融けてゆくチョコレート
アイスの口当たり
極上のとき
彼女は笑った

スネアドラムの音
今宵の月は三日月だ
リズムに乗って
肩を揺らす。

楽しいひと時
ずっと前から
思ってい ....
たぶん
だいじなものがないんだと思う
また 
どこかのアーカイブ
探せばいいんじゃないかって

明日
逢えないとしたら
まあ
それもいいかなって

どこかとおい
南の国で
ラ ....
早起きして電車に乗ったのである

振り替え輸送で大混雑だったのである

しびれるような女性と密着したのである

イヤーピースを落としたのである
        あなたと私の魂の頬ずりは
        凝り固まった二人の心を解かしていく

        それは氷が解けて板の上を流れていく
        そんな さらっとした風ではな ....
多摩丘陵に仁王立ち
学生ズボンを脱ぎ捨てる
ついでに
パンツを膝まで下ろしゃ
風に吹かれて
プーラ、プーラ揺れる
あぁたまプラ
東たまプラーザ高校
切り開いて見つけてほしい
こんなふうにあなたの実弾は留まりつづけるから

どれほど錆びついていたって、つめたいお腹のなかで、あなたの目に似た黒色の銃弾はまだ、死なないという容赦さで、さよならをい ....
久かたぶりに訪れた渋谷センター街
取り壊し中の建物とかあったりして何となく余所よそしさを覚える

平日の昼間ってこともあるのだろうけど

チーマー、ガングロな人びと
そして神話の国の神話な ....
いえない
瞬間の幾ばくもない
はじまりの景色をみている
あなたと
あなたの埋没したいちぶ

いつかの話をすると
やさしさと平行した姿がみえる

反映した
二度目のきせつに
いえな ....
何故かと問われれば、具体的な根拠がないので答えられないのだけれど、今日は雨が降る予定。
だから僕は、お気に入りの傘を持って意気揚々と出掛けていった。


しかし、どのくらい歩いても歩いても ....
何も持ってない私
ただの人
誰からも何も言われない
ただの人
呼吸している
ただの人

みんな、そう思えばただの人になれる。
考えも発言も行きたいところも自分次第。
なのに、人は大人 ....
雨の日に
傘を差して
公園まで行った

ブランコも
滑り台も
みんな
みんな
雨に濡れてた

誰もいない
公園は
とても
静かです

雨の音だけは
聞こえます
平和を
願いながら
少女は
鶴を折った

病にも
苦しみにも
負けずに

少女は
ひとつ
ひとつ
折鶴を作った

戦争のない
二度と
同じ悲劇を起こさないように
願い ....
あなたに
抱かれて
うれしかった

淋しかったから
いつも
あなたの
そばにいたかった

あなたの
身体に触れたのは
はじめてだった

はじめてのキス
そして
あたたかい ....
僕には
何もない
僕には
出来ない


手足だけ
埋められた気分


目の前で
黒円が
ツイストを踊る


どうしたんだろ


何も出来ない
何にもない僕
言葉は正しく
ついでに思想も清廉に
身支度も整えて
こうして
うそだらけの僕が一人
出来上がりました
すすけていじきたない
普段の僕は
きれいな繭に
おしこめちまおう
特大の飴玉を飲み込んでも死ねませんでした
熱いチョコレートをバケツで被っても溶けませんでした

「この甘い気分のまま死んでしまいたい」

とは
どうすればいいのかな
 ....
車椅子になった息子の為に
車椅子ごと 乗り降りできる
車を買った

ほとんど 即決でマツダのデミオに
なった

それまでは ずっと中古の
普通車だった

その車は まるで
あたし ....
 
 
休日の午後
自転車を走らせたら
荷台に乗せた息子が
妹って何、と
わたしに問うのだった

わたしは答えた
おかあさんが
まゆみちゃんの妹で
おとうさんの妹が
かおりちゃ ....
{引用=
紙上に佇む
痩せ細った枯れ木
磨り減ったペン先がつけた
掻き傷の隙間に
深く根を張るインクの滲み
どこに行くとも
なにを残すとも
示さぬままに
埋まってしまった行の終わりの ....
あたらしいかばんの中に
あたらしい男の子

あたらしい男の子の手で
あたらしいわたしになる

わたしの泉はあふれ出る
窓の向こうには雨が降る

あたらしい一日の手前で
あたらし ....
とんでもないウイルスが流行っちゃった
とにかくドバーッと急激に地球に降り注いだ
その速度たるや、なんかもうやばかった
人間だけが感染する、死亡率120%のウイルスだ
人々はバタバタ死んでいった ....
  不自然。
  風吹かず、散る、
  人格、人情、人間性。僕、僕、
  ぼくは散る。
  句読点。ぼくはオノマトペ、
  ぼくは感嘆符、感動詞、畢竟、雑音。
  プラスチック ....
{引用=ただそれだけのことなのに、
ただそれだけのことが、
ちっぽけなんだけど、
それがもうすべて。}
自分という分
それは世界の一部分
60億種類の自分があって世界がある
自分がない人なんていない

俺には自分がなかった
だからさんざんつけこまれてきた
誘惑されまくったし いじめられまく ....
確かに血脈を感じた
波打つ皮膚
怯えた気配
低い声
腫れあがる
崩された意図
育ちすぎた
新月
潰れる意識の最下層
腐蝕してゆく
銀色
受けた悪意を憎しみで返してはフモウだ、と
そう言われても、この手は随分前から汚れていたんだよ。

笑われたら怒って
陰湿なことにはそれを返すし、
周りのみんなと
同じように汚れていたんだよ ....
生きているだけ

それだけで良いと、あんたが言う

生きているだけの死体

それだけで良いと、あんたは


あんたは


そんなあたしで良いと、言うの?



ねえ
なんでもない一日なもので
なんでもないものを食べる

そうして気がつくと おれは
クレータ島のミーノータウロス

生き物であるから 腹は減るもの
出てきた人間を ながしこむ

7人の ....
馬鹿だから
もうあんまり覚えていない
それはとても大事なことなのに
それが無いと生きられないような
とても大事なことなのに…

ゼエゼエ
ハァハァ
あの時の呼吸音
シトシト
ペタペ ....
どれだけ考えても
どれだけ思い出そうとしても

必要な言葉が
口から音となって
意味を成した
文章で
出てくることは
ない。

私は
失った。言葉。
そして
それらを
つ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
話はなしよペポパンプ6*10/6/14 22:09
だいじなものuminek...3*10/6/14 21:35
糾える電車R.F.0*10/6/14 21:30
至上の食物鵜飼千代子8*10/6/14 20:53
東たまプラーザ高等学校校歌1番花形新次2*10/6/14 19:59
シーターわだち彩子010/6/14 19:47
渋谷センター街のひと恋月 ぴの22+*10/6/14 19:08
口ずさんだ歌を聴かせてかんな2*10/6/14 17:09
雨とかくれんぼ。敬語110/6/14 13:39
ただの人izumi010/6/14 13:13
だれもいない公園そよ風さん5*10/6/14 11:59
折鶴3*10/6/14 11:56
ぬくもり2*10/6/14 11:53
Nothing Man寒雪210/6/14 10:16
Decoration210/6/14 10:15
スウィート・ロンリーガール梨玖410/6/14 8:39
愛しのデミオ森の猫7*10/6/14 4:23
きょうだい小川 葉510/6/14 3:50
6月の海高梁サトル22*10/6/14 3:43
あたらしいかばんはるな410/6/14 2:16
神のコンペぽこぽこへッ...3*10/6/14 2:05
部屋草野春心010/6/14 1:34
世界がすばらしい理由ゆうと1*10/6/14 1:10
自分の分新守山ダダマ310/6/14 1:01
柘榴010/6/14 0:46
生きるカタチ山岸美香5*10/6/14 0:43
それだけでいのせんと110/6/14 0:34
うしの丼R.F.010/6/14 0:02
馬鹿だからOz310/6/13 22:45
言葉izumi110/6/13 22:39

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