「もうすぐです。その日が、来るのかも知れない・・・・。」
(あと、5年です・・・・。)と言われ ....
心を
言葉に託すのだ・・・・。
限られた時間を
色濃くする為に・・・・。
た ....
もともと正しさなんてないとすれば
あなたも罰せられることはないね
はじまりも不明確なら
終 ....
掘る土の固さ
上下する肩の重さ
あてどなく進み滞っては流れる
水のように豊饒の鉱脈を望みつつ肉 ....
水が集まる
眠らない真夜中のドアに
水道の蛇口が少しゆるんでる
しずくを跳ねている
泣い ....
大体ネットに自称詩を
投稿する奴なんて
不幸せな欲求不満女👩か
変態ストーカー ....
共産主義者です
資本主義に対する
異義を唱えるのです
右翼的な罵り
ああ痛いよ
....
雪忘れ村の男は
余った皮を結んで
約束を誓う
約束を破った場合
破った方は
皮が切られ ....
鏡よ鏡
おぬしに聞きたいことがある
この世で一番美しいのは誰じゃ
それは愚問です姫様
....
やさしくなければにんげんじゃない
私は優しいだろうか
決して優しくは無いと
自己認識した瞬 ....
あなたがあのこにあげた
ほそいほそいやくそくは
ざんねん、ね
ねむってるうちに
みご ....
ひらり翻す スカートの裾は
真夏に蝉が鳴く焦げた匂いがします
身体に残る 幼い傷跡は
あど ....
古く錆びれたドアの前にはふたつの石が置いてある、ひとつの石にはわたしの名前、もうひとつの ....
西日の強い秋の日に
燃え落ちた赤ピーマンの残骸に目をやりながら
駅前のツタヤと惣菜屋へ向か ....
きらめく街に二重映しに
廃墟が黒々と微笑んでいる
何からの自由 何への自由
星が降る 壊れ ....
キッチンのテーブルで
言葉をこねくりまわしていると
いつしかガイコツになっている
ガイコツは書 ....
余った皮同士を結んでも
それは二人のつながりでしかないじゃないか❗
それに比べ ....
輝く
輝く
色のない空に色付ける透明な黄色
たがために輝くのではない
たがために ....
はじめ名刺は刃のように
私を私から切り離した
名刺の上には私の生首が乗っていて
所 ....
眠れないのかい?
そんな時はひつじを数えるといい
ひつじがいっぴき
ひつじがにひき
ひつじが ....
自転車に羽根つけて坂の多い街
2番目に高いビルで人間の真似事
寝酒も涎も吸った枕を抱く
ひつじがいっぴきもいなくなった
こまったしつじはこんせきをたどった
まだあたたかいねどこやら ....
家族の中にあって孤独を感じる魂が木の十字架のある教会に飛んでゆく。
縁も由もないこの教会に慰めを求 ....
ひつじのひるね
の
ねじまわせ
ののじにねじ
はずれると
あとには
ひひ と つる
の ....
僕が好きなのは
きっと 君ではなく
君の声
澄んだような
歪んだような
僕が好 ....
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