流れ星が 通り過ぎた 瞬間
僕は 君のことを 願ったよ
それは 誰も気づかなかった
突然の ....
谷中で会った 日曜日に友人と
歩いた 彼の街を
街の何も私は知らない 人の
どこへともなく ....
月曜日に来た人は とても穏やかな顔をして
私の頭を撫でてくれました
月曜日に来た人は 火曜日 ....
不安を掻き消した後の
かすり傷からは今もまだ
軽微な流血が続いている
舐めたりしない
子 ....
あいつとはいつもぶつかりあった
飲むといっそう意見をたたかわせた
お互いに一歩も引かなかった
....
築地の移転が
政治問題な訳ねえだろ!
マスコミと共産党が
調子に乗りやがって
結局何にも出な ....
何となく好きだった三角形のイヤリングを二つ下げた夜
何だか得をした気分になったことを今でも覚え ....
全か無かになる前に
全から少しだけ引いてみる
自分にはこれだけできるはずだ
という根拠のないプ ....
おもいでのまちをとおりすぎて
おもいでのまちにかえる
おもいではとうにうせてあきのそらがひろ ....
――雲が早い
と思えば雨か
秋らしい振舞に
朝からおまえと飲みたくなる
なすがまま
なされ ....
青空に広げた重機の股間が避けて
殴打される地殻
四散する生きものたち
コンクリ―トで覆っ ....
手にしていたのは
小さなひしゃく
星が消えた途方もない夜は
蛍を連れて
そしてたどり ....
目の前に見上げるような高い山がそびえている
あんな所まで登れるだろうか
と思っても
一歩一歩あ ....
土の付いた相撲取りは皮むき器で皮を剥き、お好みの長さに切り揃えます。
しばらく水にさらしてあくを抜 ....
神さまがいたらいい
いるのかな
いてほしいけど
いてくれるって思わないと
もう無理なところま ....
訳もなく許されたい
美しいものが見たい
やってくる朝と夜に
委ねられている未来
自分なんてものか ....
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