道端の石ころ一つ拾うにも飽和した農地
横から支える紺碧の空
いつか春の残り香、この光は眩しくて
愛してる
一緒にいて
魂を投げ出して
壮大な歴史絵巻はボロボロの無風帯
かけがえのない、絆 ....
息子に釣りを教えて欲しいとせがまれた
おれは釣りなどやったことがない
息子にそう伝えると不思議そうな目でおれを見た
釣りをしたことがないお父さんだっているのさ
へぇ、そうなんだ、まあ、パパはお ....
目を、
合わせなかったのは、
嫌いって言われるのが
怖かったからではない、
ただ、あなたの瞳をみるのが
恥ずかしく………
時は流れ、
想い出は、
その優しさに連れ去 ....
忘却の彼方へ
なんてそんな言葉を言ってみたかった
それだけのことだ
そんなところへ行ってみたいとも思う
どこにあるのかなんてまったく想像がつかない
なにもかも忘れてしまう
そんなことだろう ....
20150401
リポDの色を僕はまだ知らない。
婚姻届を提出してきたよー! わーい! エイプリルフール。虚しい。
4時。外がぴちぴち鳴っている。あめっぽい。桜が散ると思う。現フォであお ....
2日目
朝。シャワーを浴びなから12階の大浴場に行くつもりだったと思い出す。ちぎりチョコパンを食べ出かける。コンビニでジェルのギャツビーを購入し、地下鉄を待つ間にキ・メ・る。雨。江戸博物館は見つ ....
ぬらぬらぬらぬらと
ㅤㅤ黒光りする夜がまたやって来る
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ節操のない総天然色を肉の奥に密閉して
ㅤㅤㅤ夜の重力はすべての脈菅に流れ込み
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ全身の毛穴に銀色のさぶいぼーを沸 ....
光を透かし彫りするような
この薄明かるい曇天に
人々は天への青いきざはしを昇る
果てに哀しい絶望を見て
果てに輝く希望を見て
一段一段踏みしめて
天への青いきざはしは
すべてを受け容 ....
浮かばれなかった頃
どんより曇り空で
僕は必死にもがいてた
その時の もがきが
土台となり
僕を生かしているんだよ
だから
どんな日も
必要な日だったんだよ
あの
退屈な夜 ....
神様は青い脚を
長い脚を持って
渡ってこられます
賽銭泥棒が
空よりも鈍いから
人は自然のようにまた
研がれないままです
ふるさとを後にして
私たちはやって来た
この足場を切断された
途方もない寂寥
ふってはわき、ふってはわき
緑の芝生にいつしか立って
思い思いに踊っている
私たちはさみしいのだ
....
殺戮し、
燃え残った廃墟の街をゆく、
風が死んで、
血溜まりのある道に、
柔らかな非情の陽が射して、
子らが走り抜ける路地をさ迷い、
幾度か女を犯し、
鉄錆の味を舐めながら、
突撃銃を ....
{引用=
「……僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの{ルビ幸=さいわい}のためならば僕のからだなんか百ぺん{ルビ灼=や}いてもかまわない。」
「うん。僕だってそうだ。」{注=『新編 銀河鉄 ....
右の頬を打たれたから
左の頬を差し出したら
あの悲しい大統領は
病気だったと謝って
誤りだったと謝って
涙を流してくれるのだろうか?
どこまで許してあげれば
あの人の心の深い ....
ただれて行き倒れてる君の傍らに
僕は突っ立って尋ねる
なんじから、どこでだっけ?
しらねえよ
それって、だれのまね?
これで通算……
君は待ってる
それがくるのを
僕は退屈
なんでま ....
許せないのは
あなたが忘れたことではなくて
あなたが忘れてしまったことを許すことができない自分自身だ
忘れてしまうくらいのことはよくある
すべてのことを覚えているなんて不可能だ
ど忘れしてし ....
心がみえない
鏡の中にも
どこにもみえない
心がみえない
じぶんの心が
どこにもみえない
心を知りたいのか
心を知ってほしいのか
心を知ってほしくもないのか
かすかにでも ....
一日を
無事に私は
終えられた
今日も ありがとうさま
と目をつむり手を合わす
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
ラゴスの国王、アウゼル・ローガンテは憔悴していた。
「まさか、これほどまでに早くアースランテと戦争になるとは」
アースランテによるラゴスの海上封鎖は続いていた。
すなわち、海外にいる兵士たちを呼 ....
ラゴスとクールラントの同盟がなった日、
祭祀クーラスは王宮のテラスで微笑していた。
「これでクールラントはわたしのものになる。
名実ともに{ルビ祭祀=ドルイド}が統治することになるのだ。
....
願えば妖精がわいて
私の願いを叶えると
思い込める程度に
私の生活は妖精だった
あの人の世界は散文で
音が悪くなった革靴を鳴らして
歩いてくると
その現実性に絶望した
あなたは ....
あくまでもソネットで
あくまでも好日的で
あくまでも嘘くさく
あくまでも誠実に
などと書いたら
嘘である今日は四月四日で
エイプリルフールではないのだ
愚者よ
空を見上げたまま ....
私が死んで
匂い高くくさって
あるいは焼かれて
熔けて
あるいは
瞬間の火に蒸発して
骨も残さず雲散霧消して
全部脱いだら
私は炭素になる予定
私たちは
だいたい酸素と炭素 ....
ここに居た
ここに居ない存在は今
どこに居るのか
ここに居た
ここに居ない存在は今
どこにも居ないのか
いいえ
ここに居た存在は確かに
ここに居たの。
無人駅のホームの待合室に並べら ....
皮ジャン男のやっすいダンディズムを横目に
紙ナプキンのミサイルを作る朝
ディスプレイの中では砲撃音がさざめき渡り
手足をバタつかせた蟹たちが逃げ惑う
川底に赤い砂煙が巻き上がると
ファーウェ ....
20150726
■
編集
朝。パンツがないので洗濯機を回してからオクラを切り刻み小さな器に移し醤油を四滴振り軽くこねこねしてからごはんにかけて食べた。後ろで茹でていたササミをざるにあけ ....
あのそらはつながっている
やだ
よぼよぼらっこで検索し
古いほうから読んでいく
こうやって
ひとのなまえを
書いていくと
会わなくてもいいひとになってく感じがする
自分がちょっ ....
がぱぱ。
ひがしかに中学校。
山田和美 37歳。
ほげほげ。
山田和美さん読みましたか?
遠くから応援してます。
では、また。
気っ風のいい姉御肌のイルカは
年の離れた姉さんのようだった
今は
本当だとしても
いつかは
嘘になるかも知れない
想いを言葉に替えて
愛を口にするわ
だから愛は
体で確かめた ....
いつも
いつも
そうだった
結局
誰かの
せいにして
誰かを
悪者にして
そうして
無かった事にした
その出来事の何処に
自分が存在したのか
自問することも
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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