り
涼風が渡っていく

目の前の葉では
太さ一ミリに満たない、尺取虫が
長い首を伸ばし ....
僕たちの時代
ソメイヨシノは
満開になつて
散つてゆくよ
雪より尖った
花びらが
僕たちの心に
積もつてゆくよ
大丈夫だよ
大丈夫だよ
亜種悪種の
サクラが散るよ
大丈夫だよ
 ....
川原に浮かんでいるのは
ほたる
闇の空気を纏い
黒い重みに浮かぶ
森の深遠のそばで
悲しみの傍らで
現実の重みから脱皮して
ほたる  ほたるよ
粘る闇が重い空気と連結して
夜をもてあ ....
しかし、この話には裏の話がある。
「これを、カシュガルさま」ヨランは、
ギボーシュのネックレスを差し出した。
「まあ、なんと美しい」カシュガル夫人はため息をもらす。

「しかし、このネックレ ....
クールラントは高価なものにあまり重きをおかない。
それはクシュリーが奴隷解放の魔法をつかって以来、
とくに顕著であった。ラゴスやアースランテのような、
他国に攻め入ることで領土を拡大してきた国と ....
生きてるだけで死にたくなる時もあるでしょう
そんな人もいるでしょう

生きてるだけで人を傷つけている時もあるでしょう
そんな人もいるでしょう

自分の顔に吐き気を催すこともあるでしょう
 ....
カップの縁に口をつけ
液体を飲むフリをする
あの子は消えた
砕けた十字架が転がってる
脈拍と体温を下げて
周囲をスキャンする
生体反応はない
けれど
フルーツスタンドの軒先に老人が ....
「私の寺は、中国山地の山中にあり寺のまわりを熊がうろうろするような所にあります。ダムができるときに、住民がたくさんいなくなりました。私の小学校の同級生は十名足らずでした。ところが統合されたスクールバス .... ついに君には会えなかったよ。



君は、暇つぶしだったのかもしれないけど、



いい夢見せてくれたね。



僕は、君と抱き合えるだけで良かったよ。



気付いた ....
ところでどんな声が神に届くかしってるかい。

どんな人が天国に入れるか。

きみは本当に一生懸命あの時、生きてたね。

あのとき、君は言ったね。

一生懸命生きてる人って少ないって。
 ....
もの言わぬ時に埋もれ、目の端に微かな痒み、割れた指先の鼓動…生は歪みによって饒舌になる、忌々しい話だと思いながら苦笑を繰り返す、蚯蚓のように床の上でのたうちながら、いつか、道端で死んだ友達を思い出 .... 不安が尽きない
けれど この不安があるから
気を付けようと思う
その時はその時だ
いずれ果実は実る



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
光の螺旋が、天使の渦になってゆく春の音階で、白い洗濯物を汚すお仕事です、と、あなた方は、わたしの腕などするり、と抜けると、二階へと続く階段を、ぱたぱたと何往復もする、日がな一日飽きもせず、光る足跡をつ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
眠れない夜に君をみていた秋葉竹122/3/31 22:04
アースランテの軍拡(二)[group]朧月夜1*22/3/31 20:15
アースランテの軍拡(一)[group]1*22/3/31 20:14
後ろから前から花形新次022/3/31 19:57
クリチコ022/3/31 19:31
永遠ひだかたけし4*22/3/31 19:17
独り言3.31ホカチャン1*22/3/31 15:57
できるものなら僕は山人3*22/3/31 6:06
モンシロチョウ3*22/3/31 3:49
熊手で木葉 揺2*22/3/31 1:39
月のてらす君の泣き声秋葉竹122/3/30 20:54
浅い眠り花形新次322/3/30 20:51
eternal elastic bandmizuno...522/3/30 20:15
静止画ひだかたけし422/3/30 17:41
ユース末下りょう4*22/3/30 17:26
※五行歌 三首「ありがとうを深く」こしごえ1*22/3/30 16:16
春の新月秋葉竹522/3/30 16:05
山林にて '18/05山人3*22/3/30 8:07
ドラミちゃんのはなうた足立らどみ422/3/30 7:42
山人4*22/3/30 5:30
呪いのネックレス(四)[group]朧月夜1*22/3/30 3:03
呪いのネックレス(三)[group]1*22/3/30 3:02
生きてるだけで短角牛022/3/30 0:51
uncertainty principle gods sub ...mizuno...122/3/29 23:08
老師の話ホカチャン1*22/3/29 22:15
抱き合えるだけで良かったviraj222/3/29 20:22
一人の女の形をした愛122/3/29 19:59
はぐれものの夜ホロウ・シカ...022/3/29 14:57
※五行歌「実る」こしごえ1*22/3/29 13:35
幼子たちちぇりこ。622/3/29 9:33

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