批評が
非難されて
群衆が誹謗する
始まりは何ぞ
今や知る由なし
すべては自由なる表現 ....
寒い国が好きです
あたためる
言葉もない寒い国
寄せ合うことは許されている
しかたない
....
遊び疲れたのか
母親に持たれてねむる
少年を挟んで
父親と母親が
それぞれ、編み針を手に
....
晴れた港の
防波堤を歩いた
コンクリートのひび割れから
小さな花は灯る
テトラポットは
....
曲がるトンネルに奪われた視界
両手にぶら下げたビニール袋は
あたしの歩く距離を知らなくて
....
世界で一番
小さな空港からは
一番遠くまで飛ぶ
飛行機が出るという
帰りの便はない
行 ....
俺のなかの不燃物は絶えず悪臭を放ち
腐敗している
なんて下手くそな詩の冒頭だ
もっとましな ....
何となく気分が乗らないとき
音楽も文字も
救世主とはならなくて
いや
本当はわかってる
....
加筆訂正:- 祈り/kawa[18:48]
- 2019.1.7修正加筆
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