声にならぬ音を飲み込み
握りしめた手を
そっと解き 温めてくれる
一つの指先

万 ....
黒雲に覆われた空から
雷鳴降り注ぎ
驟雨の中を
啼き騒ぎながら飛ぶ鴉 
 
うららかに
 ....
七月の畑の
ナスの丸い実を
左手に切り落とす
紫の針が
指先を削ぐ

右足の爪先に
陽 ....
私の中から腐った臭いがする
香しいばかりの腐敗臭
私はどんどん腐っていく
シャワーを浴びても崩 ....
時間の中に
抜け道を作り
空っぽになりたくて
飛び出した

濁った瞳や
淀んだ思いが
 ....
わたしがおばあちゃんになるまで
あるだろうとなんとなく思ってた
レストランが
「閉店いたしまし ....
ヘンゼルとグレーテルよ
お家に帰ってはいけません
お前たちの薄情な父と母を
決して許してはいけ ....
○問題の根は不信感である
ここからさまざまな問題が
発生する

○どんな状況になっても
最 ....

君の無限のてのひらが
僕の手に絡まり有限になった
いつだって君の全ては無限だったのに
こう ....
ショパンのワルツOp.69-2

爪で顔をかいた

持っていたビンを落とした

押し黙っ ....
病室の窓から
見える風船
白い魂のように
動いて
誰かあれを
掴まえて来てよ
だって私の ....
昔、武士は短刀を
用を足すときに持ち込み
寝るときに枕元に置く
人を傷つけるためではなく
自 ....
小さなサイコロが
ころがっていく

平坦に見えた道に
傾斜がかかりはじめたから
なにもかも ....
2018年1月より
自称詩人と認定された人間は
皮下にGPSを埋め込まれ
24時間行動を監視さ ....
峠のコーナーをひとりバトルする

慣性の法則とドリフト

下駄箱から教室までの階段を上がる
 ....
このような別れが来ることを知っていても

ぼくらはこうなることを望んだのだろうか

果たして ....
炎天の空が連日続いてる
熱帯夜で寝苦しかった

約束は守れそうにないんだ
飼い猫に左の足を噛 ....
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2018年7月15日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冷たいから・・・藤鈴呼自由詩2*18-7-15 23:55
雨上がりLucy自由詩11*18-7-15 22:58
七月の畑オイタル自由詩618-7-15 21:31
腐っていく私無限上昇のカ...自由詩118-7-15 21:28
散歩ミナト 螢自由詩218-7-15 19:54
クローズド田中修子自由詩9*18-7-15 16:19
ヘンゼルとグレーテルよもとこ自由詩1218-7-15 16:06
独り言56集    ホカチャン自由詩1*18-7-15 15:51
手をつなぐ葉leaf自由詩218-7-15 15:41
ワルツOp.69-2ペペロ自由詩018-7-15 12:39
残酷な視界ミナト 螢自由詩018-7-15 11:28
短刀スマホイオン自由詩1*18-7-15 10:21
夏の入り口へそらの珊瑚自由詩2018-7-15 8:40
自称詩人の家を訪ねる花形新次自由詩118-7-15 8:24
まちがいペペロ自由詩018-7-15 7:50
運命自由詩018-7-15 7:06
晴天 雨天 曇天こたきひろし自由詩018-7-15 5:01
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